2020年10月24日
みんカラお友達の投稿を見て、ふと思い出したのです。
思えば、免許取って車を買って以来、しばらくは洗車機が「傷つけモンスター」にしか見えませんでした。
あんな汚い車洗った後のブラシで叩かれたら確実にボディは細かい傷だらけになり、自慢の愛車のボディラインは台無しになる・・・そう思って、あれに平気で突っ込んでいるオーナーには侮蔑のまなざしを送っていました。
自分はというと、粘土やら液体コンパウンドやら、とにかく洗車Andきれいにするグッズは片っ端から試し、丸いカンカンワックスなどは何種類買ったのか忘れるほど。カルナバ蝋は硬化したらコンクリートより硬いのか!とか、嘘か本当かそんな予備知識だけが溜まっていき、かといって特段車が奇麗になる事はありませんでした。
というのも、道具が素人向けばかりを買っていて、結局ポリッシャーの本格的なのを買うのは随分後になってからで、しかもそれにしたってバフの種類をプロほど集められるわけでないし、彼らみたいにホイホイと捨てては次とばかりに戦力投入出来るわけでもない。
まぁ・・・やる人もいますが、ボクの場合は車で遠くに行くことが趣味なので、そこまでやる時間があるならどこかに行ってしまうんです。かといって汚い車は嫌い。
そんな段階に差し掛かったころにはプロに出すようになり、なるほど一定以上のきれいさが実現されることに満足を覚えました。
ただ、プロのコーティング屋さんとはいえ、千差万別で、塗るのが上手い人や磨くのが上手いひと、そうでもない人、設備と薬剤がぶっちぎっていい人、色々いるんですね。結局、どこかが欠けていたり、意外にアラがあったり(あれ?車好きじゃないのかな?って思うことはよくありました)、コーティング屋さん選びにも疲れ始めます。
そんなときにやって来たのは、クラウン。
洗車機に突っ込むべき見本の形とサイズなのか、とにかく洗車機に入れやすいし、試しに入れたら結構きれいになる。おお、これで良いじゃないか。
色々調べていくと、もはや汚いブラシを叩きつける無粋なモンスター洗車機はとうに無くなっていて、ブラシレス含めて塗装に傷つける類のものは基本的に21世紀も進んだら無くなっていたのです。
現状の洗車機の基本線は「傷つけるくらいなら、汚れ落とさない方が良い」という事なようで、音の割には実はソフトタッチで、ブラシ自体もたたきつけるというよりも流れて行って、やがてブラシ自体が削れてなくなる方式なんだそうで。
なるほどね、いつの間にか君も大人になっていたんだ・・・とか上から目線の感慨深さを胸に、クラウンは「二週間に一回水洗いモード、撥水モードを一回しれたら、二回は水洗いモード」というルーティンを構築、ある程度はずっとキレイ、という実にクラウンらしい(?)ボディの輝きを維持することが出来ました。
その内に、今の磨き屋さんを発見し、趣味車を片っ端からお願いし、足にしてたBMWもお願いしたわけですが、やはりこのレベルの磨き屋さんとなると洗車機やら自力を遥かに超えたところに持って行ってくれる。
今の趣味車なんかは、OPカラーで手吹きという実に磨くのは嫌になるタイプの塗装でしたが、見事に良い肌面にしてくれました。さすがにこれは洗車機は無理、というか洗車機もそういう車まではターゲットにしてないから入れちゃいけない。
多分ですが、国産車は洗車機対応している感じがしますが、輸入車は日本の洗車機にやや不得意なパッキン構造だったりウェザーストリップだったりする気がします。リアワイパーなんかが引っかかってもげたり、大体は輸入車でのトラブルな気がします。
とはいえ、もはやモンスター洗車機が無い今、彼らを有効活用するのはライフスタイルによっては良い気がします。神経質な自分はやるとなると綿棒やら爪楊枝やら持ってきて、その先に脱脂綿とかちぎって着けて何とか細かいところ落とすぞ・・・とかずーっとやり続けて後悔するタイプなので、年間3万キロ乗る足車で自力洗車していると多分死ぬので今は使い分けています。
というわけで、来週アシ車がやってきます。ああ・・・来る前から飽きてる。
Posted at 2020/10/24 13:25:41 | |
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