
コロナの苛まれて以来、あまり試乗しなくなりました。
興味のある新車が減った事、コロナでディーラーの受け入れも随分と神経質になり、あんまり宜しくないな・・・と思って数年経ち、気が付いたらそんなに試乗しなくなりました。
が、ここに来て意外と乗っていたので、備忘録的に。。。
1,BMW i4
540ツーリングの代車で数日乗りました。
4シリーズGCとボディ供用するので、なんとなく厚底で、乗ってみると視点が高い。でも、足は3シリーズに比べて投げ出すスタイルのドラポジで室内高も横から見た時のボディの分厚さに関連性を感じない低さ。
例えば現行8シリーズGCが見た目通りの感覚を得られるの大して、この車は違和感を感じるんです。
個人的ガッカリポイントはフラップ式でゴツゴツした触り心地のドアノブ、そしてそれを使って開閉するドアの締り音。ベチャンとかガチャンて感じの、何だか正直安っぽい感じのもの。昔のポルシェやベンツのギャチャン!!!とは別。あれは金庫、こちらカバヤ・ビックONEガム的。
乗ってみると、なんだか・・・800万円=昔の500万円として考えても、何だか質感に乏しいというか。触るとこ硬いの多いし、シートも何だか腰が痛い。
前後して8シリーズGCに乗ったのですが、あちら確かに高いが400~500万円差であれば、踏ん張ってあちらか、または認定中古の840GC買ったほうが良いんじゃない?と思ってしまう。。。
パワーパックはどう踏んでもガンガンくるBEVの特性を押し出してくる連中とは一線を臥すのは良いんですが、例えばポルシェ・タイカンとかと比べると何だか荒っぽい。踏むと左右にお尻は振れるし、シャシーが食えてない。何故かステアリングのアソビがないというか、なんか挙動がカクカクするというか・・・
エコランすると7km/kwhと結構電力消費が優秀で、且つ乗り心地もそう悪くなく(ランフラ止めてくれれば)、基本的にはいい出来なんですが、絶対価格や他のBEVと比べて「これじゃないきゃ!」と思える部分は特に無くて、なんだかなぁ・・・
あのBMWなんだから、BEVであろうが圧倒的に駆け抜けて喜べる奴にして欲しかったです。
2,レクサスNX450h+
実にいい。何てイイ。GLCやX3がちょいと気を利かすと1000万円を平気で越してしまうこの時代に、何でもつけて800万円行かない(補助金入れれば)。挙句、あの快適なディーラーのオーナーズラウンジにふんぞり返り、旨い?コーヒーをすすれる喜び。
地方のヤナxやBMxのディーラーなんぞ、最近水も出さんぞ、、、挙句代車は軽とかふざけたVTホールディングx傘下の輸入車ディーラーとか、そんなとこで4桁万円払って冴えない在庫車買うなら、もうこれはレクサス一択です。
まぁ、ナビがよく分からない、正直どこ向いているかイマイチ把握できないスタリングフィール、パキパキと運転する事を確実に拒む特性、、、イチャモンを付けようとするとあるわけですが、でもですよ、故障も少なく、したとしても完璧なホスピタリティ、挙句補助金出るし価値も残るし、しかもボディサイズは日本でも使えるギリギリのところ。
これより良い実用高級車あるのかいな?
3,レクサス IS500
登場時から興味あったものの、何だか妙に予約殺到とか聞いて避けてましたが、今回はNXと合わせて試乗。
よく考えてみると、フェイスリフトしたISは初めて乗りました。
それまでのISと強烈な進化があったのか?と問われれば、まぁ・・・例えばトヨタ車に共通するステアリングの不感症な感じというか、デッドなフィーリングと言うのか、何処となく欠如しているフィーリングが消え去ったわけでもないし、GR系V6エンジンを搭載するシャシーの悪癖が全部なくなったわけでもない気がするのですが、もはや古典といえるその味わいに嫌悪感を感じることはなかったです。
むしろ、その組成だけでメシウマとなってしまう今ですから、これまた他と比べて安い価格(C220dのフルOPと大差ない)を考えると「これください」と言ってしまいそうでもあります。
ただ、FパフォーマンスであってFでないトコロは、思い切り踏んだ時の空転率や、何となく追い込んでいったときに最終段階のRC-Fほどのツメがなさそうな雰囲気に表れていて、そうだとすれば318馬力を発生する350の方が良い気もします。どうせ180キロしか出ないし。
まぁでも、このパフォーマンスを故障の心配なく乗れるのはデカい、これまさにレクサスパフォーマンス。
4,BMW840グランクーペ
何故だろうか、うちの540の方がエンジンが遥かにスムースに感じた。これはマフラーとパワーパッケージの差でない気がします。
ただ、ボディの組成の良さは間違いないもので、先代7由来のカーボンコア技術を採用しているので、硬いけど振動の減衰がいい感じが実に心地よい。基本的に乗り心地は固めなのですが、ランフラ止めてMスポの・・・
まて、この車、多分ですけどV8エンジンにAWDシステムが前提なんじゃないですかね?
もう少し重たいボディに、トルクで押していける環境、、、乗り心地に重厚感が加わり、M850になるともしかしたらランフラじゃない?とか?
もしかしたら、840で良いのかも、と予算的希望観測をしていたのですが、その予想は見事にぶっ壊れ、540から8シリーズに変えるなら、V8一択となりました。
5,新型ポルシェ・パナメーラ
素の4でちょいちょいOP付き。今度はエアサスが標準だそうで。
1700万円はちょっと前の1200万円だと思って、リアシートにふんぞり返ったのですが、そうだパナメーラは広くないからお行儀よく座る事になるのです。
正直、リアシートは何か座り心地良いわけでもなく、窓が小さいので「これドライバーズカーなんだな」と。4ドアクーペの範疇なんだろうと。
友人にステアリングを託したのですが、どう走ってもこれと言ったドラマがなく、ああ!これポルシェ!凄い!!!感動!!!!ってことはない。
315幅のリアタイヤにAWDなので、300馬力を少々超えた程度では何も起きないのです。大体2tありますし。
多分、普通に燃費も良いし、快適といえば快適だし、何処から見てもポルシェだし、品質も高いし、値段とか気にならないならA8とかそういうのの代わりに乗っても満足出来ると思います。
ただ、ポルシェという記号性から来るイメージを求めると、これとかHVじゃなくて、V8搭載モデルで操舵系のハイテクは全て付けて、出来ればPCCBとかまで突っ込まないと「これだ!」感が出ない気がします。
そうなると2500から3000万円、、、シフトレバーの代わりに液晶パネルが増えたその車に、ガジェット投資はボクの資金力では不可能だなぁとリアシートから妄想してしまいました。
6,レクサスRX500h
友人にアイフォーを任せて、夢のレクサス!と二度目の試乗。
正直、買ったばかりの時に乗った時はあんまアレだったんですが、今回は慣らしが終わったのか、前ほど悪くない感じ。
先代に比べてはるかにライントレースが楽だし、飛ばそうと思うと速い。8割くらいのペースでビューンとやって気持ちいいわけです。多分そっから先に行くと破綻するとは思いますが。下山コースがマイブームのトヨタらしいセッティング。
ただ、普通に流していると足はやや硬いなぁと思うし、シートも飛ばさないと今度はサイドが邪魔。ランバーサポートが2Wayなのも、、、
450h+の方が良いじゃん!と思ったら、なんとあちらも2Wayランバーだし、座面長変わらないらしい。なんだそれ。
自慢のマークレビンソンのはずが、なんかそこまで良いかと言われると?マーク。メッシュ素材のカバーも、何で上位機種がアルミなのに、、、と疑問。
とはいえ、これも他より安いわけです。例えばGLEなんか当然のように1200万円以上を標ぼうしてますから、500hFでも安いとなるわけです。で、贅沢なラウンジ。。。挙句壊れにくいし代車もある。
ツメにツメるとレクサスは絶対ないのですが、その手前までであれば、これほどにいい選択肢は今の時代ないんじゃない?と思うのです。
そう思うと、現行LSがもう少し・・・だったらなぁと思わずにいられません。
7,先代レンジローバー・オートバイオディーゼル
女王陛下もこの景色を見たのだろうか、、、リアシートにふんぞり返って妄想するだけでたまらん気持ちになる車。
この車はふんぞり返る事は出来ます。ただ、シートが実によくて普通に座って普通に心地よい。景色も良い。乗り心地も適度な揺れ感が実にイイ。
厳密にセンサリングすると、ボディ剛性はライバルより緩そうで、実際リアラゲッジからか、どこからか軋み音みたいなものが出なくもないのですが、そういうモノが不快と思わせない纏め方は「さすが」とため息が出ます。
結局、この車にあるのは「これじゃなきゃ!」なんですよね。
これの手前で現行を見ていたのですが、現行はこれじゃなきゃ!と思わせる部分が少し薄れた気もします。
何となく形も先代の方がボクは好きかなぁ。。。そう思っているうちに妙に先代の上物が消え始め、現行の中古が増加しているような気がします。そういう事なんだろうか、と思います。
この中から買う車があるのか、将来の選択が気になります。