この記事は、
独アウディ、新型RS6アバントを発表について書いています。
まぁ主観ですが、インパクトの強さは初代が一番だったと思います。二代目の爆発的なパワーにも驚きました。580馬力は気がくるってるだろう、と、笑。それに比べると、現段階では三代目はこれといった驚きはありません。0-100kmhが4秒切っていても、先発しているM5やE63だって似たようなもんです。M5なんぞはこれにすぐ対応して600馬力くらいのM5CSLとか出してくるに違いない・・・。
とはいっても動的質感含め、車が素晴らしいことは間違いないでしょう。
初代RS6よりも排気量を落としてパワーは110馬力増しな上に燃費は倍で良いとか、もう欠点なしの状態です。出る前から想像が付く、出来の良さ。
逆を言えば、想像が付くのがつまらないのか。S6と同じエンジンで、パワーが上がっただけに思える基本組成からして、RS独特のスペシャル感が薄いです。例えば、S5とRS5では一見すれば同じV8のNAですが、エアインダクションはシングルからダブルになっていて、パッと見からして別物というスペシャルなものです。それこそRSだと思っていたわけなので、今度のRS6はまぁ・・・想定内に収まるものです。ちなみに、エンジンは見た目ほぼS6と同じです。数値を見てもS8やコンチネンタルGTV8に近いですから、それこそ「あ、そのまま移してきた?」と思ってしまいます。
そういえば、シングルフレームが何故か二分割されました。下のグリル内にはクアトロ!と大書きしてあります。これはちょっと恥ずかしいな・・・自分には子供っぽく見えます。
VW含め、なんだかカキカキしたデザインが増えてきた感じのするアウディですが、この先どうなるんでしょう?トップに位置するRS6がこれですからねぇ・・・耽美的とか、アンダーステートメントであったりとか、そういうアウディらしさはほぼ消滅したように思えます。かといって、初代RS6などが持っていた「隠し持つ狂気」みたいな雰囲気も無い。
車としての完成度は上がったと思うけど、アウディという固有の魅力がやや薄まったような・・・。
S7の方が個人的には好きです。自分の思うアウディらしさはS7の方が濃い気がするんですね。美しさと速さが快適に同居するS7は、実にアウディらしいウィットに富んだ車です。
とはいえ、次を考えるとか滅相も無いくらい、S5は良い車なので、どのみちRS6が出ようが関係のない話です。
そういえば、ダンロップからウィンタータイヤのピレリに履き替えましたが、乗り心地が圧倒的にピレリに方が良い。プロファイルやタイヤの性能の違いを差し引いても、ダンロップはダメですね。スポーツマックスGTはあんまりお勧めできないタイヤです。
結局最後は自分のクルマのこと書いているくらいですから、まぁS5への愛は深いままです、笑。
Posted at 2012/12/07 03:33:14 | |
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