
最近のニュースで、約30年前にいじめ(というか集団リンチ殺人)で息子を殺害された親がずーっと繰り返し、主犯格を含めた少年たちに損害賠償請求をしているニュースを見ました。
当時の状況を全て知るわけではないので、無責任に彼らを攻め上げる資格はボクには無いのですが、それでも感じた違和感のようなものは「何故被害者が繰り返し訴訟を起こすのだ」という事です。
民事訴訟における損害賠償請求は10年が請求限度だそうで、判決が出た後10年以上相手が払わずにいると賠償請求の効力を失うんだそうです。なんだそれ・・・
そのために繰り返して訴訟を起こして勝訴して請求権を重ねて得るしか、被害者側に相手を攻める権利がない、というわけです。
おかしくないか?苦笑
まず、刑事罰下されたことで、一定の犯罪における責任は第三者が認め、且つ民事訴訟で一回でも最高裁が判決を下した時点で、民事においても被告人の責任は第三者が認めているわけです。
どっこい、払えない、払わない、途中で転職してばっくれた等の行為で払わずに済む方法があるようなのです。当然、そんな簡単に債務から逃げられるとは個人的には思えないので、相手が相当抵抗をしてありとあらゆる方法で「払わない」んだとは思いますが。
そもそも、効力が消えるってなんですかね。被害者が相応の経済的負担と心理的負担をして、繰り返し訴訟を起こさないと、相手は逃げ得なわけです。そんなん「相手が全然払う意思もなきゃ払ってないなら無期限延長です」で良いじゃない。
結局、これって日本の司法が甘い、、、のではなくて「性善説」をベースにした「きっと人間何時か話せばわかる」理論に基づいている部分があるからなんだと思うんです。
例えば、クルマにしてもそうです。
ある時期に保険の更新をしたときに、価値の無いクルマの車体保険を外したのですが、保険屋が「無保険車傷害保険はどうします」と聞いてきました。なんじゃそれ、と聞いたら相手が任意保険無い場合、自賠責でも無理な補償はこの保険で賄える…みたいな話をしてきまして。
その時まで、そんな発想は僕にはなくて、ただその時、走っている車の10分の1は任意保険に未加入で、さらに無車検(この場合、自賠責もない)が地域によっては100台に1台くらいいますよ、というのを始めて知りました。
つまり、こっちが普通に走っていても、相手が保険ない、または無車検で突っ込んできてケガをすると、保証されないんですよね。
当然、自腹で払え、と言ってもそんな奴らが払えるわけがない。そして払えたとしても払わないでバックレるんですね。
最悪なのは、例えばぶつかって、挙句相手または自分のクルマがすっ飛んで、全く関係ない第三者にぶつかり殺してしまった、とか、信号機倒した、なんて事も、相手が無車検無保険だとこっちに賠償請求が来る可能性さえあるそうです。
で、さらに言えば、無車検無保険の連中は運転が自暴自棄であったり、そもそも車の整備状態が悪くて事故を起こす率が非常に高いそうで、おいおい路上ロシアンルーレットかよ、と思えるレベルの話なわけです。
とりあえず、自分のクルマが物損しても怖いから車両までフルカバーで入っている人は基本的に問題は無い(ただネット保険は結構要注意で、意外なまでに細分化されていて、案外でなかったり、且つ人員が少ないので決済が増える度にくっそ遅い)のですが、最低限の任意保険にしていると恐ろしい事態に遭遇する可能性があるわけです。
相手が悪いけど。
日本の交通法は本当にお花畑なものがおおく、やはり性善説に基づいた「きっとみんな思いやり溢れる運転をしているし、気遣えば相手も優しい気持ちになるよ」みたいなルールなので、保険とかそういうのもお花畑なんですよね。
そもそも、自賠責で補填が出来ない時点でおかしいんです。
自爆した、水没した、改造して壊れた、サーキットで爆破した、、、こういうのは「勝手に入れ」と思うので、これらは「任意」で良いと思うのですが、路上で起こりうるトラブルの補償は絶対「強制」であるべきです。
そして、強制に従えない車は即座に排除すべきなんです。
だって、無車検無保険が人轢いたって、殺人じゃなくて業務上過失致死か、ただの運行上の過失致死で、挙句ほぼ100%賠償請求に答えませんからね。どう考えてもおかしいんです。
そんなひどい人はいないよ、なんてベースでもの考えているとおっかしな事になります。
車検ステッカーが変わったのは一応対策みたいですが、あんなん甘っちょろいですよね。。。NシステムとかETCを駆使して、無車検無保険の監視くらいやってくれよ、と思います。個人的にはそれが出来るならダサいけど、車検ステッカーデカくしても構わないと思っています。
結局、自分で自分を守るしかないわけですが、どうにもこうにもこの国は平和でそういう危機感を持っている割合って低めな気がしちゃいます。てか、なんでそこまでして自分が自分を守らなきゃならんのよ、とも思います。
そういえば、殺人や強盗を犯した人間が長期に渡り収容されると、ある一方は極度に反省し、また一方は長くいればいるほど「何でおれが悪かったんだ」とか「とっとと娑婆にでたい」とか言うんだそうです。前者が多数であって欲しいんですけど、その割合は果たしてどうなんだか、、、
とりあえず、雰囲気でやばいのは近づかない、不運があったとしても出来るだけ死なない車に乗る、、、しかないんですかねぇ。。。家から出られなくなりそうな世の中にならないと良いのですが。
Posted at 2026/07/12 23:44:42 | |
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