2022年03月29日
もう10年以上前に、ただでも良いよ、とアルファロメオ166がやってきそうになったことがありました。
おお、、、アルファロメオ166、、、166、、、垂れ目のあれか。
それより昔に先輩が20万円でアルファロメオの164をどっからともなく持ってきて、どうだ!良いだろ!と某町x街道をバウンジングさせる速度で爆走したのを思い出しました。
タダなら、いいかも。あのV6の音は良かったし、なんか良く分からないけど曲った記憶がある(それはただ交差点を曲がっただけかもしれない)。あれより新しいわけで、きっと信頼できる・・・
期待値高まる中、現れたレッドメタリックのそれは、なんか疲れたなぁ・・・という雰囲気を醸し出している個体でした。垂れ目のせいか?
いや、エンジン音が妙だし、そもそも内外装がやれていて、特に内装は「触れるところ全てがべどついている」という我慢ならぬ状態でした。
それでもあの宝石?のようなV6を味わえるなら、と座ってアクセルひと踏みすると「ばばば、、ばららばらら・・・」
明らかに6気筒じゃない、一発は確実に死んでいる音でした。警告灯も付きまくり、挙句ナビがダウンしていました。小さい画面のナビ、これが死ぬと何故かエアコンも使えなくなっていました。、、、そんな気がする、、、記憶上。
え?このオーナー、何でこれで生活出来たの?新車から乗りっぱなしにして、そーろそろだめだ、と新車のドイツ車に買えたらしいんですが、それにしても凄い最後を迎えてました。アルファロメオってみんな大事に乗るもんでしょ、と勝手な固定概念を見事にぶち壊した個体でした。
というわけで、ただで166に乗るチャンスはたった数分で諦めたわけですが、今思うとあの顔は凄くいいなぁ・・・と思ったりします。何故だろうか。
そういえば、あの後後期型の166に乗る事はありましたが、TIとかいうハードサス仕様だったせいか、そもそも4ATのせいなのか、なんかパッとしないなぁというイメージが残っています。少数入った6速マニュアルなら話は別かも知れませんが、もはやあの古いV6エンジンのドライバビリティが21世紀目前の車体設計には付いていけないパフォーマンスだったのかも知れません。
でも、音は良いし、何かそそられるなぁ・・・一昨日たまたま街中で遭遇して、ふと思い出した次第です。
Posted at 2022/03/29 23:18:14 | |
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