2013年09月04日
Salyuが歌う「新しいYES」をバックに、爽やかなイメージというか、ロハスな感じというか、何ともハイブリットらしいCMと共に売り出したSAIですが、この度マイナーチェンジしました。
http://toyota.jp/sai/?adid=175_from.yahoo.lis.cat.1.kw.1.130830to131031&padid=175_from.yahoo.lis.cat.1.kw.1.130830to131031&wapr=5226a4a4
赤いハイブリット、そして真木ようこ。見た目の変化については「世代を超えてカッコいいと・・・」という公式プレス発表にある通り、若年層にも受けてほしいという狙いがあるように思えます。個人的にはホイールハウスが小さく、全高に対してタイヤが縦に三つは入りそうなディメンションからして、最後の「トヨタ・ビスタ」にも通じる「生まれながらのウェルキャブセダン」系だと思うのですが・・・まるでマークXの改良案のボツ案を持ってきたのでは?と思わせる前後X型のLEDランプの配置は過激なことは間違いないです。
ちなみに、SAIと姉妹車であるレクサスHSはちょっと前にスピンドルグリル化しており、お化粧直しはすでに済んでいます。ちなみに、SAIは最初から国内専用モデルですが、HS250hはアメリカで販売をしてました。
しかし、MCを境に販売を終了。理由はES300h(ウィンダム)が発売になったから、だそうですが、本質的には全然売れなかったためのモデル撤退のようです。
日本ではプログレ等の需要の受け皿として意義があるモデルに思えますが、海外では難しかったんでしょうね。
さて、HS250hに並んでSAIもモディファイされたわけで、果たして狙い通り若年層にウケが広がるのか。
んー、320万円台というスタート価格はさておき、そもそものキャラクターが「おっとり系」なので、顔とお尻を替えてもどっちつかずになるだけじゃないですかね?むしろ、HSがスピンドルグリル化してスポーティな雰囲気も出たわけで、SAIはさらにおじいさん化しても良かったんじゃないかな?と思えます。
ぶっちゃけ、真木ようこ、似合ってないよ・・・苦笑。真木ようこの長い足と、小さいホイールハウスが変な対比になってるよ・・・。
もっと高年齢層に受けるような、運転支援装置などの強化を図り、乗りやすさや乗り心地のさらなるソフト化をして、うちは全年齢に優しい車造りを勧めていますよ、と謳った方が良かった気がします。どの道、トヨタのSAI改変で狙った層は400万円前後の資金を前提にBMW3シリーズを中心に輸入車で考えているでしょうから、SAIがどう転んでも見向きもしないはずです。
淡いグリーン系の色に、ソフトなシート、イメージは八千草薫を助手席に、息子が運転する・・・
何でもかんでもスポーティな方向性ばかりですが、そういう車が一台あってもいいのになぁ・・・売れないのかなぁ・・・
Posted at 2013/09/04 12:23:37 | |
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