2022年08月14日
ランボルギーニの凄いのはみんな12気筒で、しかもずーっと同じ12気筒を今の今まで使っているんだろう、そう思っていたのですが、たまたま見たこの動画でアヴェンタドールは50年ぶりの新型12気筒、という文字を見付けて「マジか!赤っ恥だ!」と思った次第です。
てっきり、クンタッシュ(って英語だと言っているように思える、カウンタックで良いと思うけど)辺りの、動画とかで聞く限りフェラーリみたいな甲高さを微塵も感じない、何となくボソついた音のあれがアヴェンタドールにも積んであるんだろうと思っていました。
ただ、その割にはアヴェンタドールは妙に甲高いというか、あの12気筒もアウディが改良するとああなるのかなぁと不思議には思っていたのですが、あんまり関心が向かないブランドなので放置でした。
だって、運転しずらいんだもん・・・。
あれは随分前の事ですが、アウディR8運転した後にガヤルドを運転するチャンスがあり、ラッキー楽勝あんなのR8でしょ?と思って座ったら全然視界がR8よりダメで、とても血縁関係があるように思えませんでした。スイッチと鍵は同じですが。
ウラカンにしても何にしてもランボルギーニには不得意意識が強くて、なんかそそられないというか・・・
だって、アヴェンタドールにしたって、凄い形のクルマで凄い音がして、中に座っても凄いから、もうそれでいいじゃん的なクルマだと思っていたわけです。速いとか遅いとか曲がる曲らない関係ないでしょ、あなた、みたいな。
ところが、この動画を見ると、妙にウェルハンドリング風でうそだ?そんなはずない、と思ったのです。
ガヤルドとかウラカンは何かアウディだし凄い良いのは解るんですが、アヴェンタドールはむしろ曲がらない走らないただの化け物級猛牛で居て欲しいというよくわからない願望があったのも確かです。
それがウェルハンドリングだなんて・・・
乗ってみたくなるじゃないか・・・
でも、でもですよ、幅が優に2Mを超えて、とんでもないデザインのドアミラーはもっと飛び出ていて、都内の白金から六本木に抜けていく道みたいな変な道でぶっけそうだし、やっぱり改めて乗ってみても「凄い運転しずらくて怖かった」という感想で終わる気がします。
そこ行くと、不思議な形しているくせにマクラーレンは慣れちゃうと凄く楽で、これ足にできるな・・・と思ったのです。ただ、多分決定的に違うのは、ものすごい悪く言えばマクラーレンは足にできるレースカーなので、乗用域で普通に動くのは余裕なんですが、別に面白くないんです。
多分、アヴェンタドールは良くも悪くもガチャつくし、お得意の12気筒サウンドが乗用域においても「凄い、俺今凄いの動かしている」感があるのでは?と思います。マクラーレンを街中で動かすのは、行ってみればF-35戦闘機でタキシングしている感じな気がします、出来るけど別に飛んでないし面白くないよ、みたいな。
そういう意味では、ある種の層に対する超絶な人気をフェラーリ以上にゲット出来ている理由も納得できます。
いや、でもほんと、ランボルギーニってなんかこう間口が狭いなぁって思っちゃいます。
うーん、一回試乗でも行ってみようかな、、、、門前払いくらいそうですが、笑
Posted at 2022/08/14 00:19:55 | |
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