
妻が、梅雨が明けないかなあ、とぼやく。ネットのニュースでは、エルニーニョの影響で冷夏の予感という。そりゃそうだね、100年に一度の不景気と世の中が騒ぐのだから、100年に一度の気象変動があってもおかしくない。
そういえば、16年前に、梅雨が明けない年があった。1993年の冷夏だ。私はまだ40才だった。エアコンのないアパートでも、気持ち良く過ごせた夏だった。そして秋になると米の大凶作。この時、私は外食が中心の生活だった。たま〜にインスタントラーメンでね。
スーパーに行くと、米が段々と減っている。で、年が明けてからだろうか、よく行く飯屋さんのご飯が変わった。ご飯の中に、細いお米が混じっている。タイ米だ。とうとうタイ米を入れるようになったんですね、と店の主人に言った。ま、安い店だったから文句はないが。
日本人って、普段はあまりお米を食べないくせに、なくなると大騒ぎをするんですね。なけりゃ〜、ラーメンかうどんか蕎麦で我慢すればいいのに。で、たま〜にお米を食べればいい。
さて、秋の米が凶作とは決まったわけではないけど、私たちがすべきことは、ものを粗末にしない、ということですね。特に食べ物。ある自治体が家庭ゴミの調査をしたら、家庭ゴミの中に食品ゴミが多いと。腐りかけた食品のほか、半額シールが貼られた総菜パックが目立ったという。私も東京でひとり暮らしの時は、スーパーで半額シールパックをよく買った。で、結構食べ切れずに捨てていたんですね。反省。だから今の我が家では、できるだけ廃棄食品を出さないように。
今日は朝からいい天気。昼になると空が真っ暗になり、突然のどしゃぶり。家の前の道は、川のようになった。雷が激しくなる。陸も殿も、怖いのかな、窓際から離れてじっとしている。30分で、雨は止んだ。そして、何事もなかったように空は晴れてきた。とても涼しい。何なんだ、この天気。夏は、どこへいった。
Posted at 2009/08/01 13:31:46 |
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