
普段はクルーズコントロールで100km前後で走っています。燃費も大変よろしいです。
285馬力、さっぱり使わない。ここ一発の加速は400Nmの最大トルクがモノを言います。でも、正直なところ本来のパフォーマンスも気になるところです。
ドイツのHPには最高速度が確か241km、0-100km加速が7.1秒と記載されていたはずです。この数字は絶対に出る最低性能であって、もし出ないと法律で罰せられるとか?
同じようなパフォーマンスの車は・・・例えばメルセデスのE300辺りがこれに近いです。BMWの530iになると、もうこれより速いです。スペックの割りに大して速くないT6(苦笑)。もっとも、四駆システム搭載となると530Xiとなりますが、確かにそうなるとトップスピードで4km差あるだけで加速力に違いがなくなります。でも530って馬力は272馬力だしトルクも320Nmくらいだったような・・・スペックの割りに遅いT6(苦笑)。
総合的に考えるといくら1.9tあるとはいえ、スペックの割りに遅い車、ということになると思います。
空力といいますか、動力伝達といいますが、まぁとりあえず遅いんでしょう。そんなん関係ない性格の車だから、と言ってもやや悲しい(笑)。同じ3.0ターボでも
http://www.alpina.co.jp/models/b3-s-biturbo/technical-data
はえらい違いです。四駆だろうが291kmまで加速しつつ100kmには4.8秒で到達しているって・・・しかし3シリーズベースのアルピナも410馬力に540Nmですか。凄いなぁ、速くて快適だなぁ、と思ったE46のB3Sは確か310馬力でしたから100馬力アップとなります。良いんだか悪いんだか。
やや悲しい、といえば本当に吉利自動車に買収されるようですね。64億ドルでフォードがボルボ・グループ(ジェットエンジンやら船舶やら軍事関連等々はまだご健在)から買い取ったボルボカーズですが、吉利には18億ドルで売却だそうです。随分な差。
吉利に買収用資金の貸付が行われない、とか、ここ数ヶ月で黒字回復したボルボをフォードが売らなくなった、とか色々な噂がありましたが結局売るようです。9月までに全株式を譲渡するとか。知的財産権を含めた全ての所有権を譲るらしいですが。
で、その吉利。自社生産は年間30万台くらいの小さな会社です。主にコピー商品で生計を立てているブリリアンス等々の主要中国メーカーとはワンランク違う、中堅どころ。今のところのコメントではボルボの歴史を尊重しつつ、将来的には中国でも現地生産を数十万台規模で行いたい、とのこと。
日本向け生産は近い国の中国で、とか?笑。
まず、フォードから離れてどんな契約になっているかがわかりませんが、フォードグループから受けていた技術供与がなくなります。といっても、目立った部分ではそう見られませんが。むしろボルボのエンジンをランドローバーなり、フォードが使っています。
あとは・・・既に中国用にS80のLとかを作っているので、実際問題ここ5年くらいの間に実質的な変化はあまりないかもしれません。
まぁいまのところは、関係なさそうです。毒入り餃子と下水から食用油の国だからいきなりゴミから車を作る、なんてことはしないでしょう。多分。
Posted at 2010/03/31 03:49:43 | |
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