
かつて、オスカー・ワイルドはそう言い放ちました。その言葉はBMWアルピナのオーナーブックに記載されています。
要するに、アルピナは最上を自認するスーパーセダン(ワゴンなど)です。オスカー・ワイルドも自身をイギリス史上最高のイケメンにして、最高の文才を持つ、スーパーホモを自認(?)していたわけで、自己評価の高さにおいてはアルピナもオスカー・ワイルドもいい勝負なのかもしれません。
そして、オーナーブックには「アルピナを手に入れる経済性を併せ持つ・・・」というような事も書いてあります。ようするに「お前、頑張ったじゃん」という実に明確なアルピナ社社主であるブルカルト・ボーフェンジーペン爺さんからの「上から目線メッセージ」も発せられております。
自己愛が強いブルカルト爺さんからの、自己愛が強い世界中のクルマ馬鹿への贈り物。それがBMWアルピナなのかもしれません。人間は自分が一番かわいい生き物です、隣人愛だぁなんだぁと偽善ぶるより「俺の人生は俺が一番楽しむ!」そう言い切る人の方がよほど信頼がおけると思っている自分とすれば、やはりアルピナは最高の選択肢なわけです。
まぁ、そりゃぁ元がBMWですから、ポルシェのようには行きません。GT3RSの世界はアルピナでは垣間見えるはずもないのですが、でもアルピナの世界はGT3RSでは垣間見えません。まぁ・・・その二台ともクラウンハイブリッドの世界は近づけもしませんがね、良くも悪くも、笑。
行きつけのカフェでボンヤリ考えていると、やっぱり足車欲しい・・・なんか違うのほしい・・・
結局、どう転んでも、自分は走ることは好きだし、その時間は出来る限り豊かなモノにしたいし、自分で洗った時に笑顔になれるものが欲しいんです。まぁ・・・今んトコ、プロボックスと代車があるのでなんですが、出来れば足も・・・。
年間3.5万キロを走破する自分にとって、足車が一番移動時間を掛けている車です。当然、かなり仕事の移動が入っています仕事嫌いの自分にとって、その移動時間くらい快感に変えたいのは本音。とはいえ、仕事先でこれ見よがしに輸入車を見せつけることは決してプラスには働きません。どんなに殊勝に振る舞い、謙虚な姿勢で居ても、クルマを見られただけで一発で信頼が崩れる可能性は否定できません。
が、人間の欲求は限りない。何の不満も無く、60kmh辺りからの中間加速で現行の640グランクーペを突き放す加速力を持ち合わせつつもリッター10kmを割らない最高のクルマであるクラウンハイブリッドを持っていても、まだ自分は何か他を欲しがる。
実に欲深で話にならん、笑。そのわりに小心である。これも話にならん。
まぁオスカー・ワイルド並みに回りを気にせず独立独歩で行けばいいんでしょうね。
ちなみに、彼はこんな事も言っています。
かっぱらうより物乞いする方が安全だが、物乞いするよりかっぱらうほうが気持ちいい。
すんません、かっぱらってきていいっすか?B3GT3、笑。すげぇ事いうな、オスカー・ワイルド。
Posted at 2014/04/21 21:17:08 | |
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