
近しい人から、もう車乗らないからあげる、と言われてもらったのは2006年式のトヨタセルシオeRです。
マークレビンソンが付いてない以外は全部装備がくっ付いている、程度良好な個体なのでもらう事にしました。
とはいえ、整備記録を見るとこれと言って重整備をした記録もないので、乗りっぱなしは怖いなぁとトヨタに入れて足回り全交換、油脂類全交換、エンジンマウント交換、劣化しているストリップ類の交換などを行いました。ザックリ50万円くらいの整備でしょうか。
それだけやっても正規店で50万円で収まるんだから、車格を考えるとバーゲンセールみたいな車です。LS460は倍近いコストになる気がします。
さて、そんなセルシオですがユーロ仕様の足回りをきちんと新品で仕上げてアライメントまで取ったので、想定より割と固めのスポーティなものになりました。そして、いい塩梅というか、実に快適。ややスローなステアリングは245幅のタイヤのせいか、ちょっと重めで安心感があるし、何につけ不足がないのです。
ただ、ハンドルのウッド部分がひび割れて、これは新品で20万円を超えるという事で、そこら辺に転がっていた新品のレザー仕様をとりあえずくっつけて、木目のほうはレストアに出す予定です。
まぁ、必要かと言われると他にも乗る車があるのでイラナイっちゃいらないんですが、でも乗ってみるとこれが今更ながら良い車で、街中のノーマルから逸脱した残念な乗り味になっているであろうものには当然関心が湧きませんが、良質なフルノーマルのセルシオは今の状況でも十分以上に通用するのに感動します。これ、W220やE38の時代に活躍したLクラスセダンなわけで、そもそも他はほぼ死んでますもんね・・・動くだけでも凄いってのに・・・。
というわけで、ボクの畑は相変わらず新しいのと古いのが混在し、しかも一人でどうやって乗るねん、って台数になってしまっていますが、まぁでも乗っていていいなって思えるものが今後無くなると思えば、一時期そんな時があってもいいじゃんか、と思っています。
さてさて、怖いのは税金ですねぇ・・・もう一台買おうなんて、ただの自爆行為にしか思えなくなってきました、笑。
Posted at 2021/10/02 17:22:47 | |
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