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2022年11月30日 イイね!

マツダCX-60に試乗

マツダCX-60に試乗責任持ってインプレッションいたします。仮にこの文章読んで信じて買って、うそだ!と言われないようにいたします。

そんな人いないと思うけど。うそだ!と思っても保証出来ないし、、、

というわけで、メディア並びに私のような素人各氏から評価の賛否が相次ぐマツダCX-60ですが、ボクの第一印象(座っただけ)は悪くなかったので、じゃぁ噂の動的質感はどうなんだ?という事で乗ってきました。

試乗車は1200kmほど走行してある3.3リッター直6Dターボ+MHV+8AT(トルコンレス自作AT)のプレミアムスポーツ?とか言うグレードでした。

自動調整位置システムはちとおせっかいだな、と思いつつ発進。なるほど確かにパワーパックはカツンコツンショックもゆさゆさ変動Gも感じられるもので、でもアウディやメルセデスの初物HVとかも、もっと酷かったのでこれは何とかなる問題だろうと予想します。

パフォーマンス自体は優秀で、メルセデスの400d系みたいな快感とまではいかないものの、踏めば即座に答えるビックトルクの浮遊感は十二分にパワフル。洗練性が加味されれば、ああ買ってよかった、と思える出来に感じます。余計に洗練性アップに期待がかかります。

乗り心地や操縦性ですが、まず乗り心地は一言でいうと「良くはない」。ただ、これってボルボではおなじみですが、新しいシャシの初年度は出来が酷い、みたいなもんにも感じます。ただ、ちょっと不安なのはボルボの場合、前後の足が同じ思想のもと煮詰め不足で取っ散らかっているのですが、CX-60はなんか違う思想というか、お互いの足の考え方が違う着地点にいるような気もして、年次改良でどこまで良くなるのかなぁという不安は正直感じました。これは暇な人用に後述しようと思います。

操舵感はマツダ独特のすっきりしたもので、ヤンキースタイルな片手運転は似合いません。勝手に真っすぐ走るわけでもなく、さりとて横にすっ飛ぶようなアルファロメオ風でもなく、無機質に平行移動するような一時期のアウディみたいでもない、ロードスターの心地よさをアーバンSUVにも持ち込みたかったんだろうなぁと思わせるもの。

感心したのは室内の質感は結構よくて、布や本物の木目の使用はなかなか効果的に使われていました。これで500から600万円という価格設定はライバル比お安めです。

決して「ああ、だって安いから仕方ないよ」という部分も非常に僅少なので、個人的な結論は「可能なら少なくとも1年、出来れば2年後くらいに再チェックして良ければ買いかも」というものでした。

もちろん、今買ってしまい、あとで年次改良部分をレトロフィットすることもできるかもしれません。とりあえず、マツダ応援団の方々にまずは買っていただき、きっと最後の6発であろう車を応援していただきたいです。

↓ここから下は暇人のみ閲覧してください

うーん、、、

乗り心地の判断が難しい、、、そう答えたのはフロントの味付けとリアの味付けがチグハグな気がしたからです。

さわやか系の操縦感を持つステアリングを切ると、少しの間をおいて素直に曲がり始め、前足もそれに伴いロールし、、、、と思うとリアが動かないような、しかし振動は拾い続けている、、、

端的に言えば前足は普通のアーバンSUVの模範的回答に思えるのですが、リアはそうじゃないような感じがします。

リアのマルチリンクサスにピロボールを使ったのは聞きましたが、使っているのはどうやらアームのサブフレーム側で、ハブリンクは普通のブッシュと聞きました。

これがどういう意図をしているのか、既に専門家諸氏が解説しているのでボクみたいな素人は引っ込みますが、そんな自分の勝手な推測をすると・・・

とりあえずこんな組成のFR系AWD車やSUVは聞いたことがありません。そもそもマツダのエンジンもそうで、ほぼほぼ2リッターで揃っている直4ディーゼルの排気量が2.2だったし、今回も3.3。8段ATはトルコンレスで自社開発で、そこにマイルドハイブリッドを突っ込む・・・

そんなD~Eセグメントの車、どこにもないです。

並べるだけだとX3みたいなもんなんですが、あちらオーソドックスで他とあまり差がない。CX-60は何だか普通な顔して中身が超エゴイスティックな設計です。

そこで思ったのは、マツダはパワーパックを特徴的にするだけでなくて、乗り味も特徴的にしたくて、挙句やりすぎたんじゃない?という事です。

個人的には素直にマルチリンクとかのコンベンショナルな組み合わせで、例えばOPにエアサスとか電子制御ダンパーを奢る、という事でよかったような気がします。

操舵性だけでもマツダっぽさは十分あるわけで、前足を後ろ足が追い越してくような感覚や、その弊害から来る乗り心地の悪化はデメリットになってしまうと思います。

ただ、このままの組成で、熟成が進むと前後の足の一体感も生まれつつ独特の味付けが完成する可能性もあるわけで、そうなると色々な意味でこの車は待ちダナ、という判断になります。

それにしても、この車、企画スタートは多分7~8年前だと思うのですが、その頃と今では全然状況も違うし想定外だし、そもそもディーゼルエンジンモデルが欧州で売ることができないとか、えらいビックリだと思います。PHEVモデルは途中参加な気もしますが、それにしてもよくマツダの規模でここまでやったなぁ・・・とビビります。

なんせ、共用やら棚上げやら継続利用ばかり目にする中で、こんな事しているのは珍しいことです。マツダはこれ以外にEVに汎用が効くFF新型シャシーまで開発するようなので、ただ吸収されるくらいなら挑戦する、という気合みたいなものを感じます。

賛否あるし、個人的にはデザインもやや肩ひじ張ったか?と思ってしまうのですが、でも応援はしたくなります。

当座個人的にはPHVモデルも試乗してみて、Eワゴンの後釜候補には入れておこうと思っています。
Posted at 2022/11/30 23:12:11 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2022年11月29日 イイね!

セレナ、フルモデルチェンジ?ビックマイナー?

果てなくつづく、想い出を。

Newセレナのキャッチコピー、ボクは「果てなくつづくシャシー熟成」に脳内変換しました。

なんせ、今回も引き続き2005年デビューのCプラットフォームの改良版を使っているわけで、おいおいフルモデルじゃないよそれ、と突っ込みたくなるのですが、キャッチコピー自ら果てなくつづく苦心を体現しているので、そっとしておいてあげたくなります。

しかし20年近く前の設計思想で出来上がった土台に、どうしてEパワーとかプロパイロットを突っ込めるのでしょう?むしろそこが不思議です。

乗り味については、古いシャシーだからダメと一概には言えませんが、ノアボクやステップワゴンがリアも独立懸架にしているわけで、セレナのリアサスがリジットのままというのは実効性は別にしても寂しい。

海外向け日産には新しい土台があるのかもしれませんが、例えば売り切れごめんのNewフェアレディもスカイライン400Rも使いまわしだし、ホント日産の開発資源の薄さが目に見えてしまうような。

そういえば、他が3ナンバーになったけどセレナだけエアロなしグレードは5ナンバーもあるようです。これは売りになるのか?

そういえば、レキシントンだからレキシコンだかレキシフューチャリングハタモトヒロシだか、乗り出し500万円の最上級グレードが出たそうで、これはエルグランドの顧客ゲットのためとも聞きました。ほんとかいな、、、シート調べたら合皮って書いてあるけど、、、合皮って、、、苦笑。

個人的印象。すっごいぶっちゃけて言えば、これもうノアボクの納期を逃し、ステップワゴンの半年納期も待てない、くそ!これしかないのか!と思う以外に購入理由が見当たらない・・・。

いや、、、セレナファンの人居たら申し訳ないのですが、、、いや、でもセレナって何だかんだ固定ファンがいるクルマだろうし、そういう人に向けてきちんとした誠意ある製品を出すべきだとボクは思うんです。

となると、これ誠意あるの?というと、、、精一杯かもしれないけど、誠意は、、、

本当のフルモデルチェンジって難しいんでしょうね。
Posted at 2022/11/29 22:55:26 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2022年11月28日 イイね!

CX-60の一部モデル出荷停止

止まっている試乗車に座ってエンジン掛けただけ、という状態で評価が止まっているマツダのCX-60ですが、2.5ガソリン等のモデルに出荷遅れが出るようです。

メディアの評価、初期ユーザーの評価が相当ばらけていて、実際問題乗ってみるとどうなんだろなぁ、と感じます。

デザインとか質感は個人の違いが多いのでアレですが、評価されている部分も多くあり、特に燃費は相当良いようです。高速巡航では20kmLを記録する場合もあるようで、これは2t弱+3.3リッター6気筒ディーゼルのSUVとしては凄いです。

評価されてない部分は、パワーパックの動的質感や乗り心地が主に見当たりますが、熟成で何とかなるんじゃない?という楽観的視点(ボルボのスケーラブルアーキティクチャーも最初はド酷かったが、今は大変良い)と、ちょっと特殊なリアサス構造からずーっと根本的問題を引きずるのでは?という悲観視的視点の二つを考えてしまいます。

そういう事も踏まえたうえで、メーカー自身も「ここは解決するべきことがある」という事での延期のようですが、二か月ほどの延期でどうするのか、そこも興味深いです。

味付けの深みを増す程度でいい方向を向く場合、今既に納車されたユーザーにも後天的改良が施せそうです。ただ、小手先の改良ではどうにもならず、極端な話リアをサブフレームごと作り変えるような大変更(ジャガーS-typeの前期と中期の差くらいデカい変更)だと初期ユーザーの個体はどうにもならん事になります。

3.3リッターという理由が低燃費を実現するためであったり、リアサスの一部ピロボール使用は乗り味(乗り心地?)の純化のため、というどこのメーカーも目指している事を全然違うベクトル始点から発信したCX-60ですが、さてどうなるのか。

個人的にはやっぱ顔がもうちっと地味な方が良いなぁ、とか思うのですが、それはさておき大きな筒の中で微細燃料を燃やして燃費向上を図る、という実に逆ベクトルな発想は好きなので、頑張ってほしいです。

そして、いつものマツダファンの無茶ぶり要求、REエンジンがついに出る出る脅迫がここ最近のニュースで目につきました。

相変わらずマツダファンはマツダを倒産に追い込みたいのでしょうか???笑

REで発電するPHV、のようですが、本当にREなんぞ出すんかい????と未だ懐疑的な自分。ただ。ホントにFR+6発を出したわけで、もしかしたらやるのかもしれません。

しかしなぁ、思い出すのは、、、SAABです。

この会社、日産が実用化する遥か前に可変圧縮比だ可変排気量だ、謎の3気筒の加給で6気筒加給するV6エンジンとか、FFだけどニュートラスステアに持っていくトー変化リアサス(ニシボリックサスに似て非なるもの?)などなど、明らかに他のメーカーがやらんことを見つけてやってみた挙句に無くなるというさみしい終わり方をしました。

正直、SAABってブランドが消滅するとは思っていなかったので、マツダだってどうなるか分かりません。

向いているベクトルは同じでも、あまりにも発信地点が特殊であったり、敢えてとんでもない場所から設定すると、結構会社の経営は厳しいものがあります。

SAABのように無くならないで、ぜひとも他のメーカーとは違う位置からのスマッシュヒットが出るよう、マツダには頑張ってほしいですね。
Posted at 2022/11/28 23:34:02 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2022年11月27日 イイね!

メガワット電池搭載のトラックが出来たらしい

ボルボなどの一部トラックメーカーが1000kwhの容量を持つ電池を搭載した大型トラックを開発したようです。航続距離は状況により700kmから500km程度とのこと。

デカい電池でいうと、身近なところだとテスラのモデルSなんかにP100なんて表記がありますが、あれは確か100kwhの電池積んでるよ、みたいな意味だった気がします。だとすると、そのトラック、一番容量があるテスラモデルSの10台分・・・

メルセデスベンツS600バイターボで換算すれば、120気筒6万cc6千馬力みたいな感じ?

まぁそれはさておき、そのトラック、電池だけで5tを超える重量になり、補器類含めて多少長くなり、充電は普通充電で22時間、超高速充電でも4~5時間掛かるそうです。

これが実用的なのか、僕はトラックの運転手はしたことがないので分かりませんが、ヨーロッパ大陸の超長距離便には不向きな気がしますが・・・どうなんでしょう?もしかすると、そういう用途は考えてないのかもしれませんね。

ちなみに、このトラックが積む電池は、ニッケルコバルトマンガン電池だそうで、どれも確保が難しい材料に思えます。今の需要に対しての供給は問題ないとしても、この先生産量が増えた場合に一気に枯渇したり奪い合いになると、ペイするのか、、、

なんてことをずーっとEVに思っていましたが、最近やっとこさ感じたのは、日本だけじゃなくて欧州の企業も5年10年スパンなんて考えられなくなって1年後の株価しか頭にないからこんな戦略立て始めたのか?という事です。

正直なところ、具体的解決先に思えないモビリティに対する提案があまりに最近多く見受けられるので、個人的な結論は「全部基本超短期的利益の目論見書」でしかないというものにたどり着きました。

そうでない事を願っていますし、地球環境がいい方向に行けばいいのですが、そんなにたくさんニッケルもコバルトもマンガンも溢れてましたっけね、、、
Posted at 2022/11/27 23:01:25 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2022年11月24日 イイね!

無理に買う事もない気がしてくる

ここ最近、新車を買うのに一年待ちとか二年待ち、という言葉をよく聞くようになりました。

当初、ボクの身の回りにはレクサスNXで二年待ち、ランクルで四年待ち、とかそんな感じの人たちがいっぱいいましたが、ポツポツ止め始めました。

理由は、そんな待ってられないし、とか、そこまで待って乗るべき車か解らない、と人それぞれです。

ただ、冷静なって考えてみると、例えば意地でもレクサスNXに乗らなきゃならないでしょうか?この車が仮にフルEVになったとしても別に魅力は減らない気がするし、そう考えると最後の内燃機関だから!という理由はないし、そもそも二年後の自分がどうなっていてどう考えているのかも解らないのでは?と思ってしまいます。

そのまま手を上げ続けている人は、まだ車検があるしいいや、とか、とりあえずまぁそのままにしておいた、という感じです。無理に!感が少ない人ほど残っています。

半面、無理にでも!というケースで踏ん張っている方々はポルシェのマニュアルNA系とか、もう絶対に新車で無くなる!という系統。こればかりはボクもそうです、新車で自分の好みの組み合わせでどうしても欲しい場合は、仮に来なかったにしても発注しておきたくなる現状はあると思います。ユーロ7・7dが発令する2025年くらいになると確実にアウトそうだし、そりゃー何とかしたくなる。

ただ、ほぼ同じ組み合わせしか来ない系は別に落ち着いてから中古でいいや、とも思えます。

これまでの新車販売の現場では、価値が残っているうちに今の車を売って乗り換えましょう、とかそんなウソばっかりセールストークされてましたが、冷静に考えれば、納期がナンボ伸びようがやり方って言葉が変わっただけで何も変わってないんですよね。

よーく考えると乗り切って使いつぶすのが一番経済的なんですが、、、結局「乗せられて」買ってしまうんです。

今の現状は、前以上にそういう冷静さを失わせる環境なわけで、今一度冷静さをもって今後数年のカーライフの計画を立てたほうがいいんでしょうね。

というわけで、限度額まで目いっぱいに借りて430スクーデリアと599とF12買っておきましょうか。
Posted at 2022/11/24 22:05:32 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

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