2020年12月04日
https://carsmeet.jp/2020/11/13/171351/?all
その国に必要なものが作られ、改良が続けられ、ドイツ車の場合はそれが世界各国で受けた、という事なんですよね。
適度なサイズにしっかりとした骨格。その土台の上に品質の高いボディや内装。安全性や最新のテクノロジーの反映などなど、確かにドイツ車が売れる理由はありますね。彼らは輸出して儲ける事をするべき国家規模とか内容というのもあったとは思います。
日本などは自動車が売れ始めてずっと、内需の拡大だけでメーカーが成立し、輸出で儲かり始めた頃でさえも内需でいけたので、国内専用車とセルシオのような外国で稼ぐ車と二分化したわけです。
ドイツ車が良かったのは、二分化することなく世界で売れたので、効率が良いですね。アメリカ車なんかも日本車とある意味同じで、内需だけで行けたのがドイツ車に食われて、さてさてそれじゃぁと適当な二分化をしたり、キャデラックみたいに片っ端からヨーロッパ風にしたり、右往左往して今に至ります。しんどい。
日本にしても、これまで通りに人口も経済も何もかも右肩上がりであれば同様の車づくりで良いと思うのですが、現状を考えるとそれは難しいわけで、昨今のトヨタの車創りの変化はそこがデカいと思います。
クラウンにしても、多分名前がなくなるとか、そういう事よりも、国内を見据えた車創りを急変させないといけない、という危機感の表れなんだと私は思います。
なので、SUVになって現れるとか、ミライと合流とか、色々な話以前に、多分ですが世界でも売れるクルマを全てのラインナップに適用させる方向で色々と整理を始めているのでしょう。
まぁそこいくと、日産の方が先にやっちゃったというか、むしろ日本市場の扱いがボロカス状態にしてでも世界販売優先しましたね。どっこい、インセンティブ任せAndレンタカー任せな安売りをしていただけ・・・という悲しい話。
いずれにせよ、とんでもない変革を無理矢理にでも推し進めてきたコロナの影響は、恐ろしいスピードで社会構造や企業体質を変えています。
果たして、人間が付いて行けるのか・・・まるで社会構造が先に走って行ってしまっているような実感がありますが、ボクなんかみたいにエンジンに未だにこだわるとか、もうついていけてない証拠ですから、どこかで変えなきゃいけないでしょうねぇ。
大変だ。
Posted at 2020/12/04 15:42:24 | |
トラックバック(0) | 日記