
こんな形の車はあんまりないので、独特だし出てくれればいいんじゃないかと思うのですが、本当に出るのかなぁ・・・。
そもそも、NSXは一度途切れて久しいし、このコンセプトも06年辺りには既に見た目がこんな風にして出て来ているので新鮮味もないです。価格は1200万円前後を勝手に想定していますが、これは日産GT-Rよりも高くポルシェ911より少し安い(現実価格として)感じになります。パフォーマンスはGT-Rほど速くなく、911の通常モデルよりは速い、ちょうど間くらいの感じになる気がします。
ただ、こういう車に関して言えば、絶対パフォーマンスはさておき、動的質感と内装含めたプレステージ性が求められるのは必須条件です。
今回クラウンHVを買う前に、レジェンドも候補で数台見ましたが、どれもこれも内装材がお疲れでした。タンパク質塗装を使ったスイッチ類は確かに風合い良いけど、B7時代のアウディA4と一緒で耐久力がないので、無残な姿になることが多いです。レザーも伸びたり皺だらけになっていたけど、これは単純にレザーの質が良くないと見ます。こういう部分の工夫は、国産で言えばトヨタは上手だし、欧米メーカーも上手です。
だから、高級車作りがホンダは未だ得手に思われないのでしょうか。
そういう視点から考えても、このNSXが尻切れトンボになりそうな予感がしてなりません。それ以前に、出すのか出さないのか。NSXに搭載予定のスーパーハンドリングハイブリッドオールホイールドライブ?だかも、既に本来ならアメリカのアキュラブランドでRL(レジェンド)に搭載されているはずですが、未だその発表もありません。FFモデルのRLXでお茶濁し中ですが、これもあんまり売れてないみたいです。
新型フィットが好調なように、コンパクト以下では頑張っているホンダですが、ミドルクラス以上はなかなか国内ではうまく行きません。北米でさえ、アコードの台数があやふやになりつつある今、相当に頑張らないといかん状態です。
NSXが頂点に君臨して、それに引っ張られて他のミドルクラスも品質が上がればいいのですが。どうなることやら。
Posted at 2013/11/26 14:24:33 | |
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