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2024年01月08日 イイね!

737MAX、またも躓く

737MAX、またも躓く飛行機が落ちる事は自動車の事故の何万分の一ですが、最新鋭の737MAXは既に二度落ちて、20か月くらい監査を受けたわけですが、それが明けてすぐに納品二か月の新造機がドアを飛行中に脱落させました。

超ラッキーだったのは、上昇中でベルトサインが消えてなかった事、5000mなのでまだそこまで気圧差が無かったこと。これ巡航高度で起きたら間違いなく死人が出てます。または全損。

日本でも航空インシデントが発生しましたが、今回はそれはおいといて、737MAXの事を、、、

737は、原型の100・200型が1960年代に初飛行した飛行機です。

100と200型は今日における旅客機の当たり前である高バイパス比(大雑把に言えば、入り口がデカくて出口が狭い)ではない、ターボジェットに近いちくわみたいなエンジンをくっ付けていました。

その為、着陸装置の脚は短く全高は低めで、利点も多くありました。

ところが、燃費も悪いしパワーも出ないという事で、300型からは現代的なターボファンエンジンに換装することになり、その為エンジンが吊り下げ位置を前側にせり出させて、主翼の下に吊り下げるというよりも、主翼の前縁より前に追いやり、主翼の厚さ分を稼ぎ出して、高さがどうしても必要なエンジンを搭載することになりました。

結果、設計当時のものよりどうしても重心が変わるわけですが、このくらいの設計変更は問題なかったようです。設計由来による事故はあまり耳にしません(同時期のMD-90の方が水平尾翼のトリム動作装置に問題があったはず)。

300シリーズ以降も737シリーズは売れ続け、その後登場した機種が先に生産終了する形になりました。

大まかに、100・200→300~900→NGシリーズ→MAXシリーズという歴史であるようにボクは認識しているのですが、60年代登場という事は設計思想は50年代後半(ボーイングでいうと707の経験を生かした第二世代ジェット旅客機となる?)でしょうから、車でいうと・・・初代トヨペットクラウンの経験を生かした二代目クラウンて感じでしょうか?

車でいうと二代目クラウン的737ですが、MAXシリーズでは300シリーズで行われ、その後も拡大されたエンジン径がさらに拡大、より重心位置が変わったために操縦系統にデジタル安定プログラムが追加されることになりました。

いや、確か公式には「より優れた飛行特性の実現のため」となっていたはずですが、よく言われているのはCFM社のLEAPシリーズなる最新エンジンをぶち込んだら思い切りバランスが崩れて、仕方なく戦闘機などで使われるデジタル補正装置を突っ込んだ、という話です。

ちなみに、機体自体見た目(特に顔)が737にそっくりなままで、どっこい中身はえらく軽量化が進んでいて、むしろ個人的にはここまでやるなら1から設計した方が良かったんじゃない?と思うのですが、事情よく解らん、、、

もしかすると、737の最大のライバルであるエアバスのA32xNeoシリーズが既に何か色々とデザイン特許とか取っていて、どうしても737の胴体系をひっさげ続けないといけない理由があるのかもしれません。

そう、そのライバルのA32xNeoシリーズが、どうにも737のセールスを邪魔するんですね。まぁあちらは1987年に初飛行の飛行機なので、行ってみればセルシオやNSXみたいなもんです。

二代目クラウンの鬼改造仕様と、初代セルシオをひたすらブラッシュアップしたモデルじゃ、さすがに後者の方が良さそうです。

それで、です、無理に再設計を繰り返した結果として言われているのが、737MAXは完全な欠陥機、という話です。

というのも、投資会社で航空機リースを受け持つ部門が即座に数社MAXシリーズのリーシングをやめているんです。彼らは飛行機をリースしてお金儲けするので、そういうのはとても敏感なわけで、彼らが妙に速い行動を起こすというのは、やっぱり怪しい。

これは推測ですが、737MAXってホント多分ダメなんだと思います。ボーイング自体、株価重視の政策を取り続け、結局は絶対に倒産しない会社みたいな状態なので、儲かればいいや的な製品づくりになっているんだと思います。

さっきは737なんで引きずるんだろう?という疑問を上げたわけですが、多分それがボーイングとすると一番儲かるから、という事なんだろうと邪見してしまいます。

さらに噂で聞くのは、既にMAXシリーズの改良は諦めていて、裏では最新鋭の同クラスモデルが進空に備えている、という話。

というのも、MAXシリーズは今回のトラブル以前のプログラム不全に加えて、車でいうリコールも多く、サービスキャンペーンみたいなものは数知れず状態なので、もはや飛ばすだけで精一杯、これ以上何もできないというのが実情とも言われています。

ちなみに、我々がこの飛行機に身近になりそうなタイミングは来年と再来年で、ANAとJALが納品をそのタイミングに控えています。

、、、いらねぇから返してくれ、苦笑。

ただ、結局のところ、世界の旅客機はエアバスとボーイングの大体二社に+してニッチ系くらいなので、何とも選択肢が少なくなったもんだ、と思います。

だって737-200が売り出したころは、ライバルはDC-9、BAC1-11、ホーカーシドレートライデント、ダッソー・カラベルやメルキュールなどなど、選択肢があったんです。身内に727ってのもまだ新造していたはず。

結局、シビアな他社との競争がないってのも原因の一つになる気がします。まぁDC-10とトライスターの販売戦争が苛烈過ぎて、DC-10の貨物ドア不良をずーっと放置、という事案もあるので何とも言えない部分はあるのですが。

蛇足ですが、DC-10は機体由来の事故は多く、後継のMD-11に至っては増して小さくなった垂直尾翼と水平尾翼で安定感を失いまぁまぁまずかったのですが、販売に負けたロッキード・トライスターは機体由来の事故って確か無いはずです。何とも因果なもんです。

それにしても、ここまで来るとMAXシリーズは全然ダメですね、、、皆様出来れば乗らない方が良いかもしれません、、、
Posted at 2024/01/09 01:13:02 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2024年01月08日 イイね!

ヴァイパーのほったに、ライバル現る

https://news.yahoo.co.jp/articles/259699ea223f58bfc7af752f81de7c60d2ea52e4

最近、職業ライターが自分のカーライフを売りにすることがちょいちょい増えてきて、おおまるでMJブロンディこと清水草一の後追いか?と思いつつ、面白おかしく読んでいるのですが、その中でも「なぜだ!」と思ったのがほったくん。なんせ、ヴァイパー選ぶとか、わぉ!です。

結構な修理費と維持費を使っていて、痺れるぜぇ、やっぱりサソリの毒はすごいぜぇ、、、、と静かに語ってくるようで、好きです。

そんなところに、エンジン編集部からの刺客が、、、

エグザンティアのうえだ、、、

7万円のシトロエンエグザンティアV-SXを200万円掛けて治して乗る、という、イニシャルから207万円をドブに捨てて戦いを挑む(?)男。

このうえだなる男、ほった君よりも恐ろしいのが「家族持ち」らしい。おいおい!あんな車(失礼)に家族持ちが!リア充が非リア充(失礼)的選択!

まぁでも、東名のサービスエリアでマセラティ3200GTに4人乗り、挙句嫁さんにリアシートでおむつ替えをさせていた30代男を見た事があるから、まぁ何とかなるんでしょう。

ヴァイパーのほったVSエグザンティアのうえだ

インパクト的にはヴァイパーの圧勝ですが、今更(?)エグザンティアにいきなり大金を捨てる行為を断行し、挙句それを「きっとみんな分かってくれる」スタンスで書き続ける勇気、、、いい勝負です、、、

エグザンティア、、、

日本にはSXとV-SXが来ていて、確か違いは普通のハイドロか、ハイドロアクティブか、その差だった気がします。ベースは確かプジョーの406か405で、デザインがベルトーネだった気がします。ブレークなるワゴンもあった、、、確か途中でSOHCからDOHCに変わるけどミッションは伝説?のAL4のままで、後期からV6が出たはず、、、(こっちはZFになるんだったか)。
並行でアッティバとかいうハイドロアクティブとも違うフルアクティブモデルが日本に数台入ったはず。一時期、非常に興味がありよく調べました。

ただ、買う事は無かったです、XMもそうだけど、、、

XMはたまに未だに気になるんですが、エグザンティアは記憶から消えかけていました。そもそも現存台数が非常に少ない。XMみたいなファナティックが少なかったのか、死亡率高めなんでしょうか。ただ、CG創刊者の小林彰太郎御大はV-SXを長期テストに使い、相当お気に召していたので、良いクルマなんでしょう、多分。

ああ、そうだ、そういえば彼ら二人と僕に共通項がある。

それは財布。

いや、彼らより不味いかも、、、なんせボッコボコの財務状況を顧みないカーライフを随分続けてしまい、ギリシャやトルコ状態を長年続けていしまい、麻痺しているんですね。どう考えても彼らより不味い。

最近、ちょっと冷静になった途端、あ!俺金ないんだ!!!!と気が付き、そこにこの記事、、、ドブに捨てた金額、彼の非じゃないぞ、、、

彼らはそれを飯のつぶてにしてますが、ボクはただ捨てただけなんです。決定的違い、苦笑。

彼ら二人を飛び越したかもしれません、いい加減何してんだか、反省しようと思った新年の幕開け。
Posted at 2024/01/08 11:51:02 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記

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