2013年11月17日
クーペ美学を修士課程まで納めた、と勝手に自認してるわけですが、やはり何とも悲しい。S5は戻って来てから、ガレージに仕舞いっぱなしで、一度も見てません。だって、また見ちゃうと、やっぱりxxxx矯正機に掛けてxxxxを治して・・・たとえ300万掛かろうが500万掛かろうが・・・なんて妄想だけが浮かんできて、売りたくなくなるから。
無尽蔵にお金がある人だったら良かったんですが、そうでもない自分にとっては、ガレージの電気を消して、一度立ち去り冷静になると「それは意味が無い」と思ってしまいます。
V70T6の時は、売却が決まって全く触らなかったのは、別に乗る気も無かったのですが、S5は一度乗ってしまうと売りたくなくなるから乗っていません。出来れば、クーペ博士になりたかったなぁ・・・。
そして、850エステートは見事ATFクーラーと本体を繋ぐホースからオイル漏れが始まりました。ここを治しても、今度は下のホースがやられて、そこを治すと今度は本体からの滲みがさらに大きくなること間違いなし。ようするに、もぐらたたきのように、ずっと出て来てしまうのでATを丸ごと替えることが最善の治療法です。そうなると、もう間違いなく放し時は消滅して「一生付き合う」ことになります。
うーん・・・それはちょっと「重い」。
現在、850エステートとS5の後釜は、現実問題として先代クラウンHVが最有力です。それか、後期型のロイヤルサルーン3.0です。これをちょっと気を利かしたタイヤ履かせたらいいかな、と考えています。足は全く修理に気を使わない車が良いと思っています。そうなると、「代車」の出場機会はかなり減るので、維持は楽になりそう。まぁ売っても良いんですが。まぁクラウンは何にしてもとげが無く、実に便利なくるまです。
ただねぇ・・・クーペ美学を失った今、心に空いた穴は大きいのです。
というわけで、プロボックスを「レンタル」しました。
ブリスターフェンダーだし、ヨンクだし、ちょいブサイクな成り立ちはクーペ美学とは正反対。でも、ちょっと変な成り立ちの車は元から好きでした。そもそもは、ボクちょっと天邪鬼だし、誰が見てもカッコいいと言えるような車は似合ってませんでした。だって、俺がかっこ悪いんだもん・・・。
ふと、そういう天邪鬼でかっこ悪い俺に似た、ちょっとコンプレックス持っているヤツ、いなかったっけ?
そう思って見つけた車が、プロボックスでした。え?本当にプロボックスなの?と思っても、まぁスルーしてください。ヨンクでNAで、しかも最強クラスのワゴンですから、間違いなくプロボックスです。便宜上、プロボックスなんです。
その車のエンジンは、たとえBMWのS62を敵に回しても、アストンマーティンのAMV8を敵に回しても、決して怯むことも無く、高らかにエキゾーストノートを奏でてくれることでしょう。
何故911に行かないのか、どうしてグランツーリスモに行かないのか、まぁ色々と近しい友人には突っ込まれたのですが、まぁこの選択肢は実に天邪鬼の俺らしいな・・・と思っています。
まぁどんなプロボックスになったのか、興味のある人は直接絡んでみてください。大した車じゃありませんが、レンタカーで馳せ参じます。
やっぱりエコカーには、乗れんかったなぁ、苦笑。
Posted at 2013/11/17 17:49:18 | |
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2013年11月16日
流行ってます、ぶつからない車。
そういえば、ボクもそういう類のクルマには乗っていました。V70T6には標準でレーダークルーズとブラインドスポットモニターが付いてました。結構便利で、有効活用していました。ボルボのレーダークルーズは優秀で、急激な割り込み以外では本当に安心して機械任せの運転が出来ました。
BMWやアウディだとディスタンスコントロールがいまいち上手でなく、おっとぶつかるんじゃない?ってところまで接近したり、逆にちょっとしたカーブで誤検知するなど、イマイチな作動が多かったです。ボルボが当時から制御が上手だったのは、今になってみれば、この前方警戒装置関連ではトップランナーでいるという事実に繋がっている気がします。
さて、CX-5が体験試乗で事故ったのが話題になっていますが、ちょっと前ではクラウンとレクサスの一部車種でこの類の装置が誤作動するということでリコールになりました。そして、よく聞くのはこの装置がくっ付いた各車種に限って何故か中古車市場で「R」点(フロント加修)の個体が多いと言う事。
どういうこっちゃ?
まず、誤作動という可能性を捨てると、作動する「条件」を外していた可能性が考えられます。リコールになったのとは違う話です。
例えば、リアシートに鞄を置いていたとしましょう。これでアウトになる可能性があります。何故かと言えば、この類の装置は緊急制動を掛けるわけですから、乗員全員がシートベルトを装着していることが装置作動の要件の一つになります。鞄が重い場合、シートのセンサーはこれを乗員と判断すると「ベルトをしていないけど、リアシートに乗員がいる」と判断して装置は作動しなくなります。
CX-5の事故の場合、乗っていた人間が露骨に負傷しているのを見ると、多分シートベルト自体してなかったんじゃないですかね?当然、作動しません。
ようするに、これって試乗した人間と、ディーラーの人間の見識不足なんじゃないでしょうか。
ちなみに、ブレーキに足がふれている、ドライバーが加速態勢にある、などメーカーによっては色々と細かく作動要件があるので、この類の装置がある車を運転している方は、詳しくチェックしたほうがいいです。人によっては完全停車するのかしないのかも知らない場合があるくらいです。
そもそも万能な機械じゃない上に、最低限の作動要件さえ把握してなかったとしたら、何ともかわいそうな車です。昔、エアバックが出た時にアメリカ人は「じゃぁシートベルトはいらないんだ」と思ってしなくなった人が大勢いたようです。そして、二度ぶつけられて負傷する、などの事故は起きたようです。
安全装置に限らず、あつかう側が正しい見識を持っていないと、こういう事故が起きるんだと思います。
その車が一体どういう車なのか。車好きも誰でも、解っているつもりでもとんでもない解釈をしていることがあります。正しい理解をすることから、その車を好きになることが始まると思います。
人間付き合いだって、誤解から理解が始まれば仲違いしますからね。そんなもんなんだと、ボクは思います。
Posted at 2013/11/16 05:35:13 | |
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2013年11月14日
一泊二日でポルシェパナメーラsに乗ったのは、彼是4年も前になりました。未だに、あの体験は鮮烈に覚えています。ポルシェ純正V8NAエンジンは素晴らしいエンジンでした。
そして、今年になり、そのエンジンはGTSだけに限られ、Sと4Sは「V6ツインターボ」になりました。もちろん、旧来のV8NA比でパワーはアップ!トルクもアップ!でも燃費はダウン!もうこの言葉、耳にタコができるほど聞きました。
聞き飽きたフレーズ。
あー、残念だ・・・7000rpm手前までよく回るSモデルはボクの欲しい車リストに入っていたのに・・・。で、このV6ツインターボエンジンは一体何者なんだ?
そもそも、パナメーラはSと言っても「Sハイブリット」はV6エンジンでした。しかし、これはアウディのSC付き3リッターV6エンジン。通常モデルの3.6リッターV6エンジンとは違うエンジンでした。カイエンはV6でも10.6度バンク?だかのエンジンだし、ポルシェのV6と一言で言っても色々あって混乱をきたすのです。
で、今度のツインターボのV6はどこのナニガシ?アウディ製?どこせい?
調べてみると、どうもパナメーラ用の3.6リッターV6エンジンをベースにしてあるようです。この3.6リッターエンジンはV8由来と聞いているので、多分バンク角度は90度。その証拠なのか、振動を単純に気にしたのか、バランサーシャフトが存在しているようです。
そして、このエンジンは新型SUVの「マカン・ターボ」にも搭載されるようです。
で、表題のアウディRSシリーズはどこに出るのか?というところにつなげたいのですが、ボクの予想だとこのエンジンは多分アウディの何かに積まれる気がします。一番可能性が高いのはスペックから察するに次期RS4・5シリーズじゃないでしょうか?
というのも、現行RS4アヴァントはCo2排出量が280g台。2t級サルーンである新型パナメーラV6TTはなんと204g。パワーやら何やらは変わらないけど、これだけV6TTエンジンはエコなんです。
まぁ、間違いなく、ポルシェ由来であろうが無かろうが、次のRS4にはV6過給機エンジンが妥当な選択肢なんだと思います。
そもそも、RS2は5気筒ターボの315馬力、次のRS4はV6バイターボで380馬力・・・というようにそもそもは過給機が得意なはずだったのが、どうしたことかハイレブエンジンを気まぐれで作ったわけです。アウディ史上最も珍しいタイプのエンジンが8250rpmのハイレブV8エンジンだったわけです。
ちなみに、現行のRS4アヴァントはレブリミットは8500rpmと非常に高いです。
そして、これが最後です。間違いなく、このエンジンはこれが最後。二度と出ないハイレブV8、よくよく考えれば8500rpmまでビューンと回るV8エンジンなんて、アウディの他を探しても、あんまりないんです。フェラーリくらい?もうBMWもE92M3じゃないですし。
是非乗ってほしい、ハイレブV8!
ボク自体は当面ボルボおじいさんをどうしようか・・・そっちが悩みです。
Posted at 2013/11/14 23:23:54 | |
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2013年11月12日
13代目!と銘打って登場した新しいスカイライン。もはや、フロントに輝くバッジは「インフィニティ」のバッジ。
でも、名前はスカイライン。てっきりQ50だと思ったのに、名前はスカイライン。それにしても、13代とは凄い。あと二代で徳川将軍家に肩を並べるレベルです。凄いなぁ・・・。
今度のスカイラインはハイブリットだけ、ステアリングはバイワイヤ技術を使った超エレキなモノ。世界で一番早いハイブリットセダンということで、なんと100kmh加速は驚きの4.9秒。ホントかよ・・・。失ったものはトランクスペースと価格。500Lから400Lに減って、80万円アップ。
そんなことで、何と現行モデルも2500ccに限って併売するんだそうです。
なんだそれ・・・。とりあえず、トップモデルだけ先に作って、生産が落ち着いたらボトムモデルも新型に?ちなみに、目標月販台数は200台。悲しいくらいに少ない数字です。目標がそれくらい、というと一年後には月に100台売れるかどうかの車になるって事ですかね?
生まれながらの希少車????
思えば、うちの爺さんがスカイラインGT-Bだかに乗っていて、裏の建材屋の社長さんはグロリアスーパー6に乗っていた60~70年代から、かなりメジャーな車種だったわけですが、そんなスカイラインも姿形を変えて、今ではこんな車に変化したわけです。
色々凄いぜ・・・
R34までは直6を乗せ、V35でV6を積む高効率パッケージングセダンに変化したのですが、ようするに今回のスカイラインもV35の流れを汲んでいるセダンです。ふと、V35が無かったら既にスカイラインってクルマはなかっただろうなぁ・・・と感じます。200万円台そこそこの謎なパッケージングの中級サルーン、どう考えても生き残れてません。まぁ、あの謎なキャラクターこそがR34までのドメスティック要素ばりばりの「TheスカG」なわけで、多少のノスタルジーを感じさせますが、世界で戦うにはちと厳しかった。
結局、Q50ことNewスカイラインでアカラサマになったのは、価格がトップグレードでOP満載の場合に550万円くらいになる乗り出し価格と、その価格が表わすBMW3シリーズをはじめとした世界に名だたるプレミアムカーに真っ向勝負を挑んでいる事実です。
高い車が売れないと、日産は潰れるんです。
だから、かなり力は入っていると思います。実際問題、V36もIPL仕様などを海外では展開して、日産としては是が非でもプレミアムスポーツの舞台に押し上げたい気持ちがにじみ出ていましたから、Q50ではさらにその上を狙いたいのでしょう。
是非、これのクーペをお願いしたい。ぶっちゃけ、写真上は寸詰まりに見えるレクサスRCより遥かに伸びやかなクーペが出来そうです。
一度はクーペを下りたけど、日本車で堂々とクーペに戻るってのも、悪くないです。
追記
7thスカイラインですが、この頃だとまだ輸入車勢には到底太刀打ち出来てないですね。当時、うちが745iに乗っていて、それと比べたら話にならないはおろか、スペックが劣るE30の323iでも十分太刀打ちできました。第一事故った時の7thの潰れ方は半端なかったです。
とはいえ、RBエンジン、音はいいなぁ・・・
Posted at 2013/11/12 06:41:48 | |
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2013年11月11日
ああ、どうしよう、大概の人が高いのか安いのかもわからず、だけど使いやすくてちゃんと良く走る、快適で良いセダンORワゴンって、ホントないなぁ・・・
と思っていたのですが、何か忘れているような・・・。
そうだ!フランス勢!!!!
というか、シトロエン!!!!!
DSシリーズのおしゃれニッチ攻勢に忘れがちでしたが、C5ツアラーという極めて通常の世界では極めて忘れ去られがちの車がいました。あー、これ良いじゃないか、船みたいで快適だし、誰も解らんし、おまけに安い。装備考えたら安い。
ただ、思い出すのはこいつのエンジン。
1.6リッターターボ化された直後に乗ったのですが、停車時の震えっぷりは数ある最新ダウンサイジングエンジンでもトップレベルの震えようでした。BMWとの共同開発エンジンのはずですから、それこそ4気筒とは思えないスムースさなのかと思ったら、ボルボの1.6リッターターボエンジンの方が音は勇ましいけれどもスムースでした。
あれからしばらくして、ちょっと顔も変わったし、C5は良くなったのでしょうか?燃費はイマイチだけど、いまいちトルクが薄くて走りにくいV6よりもC5にはターボエンジンの方がいいかも?と思っていたわけですが、フィーリングはV6が良かったなぁ。
そして、今となってはC5はどこにも試乗車はなく、確かめようがありません。
ちなみに、プジョー508はあり得ません。407で良い場所にナビがくっ付いて居たのに、508は視線が遥か下に移動する、現在のクルマではまずありえない位置にディスプレイがあるから。別にナビなんかどうでもいいし、性能とか興味ないけど、安全性を考慮していない位置に設置するインポーターのアホさが頂けないので除外。
しかしねぇ・・・C5、一抹の不安はありますね・・・なんせC6でシャコタン動けないとか、エアコン動かないとか、突然死とか、ちょいちょい聞いているので、ほぼほぼ兄弟のC5はどうなんだろうと心配にはなります。
とはいえ、妬みやっかみなしに、快適安全に動けるって事に関してはC5シリーズは良いかもしれません。
んー、どっかで最新型に乗れないかなぁ。
Posted at 2013/11/11 00:27:07 | |
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