2022年12月12日
2015年製造のE350ブルーテックワゴン、ふと最近乗り心地こんなだったっけ、と疑問に思う事があります。丸7年経っているわけで、足回りの劣化はあるだろうなぁと思いつつ、そういやベンツは乗り心地が最高!なんて話、あんまり聞かない気が、、、
シトロエンとかは魔法のじゅうたんとか、ジャガーとかプジョーは猫足だとか、そういうあだ名が付くくらい、乗り心地に対しての評価があったわけですが、メルセデスの乗り心地についての言及って意外とない気もします。
個人的主観としては、メルセデスベンツの乗り心地は別に良くもないし悪くもない、です。
どこのシチュエーションでも負けてないけど、圧勝もしないと言いますか・・・実際のところ、ベンツというのはバランスとブランド力のメーカーだと思っていますが、乗り心地に関してもそんな気がします。
街中において無敵状態ともいえるセルシオのエアサス仕様とか、ワインディングでの圧倒的なスポーティネスを発揮するXJやクアトロポルテ、高速道路での超絶な安定感を見せつけるアウディ、、、
どこかの分野でメルセデス圧倒的だなぁ、、、という乗り心地評価ってないんですけど、どこの分野においてもビリはあり得ないし、必ず二番手くらいには付けている・・・
よくトヨタの悪口で80点主義というのを聞きましたが、それってメルセデスにもちょっといえる気がします。トヨタはいざ知らずですが、メルセデスの場合はそれが総合計すると結果的にトップにいることが多い気がします。
もう少し掘り下げると、個人的にはメルセデスの乗り心地の特徴はボソついた感じ、といいますか。BMWのような足元だけでいなす感じでなく、もう少しボディ入力まで含めていなしていくような、ウェットな感じがします。
ステアリング操作についてもBMWやアウディより半テンポ遅れまでいかなくても、割とスローモーション的な瞬間があって、ロールにしても始まりだけ少し早くて危ない事を助長させない雰囲気造りがうまいなぁと感じました。
最近ではそれが結構変わってきて、最新型のリアステア付きSクラスなどは、中央道のコーナリングセクションをスポーツカーのごとく走り抜け、しかも正確なうえにボディもフラットを保つという、何とも人間の業の終着点みたいな感じになっていますが、旧来のベンツは何ともいえないおっとり感があった気がします。
そういう意味では、おっとり、というか、鷹揚というのか、そういう立ち位置を維持できたこそがメルセデスの絶対王者的な要素だったのかもしれません。
さて、うちのもどうするか、、、ブッシュ全部替えAndアブソーバー交換すると麗しくなるのでしょうかね。
Posted at 2022/12/12 23:31:04 | |
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