
主人公格の桑原が乗っているのはBMWの740iです。
もう一人の主人公格である二宮が乗っているのが83年のコロナ(ボロボロ)なので、時代を合わせるとE32かE38の740iになる気がします。ちなみに、映画はE65前期の745iでした。左ハンドルでシルバーというのは原作と一致しているので、多分合わせたんだと思います。
なんでヤクザなのに7シリーズなのかなぁと思ったのですが、桑原の趣味はこってこてのパンチパーマにダブルのスーツで金のネックレスにセカンドバックってわけじゃなさそうなので、多分ベンツよりオシャレに思って7シリーズにしたのかもしれません。
原作の疫病神では、屋根を打たれて穴が開いて、ローンあと600万円あるんやで、と桑原が激怒するところからキャッシュ一発で買えるほどのヤクザではないようです。そんなところからも人間臭さがあります。
まぁ、リアルワールドにそんな人いませんけどね・・・。もっと普通に怖いし面倒です。
そういえば、遥か昔に知り合いがクルマを燃やされた事がありました。その色のその車はその地方では知り合いとホンモノしか乗っていなくて、勘違いされて燃やされたんだそうです。
大事になる前に謝罪に現れ、しばらくこれで我慢してくださいと560SELを置いて行かれて数か月後に6気筒から12気筒になって新しい車が納車されたそうです。
助手席に絹で包まれた長方形の置物が置いてあり、あーこれはいかんとばかりに料亭で一席設けて返したそうですが、先方はいたく感動?してしばらくやんごとない付き合いが生まれたそうです。知り合いはカタギです。
まぁ・・・ある意味良い時代だったんでしょう。
しかしなぁ・・・燃やした車の処理やら新しい車の代金て・・・燃やした本人の行方とか・・・てかなんで燃やされた・・・
というようなあんまり知りたくない部分は映画では出てこない・・・というか全然燃やした話よりも娯楽として楽しめるのでぜひご覧ください。
Posted at 2017/01/30 15:11:48 | |
トラックバック(0) | 日記