2011年05月19日
http://www.jaguar.com/gb/en/#/xf/models/models/xfr
うーん・・・。コンセプトカーのC-XF時代の顔に近いような・・・。でも、あのコンセプトカーは全高が低く、だからこそ似合っていた顔だったと思うのですが。
個人的にはこのXF、先代のメルセデスEクラスのような流れるような丸目4灯のヘッドライトデザインが一番マッチする気がしてならず、前期型の微妙なひょうたん型ヘッドライトの方がまだよかった気がしてしまいます。この顔、オペル・インシグニアOPCみたいにも見えて、しかもXJとは何の関連性も見えず正直カッコいいと思えません。まぁ実物は全然印象が違って、とてもカッコいい可能性もありますけどね。
ジャガー、凄い変わりようです。
XJも、もはや跡形のない変わり様です。でも、XJはそもそも初代の登場時も、それまでのジャガーサルーン(マーク2とかマークテンとかです)からとんでもない逸脱をした車だったので、XJの伝統というか血統からはずれていないように感じます。なんせエクスペリメンタルジャガーですから。
まぁ、その変化がうまくジャガーの顧客になりうる人々に受けて、大成功をしたわけです。
さて、現XFと現XJはどうなんでしょう?
確かにドラスティックな変化をしたわけですが、その変化をジャガーの顧客になりうる人々が望んでいたのか、もしくはそれを全て捨て去り新たなユーザーを探し求める冒険に出ているのか・・・。日本よりも北米などの主要市場で答えが出るのでしょう。
ちなみに、XJもXFも乗ってみると、これが実に本来のジャガーらしく、骨太で、ドイツ車とは違う何ともイギリスのカントリーロードを8割ペースで走ったら楽しいだろうなぁ・・・と思わせる乗り味は健在です。全体的な雰囲気を気に入れば、商品価値としては抜群だと思います。XJの5.0スーパーチャージエンジンは特筆モノです。
ちなみに、地元のランドローバーDに何故か現行XJの左ハンドルがおいてあって、商談中と札が掛けられていたので売れるんだなぁ・・・と思ったら、いつのまにか札も取れて放置中。うーん・・・「ダリヒー」のジャガーって・・・なんかねぇ・・・。自慢するように「本国特別発注」ってコメントがありますが、あんた右ハンドルの国から右ハンドルの国に「ダリヒー」を特注するってどういう神経の会社なんだよ・・・と思いました。
いや・・・これ・・・会社じゃなくて、個人が発注してキャンセル食らったのか・・・。そういう不安定な顧客層に受けているとしたら、ニューXJは日本においては前途多難かもしれません。
Posted at 2011/05/19 11:51:38 | |
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