
宿だけ取ってどっか行く、これ得意技です。何も考えない、何も予定が無い。目的はただただうまいもの探し。
というわけで、神戸までとりあえずひとっ走りして、六甲アイランドの宿に荷物を放置、懇意にしている鞄屋さんでひとつ購入。その後、親友を訪ねに大阪へ。湾岸線を使って六甲アイランドからはとても近い大坂。一人一台、なんて不問律がない大坂ではボディを入れたもん勝ち。
静岡の人は基本的に大坂の運転は怖くて乱暴、というけど別段そういうモンじゃなくて、大阪的には大阪なりに合理的に走っているんだろう。ただ、大阪環状線はそこかしこから合流車が入ってくる構造なので、これは渋滞するよなぁ・・・と毎度感じます。
万博公園で初めて太陽の塔を身近に見ました。これは最高に良いデザイン。多分、飛べると思う。
その後、関西の洋食屋さんらしい、ビーフカツを食べたけど美味しかった。関西方面は基本的にまずい店がそこそこの値段で有れば少ない。東京は一人一万円払おうが平気でマズイ店が乱立している。雰囲気で味を必要としない施設が多いのだろうか?
ホテルに戻るとバーが11時で閉まっており、大誤算。なんてこった・・・。経営が変わったらしく、ホテルニュー淡路グループに恨みを抱く夜。
翌日、淡路海峡大橋を渡り鳴門に侵入。
どこだ・・・俺のバーライフを奪ったニュー淡路は・・・
見つからないまま鳴門でうどんを一杯。これも旨かった。高松のとは違う趣の細麺系。
そのまま香川の山奥へ侵入して、もう一杯。旨い。平日なのに人が溢れかえるという不可解なトタン張りのうどん屋。休日は近隣住民(といってもド田舎)から苦情が出るくらい混むらしい。旨い、しかしこれはうどんであり、ファストフード。激混みで並んで食うほどではない。通販で麺が買える、とあるので出汁を自作で超おいしく作れば俺の方が旨いかも・・・
なんて言いながら参拝
前日の住吉大社もなかなかだが、疲労度は700段以上もある階段のせいでこんぴらさまの圧勝。家族の安全を祈願し、意外と頑張った足をねぎらいお茶を・・・え?資生堂パーラーあんのかよ!
帰りは怒涛の瀬戸大橋ルートを選択。といっても高松道経由で帰るのと20kmくらいしか差が無い。むしろ、一車線高速ばかりの四国経由よりも速いと踏んだら、案の定速かった。帰って神戸で神戸牛を堪能。
神戸は肉で検索すると鉄板焼きばかり出て来るのだが、個人的には「肉は自分で切る」がモットーなので、出来れば鉄板焼きは避けたい。というわけで、自分出来る店を探して行ったのだが、大正解。
鉄板焼きって、細切れにした時点でどっかに肉汁が飛んだ感じするし、そもそもあんな一口サイズはやめてほしい。っが!っと切ってぐぉ!っと食う。これが男だろう。いや、女の人もそれのがカッコいい。「おほほ」とか上品に肉を食っている場合じゃない。
何故か誕生日の話になり、即興でやってくれたみたい。こういうのに打たれ弱い自分は「関西の女性とお付き合いしたい」と思ったのですが、結局は雨の三宮をぶらぶら。スニーカーから水が入り、ああ何てことだとホテルに戻る。
そしてバーはやっておらず。ニュー淡路め・・・
といっても六甲アイランドマスターの自分はちゃーんと解っており、プールバーに行って楽しみました。安藤忠雄設計のリバーサイドモールはカッコいいので、自分までカッコいいつもりになってしまった。残念ながら、カッコ良くない。
やぁーっぱりぃこーれがーああああああ♪
というわけで、灘の酒造巡り。
どうせ大手メーカーじゃ・・・と大した期待もせずに買った醸造元限定の酒が帰宅後飲んでみると馬鹿旨い!!!!大手メーカーが気合いを入れて少量生産すると、こうも美味いのか・・・。地酒信奉というか、少量生産が持てはやされる中、やはり大手の技術力を垣間見た瞬間。伊達に灘にいっぱい酒造があるわけじゃない。
それにしても神戸という町は良い街。まぁ住んでみるとナニかもしれませんが、訪れるたびに微妙な劣化具合を見せる六甲アイランドなどは最高に住んでみたい場所。いい感じにモダニズムが生活に溶け込んでおり、なるほど肩肘張らないモダンってのはこういうことなのか、と思うのです。気合いを入れ過ぎると、結果的に疲れ切ってしまうわけで、そこんところくとボクは東京のおしゃれプレイスには住めないだろうなぁ・・・と感じます。
地元に帰還。ああ、日常が・・・神戸のおしゃれマンションでも買って移住したいわい・・・と思ったのですが。ちなみに、今回は1600km弱走行して、凡そリッター13.5kmほど走りました。帰りは神戸から静岡の端っこまで4時間と少々で帰ってきたくらいなので、クラウンハイブリッドの優秀性がよく解る結果になりました。高速に弱い、と言う人もいますが、高速でも上手にモーターを使ってズバンと加速させてすーっと巡航させると結構伸びますね。
おかげで代車もウルトラボックスも惰眠をむさぼってます。
そして飼い主は休んだ代償に苦しんでいます。そしらぬ顔をしているのは、クラウンだけ。
Posted at 2014/09/27 15:32:18 | |
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