
仕事を終えて、ちょっと星がきれいなので山の上までドライブしてきました。
ハプニングは登り切って少し下るところで発生。道の途中で急に融雪剤が出始め、ああこりゃ凍る手前か凍っているか・・・なんて思っていたのですが、途中で一気に路面の色が真っ黒に。
きました、ブラックアイスバーン。
水分と凍結路の華麗なる融合。これ以上に危険な状況はないレベルです。一気に速度を落としてリアフォグ点灯。急な事態にも備えるべく、楽勝に車線内で停止できる速度にギアトロで2速固定で臨みます。
!!!???なのに滑る!!!!ドが付くくらいのアンダーステア!!!!いつもは遥か遠くに見える右サイドコンクリートウォールが今日は近く見える!!!
アクセルオフ、軽くブレーキング、全く効かない、ABS発動、トラコン発動、ステアリングは多少切増し、周りに車がいないので左巻きにスピンすることまで予測してハザートの位置へ手を伸ばす・・・前に何とか収束。
っふー・・・。
グッドイヤーのZEAというスタッドレスをつけているのは前に日記で書いた通りです。今のスタッドレスの中では、ちょっとオンロードが不得意な印象が強く「まぁ仕方ない、雪タイヤじゃないか」と思っていたのですが、とりあえず氷結路面ではすさまじく滑ります。
スタッドレスはMIのマキシアイス、BSのブリザックMZ3とRevo1、あとミシュランのX-ice2を経験していますが、GYのZEAはこの中では最低の性能です。まぁ安いから・・・といわれると仕方ないのですが。
ついでに135のAWDシステムを私道にてチェック。フロントのホイールスピンが非常に目立ちます。リアに50%回っているのか怪しいくらい、フロントが空転します。ちょっとでも登りこう配があると、フロントが左右にぶれて気持ち悪いです。昨年までの経験ではなかった現象です。それほど、今日の路面状況は危険だったわけですが、おかげで135のAWDシステムがよくわかりました。
アウディのクアトロシステムは同様のケースだと四輪にきわめてリニアに空転現象が起きて、怖いと思うことが非常に少ないです。やはり、トルセンデフとハルデックスの差なのか、厳しいコンディションになればなるほど、アウディのクアトロシステムのすごさが身に沁みます。
こうなると、ZEAはまだ山があるとはいえ、捨てたくなるのが心情です、笑。
オンロードの性能は捨てたまま、さらに対候性能に優れたタイヤにするか・・・オンロードを取って大して走る機会もないバッドコンディション時の性能を犠牲にするか(雪道をチンタラ走るか)。どちらかに特化させたいところ。
候補
1、ミシュランX-ice2 190kmhまで出せるスタッドレス。でも雪道性能は前のアウディで折り紙つき。排水性も上々。
2、コンチネンタルTS810 いわゆる、ウィンタータイヤってやつですね。210kmh対応ですから、オンロード性能は結構いいはず。アイスバーン性能はよくないでしょうね。
3、BS RevoGZ 160kmh指定のまま。いわゆる日本市場特化型低速スタッドレス。経験上、雨の日や高速道路はダメ(ZEA並みかそれ以下)。ただ、シャーベット雪など日本独特のコンディションはミシュランよりも上。
まぁどちらにせよ10万円コースなので、出費ばかり嵩んでしまいやってらんないんで、このままZEAで我慢したいところですが・・・おぞましく氷結路に弱いってのは、考え物です。
Posted at 2010/12/29 06:02:22 | |
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