
はっきり言って、フリードを高級車だと思う人はほぼ居ないでしょう。
車に関心が無い人にとっては、ただの小さい箱みたいな車で、それこそメーカーも名前も解らないと思います。
現在、いまいちヒット作がないホンダの中では、そこそこ売れているのが新型のフリードなのですが、自分が見に行って一番驚いたのは値段です。300万円を超えるグレードがあるのか、と自分は正直感じました。
単純比較は出来ませんが、例えば110系マーク2だと300万円は2.5Gが購入出来ましたし、ツアラーVも買えました。輸入車だって、318Tiとか買えましたよね。
そう考えると、なんか凄く高く感じます。
そりゃ機能性と装備は上がっていますが、その分コストカットも10年前より確実に進んでいるはず。で、この値段?
経済性を最重要視しているであろう動体が、なんで300万円もするのか・・・。適正な車の購入価格は年収の三分の一だ、というのが経済学者の一部で言われていることですが、となるとフリードハイブリッドの良いグレードは年収が900万円ないと買ってはいけないということになります。半分だとしても年収600万円。これは日本の平均年収を軽く超えてます。そして、その平均年収も四ケタ万円級が引き上げている数字であることを忘れてはいけません。日本で今一番多い年収帯は300万円台です。
一番多い年収層の、100%の年収をつぎ込まないと買えない車にしちゃぁなんかねぇ・・・って思うんです。
でも、逆を言えば今の時代のその層がこの車で得られる幸せや家庭の安定というのが確実に存在するんだとも思えます。だから存在しているのでしょうし。
ちなみに、見に行った理由はスキーに便利かな?と思ったのですが、短すぎました。
うーん・・・中古のA6アヴァントでも買った方がいいですかねぇ。
Posted at 2016/12/21 00:56:13 | |
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