熊本弁講座『ひまんいる』

毎度、あくしゃばりうち『ぜーたの熊本弁講座』です。(・∀・)

今回は『ひまんいる』を紹介します。



『ひまんいる』とは『暇が要る』、標準語に訳すと『時間がかかる』という意味です。

『肥満居る』で『太った人が居る』という意味ではありませんよ。( ^q^ )



例えば、順番待ちで並んでいて、トラブルで更に待たされる事になってしまいました。

そんな時にこんな感じで使います。

『こらまちっとひまんいるごたんねー。（これはもうちょっと時間がかかるみたいだねー。）』




今度は焼鳥を食べたくて、持ち帰り店で注文しようとしたら、先客が沢山いました。

そんな時には店の人がこう言います。

『先客のおんなさるけん、たいぎゃひまんいるばってんよかですかー？（先客がおられるので、とても時間がかかるけどいいですかー？）』



両親や祖父母が良く使っていたと思います。

自分も待っていてなかなか順番が来ない時に『えらいひまんいんねー。（とても時間がかかるねー。）』と呟いている気がします。

『ひまんかかる（暇がかかる）』とも言うかも知れません。



『肥後弁辞典』で調べてみると…。_φ(･_･



載ってました！＼(^o^)／

『ひまんかかる』も載ってますね♪(￣ー￣)ﾆﾔﾘ



お、『ひもしか（お腹が空いた）』がありますね。

ちなみに私はどちらかというと『ひだるか（同上）』派です。

あんまり『ひだるか、ひだるか』と言ってると『あん人はたいぎゃかつれとらすごたぁ。（あの人はとても飢えているみたい。）』と噂されてしまいますね。(^q^)

そんなコソコソ話が聞こえたらこう言い返しましょう。

『わっどみゃいたらんこっばっかさでいいよっとうたるっけんね？（呪文）』



話が逸れました。

以上、『ひまんいる』でした。m(_ _)m