
まず、一般世間での一番の大物といっていいであろう「トヨタプリウス」の40系がデビューしました。
リッター40kmという記号性ばっちりの燃費性能を引っさげて六年半ぶりのフルモデルチェンジをするわけですが、電池もモーターも制御技術もさることながら燃焼効率40%以上というガソリンエンジンを搭載しているというのは大したもんです。
形に関しては・・・まぁ好みの問題でしょうが、ぶっちゃけた話どんな形だろうが勝手に売れるんじゃないですかね。どこまでカッコ悪くしたら万人から見放されるのか興味がありますが、多分納車一年待ちとかになるんじゃないかと思います。
燃費が良くなることは良い事なので、どんどんやっていただいたらいいと思います。
買わない車に興味がわきません。
さて、次はこれ。
Bentyga?ベンテイガ?ベンティが?ベントレーが出したSUVですが、標榜は「世界最速SUV」です。お馴染みのW12エンジンで300kmhを突破する最高速度は確かに世界最速です。中身にはグループ内の最新SUV「アウディQ7」のアーキティクチャ―を活用しているようですが、これもどこまで活用されているのか解りません。少なくとも、内外装を見てアウディを連想する人は素人では皆無でしょう。
値段は2500万円くらいだと思うのですが、これも興味沸きません。ベントレーのSUVは特にイラナイ。レンジローバーがロングモデルとかを出してヒットして利益率を上げているのをVWが真似した、としか考えられないんです。まぁ・・・売れるでしょうね、2000万円アッパーの世界は今や急成長している儲けドコロなのです。だから、ロールスもアストンもみんなここを狙ってきています。
ルノーのメインであるメガーヌの新型。パトリック・ルケモンがデザインしたリアウィンドー直角落としの斬新な二代目?は乗り味も良く、ルノーを買う意味をビシビシと感じましたが、これはどうなんでしょう?最近のルーテシアとか乗っても大して感動しなくなり、ルノーを買う意味ってなんだっけ?と思ってしまうように感じてしまうんだけど・・・。
見た目にしても、ディティールで何とかしたがる感じが強く出ている気がします。全体的なフォルムでTheルノーしていたころとは大違いです。まぁ、望んで今があるのかもしれませんが、それにしてもなんか地味というか・・・
これも欲しくないな、ルノーと日産で同時沈没してませんかね・・・。
ダウンサイジング911をポルシェが発表しました。これは売れるでしょうね。NAを寂しがる人も、新しいものを好む人も、相乗効果的にポルシェは利用して会社を上手に儲けられる方向を必ず作り上げるはずなので。
多分、これは良い車です。特性の違いやらなんやらあると思いますが、それでも良い車なんだと思います。リアのルーバーが昔風ですね。マフラーがセンター二本出しのグレードもあるようです、GT3みたいですね。
カレラもカレラSも3リッターなので、補機類などでパワーを変えている、他のメーカーと同じような手法だと思いますが、速いし快適だしカッコいいし、新しいポルシェだし、まぁ売れる。
というわけで、新しいのをピックアップしてみましたが、今一番興味あるのはポルシェです。マニュアルのポルシェに丸餅を変えたい気持ちが少なからず、ずっとあります。出来れば997GT3RSとか、もしくはボクスターGTSかスパイダーを死ぬ気で踏み抜く。
そうして見える世界は一体何なのか。
そういう妄想を抱かせてくれる数少ないメーカーの一つがポルシェです。まぁ、月並みだし、みんなの憧れだし、つまらないといえばつまらないし、特別スタイリングも好きじゃないんですが、それでもこのメーカーの持っているものは凄い。乗ると、ああ・・・しか出ない。
所有して初めて見る世界に期待を持てるメーカー。ダウンサイジングの嵐が吹き荒れる今だからこそ、それが際立つのです。ポルシェってのは、そういうメーカーなんでしょうね。
Posted at 2015/09/10 15:15:48 | |
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