• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

sleepykoalaのブログ一覧

2018年05月31日 イイね!

BMWのL7プラットフォームとL6プラットフォーム

知り合いが4シリーズグランクーペを買ったらしく、第一印象を話してくれました。

「前乗っていた5シリーズよりも直進安定性が悪い気がする」

そりゃーF10型5シリーズとは性格も違うし、装備も違うからそう感じても仕方ないです。4シリーズは4シリーズなりの良さがあるし、5シリーズはどっちかというと7シリーズ寄りですから、数字の違いでいうと5シリーズの「近所さん」は4シリーズかもしれませんが、本質的なご近所さんは7シリーズの方です。

というのも、何回かブログで書いていますが、F10型5シリーズは先代7シリーズと同じL6プラットフォームを使っています。これは5シリーズから7シリーズをカバーするシャシーで、果ては同グループのRRゴースト兄弟とも共通点があります。

L7プラットフォームは4・3・2クーペ・1シリーズ・Z4・X3/4を担当している、CセグからプレミアムDセグメントを担当しているシャシーです。

重たる違いは、フロントサスがデカいと思います。L6はフロントがダブルウィッシュボーン、L7はマクファーソンストラット(でも、確かロアアームは分割式だったような?)という点がデカいと思います。サスペンションの位置決めや、外乱に対するジオメトリー変化を防ぐことに関してはダブルウィッシュボーンのほうが有利なはずなので、確かに直進性や超高速域の安定感はL6シャシーのほうがあるかも知れません。

ただし、L6シャシーはそれこそ7シリーズ以上までカバーするために設計したので重いです。同じ5シリーズでいえば、E60型とF10型ではF10型が100kg近く重いはずです。E60はアルミと鉄の混合シャシーだったので、F10型のフルスチールシャシーと比べると余計に重さの違いが出てしまいます。

なので、リアステアやアクティブステアで軽快な動きをこなせるようにしたり、パワーアップで「鈍重な5シリーズ」にならないように、BMWも注意して作ったのだと思います。

ちなみに、5シリーズから上でないと電磁式パーキングでないのも、このシャシーの違いが大きいです。

過去を振り返ると、E60時代はE65/66の7シリーズよりもF30型3シリーズのほうに近かったので、現行世代でちょっとピラミッドの構造が変わったということになるのでしょう。E90もE60もV8が詰めましたし、ハンドブレーキを採用していました。E65/66は直4の予定はないですし、V12を積む=ロールスとの共用部分アリ、そして電磁パーキングブレーキでした。

なので、そう考えるとお得?なのはF10型5シリーズと、あとは多分現行の1シリーズでしょうか。

3気筒ないし4気筒の1シリーズはどう考えてもシャシーのキャパはオーバークオリティです。なので、これ乗ると安物感ないし、いい感じに走ります。逆を言えば、V8を載せる設定はないのでBMWアルピナD3ビターボとかM3・4にすると、ややトルク過多というか、危うい感じがしなくもない気がします。

とはいえ、これどっちがどうとも言えないんですよね。

旧来のBMWらしい軽快な雰囲気はL7系のほうがある気がするし、L6系はどっちかというとモッサリ感がある感じがしなくもない。

まぁ、個人的にはランフラットがなかった時代のE46やE39のシャシーを超えるBMWシャシーは無いと思っていますが。あの金と手間が掛かった「経験のたまものシャシー」は実にいいものでした。

さて、このシャシーたちもまとめてそろそろお払い箱みたいですが、次はどうなるんでしょう?

ベンツはSだけ違うシャシーであとは同じFRシャシー、アウディも同じような作り方ですが、BMWもどっちかというとそうなるのかな?

そうなると、てっぺんだけFRであとはFFになりそうなレクサストヨタは余計にプレミアム感を感じなくなりそうですが、どうなんでしょう?
Posted at 2018/05/31 22:39:21 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2018年05月25日 イイね!

緑色のベンツと篠竹監督

僕の知り合いに元日大フェニックスの選手がいます。

とても優秀で、その後超優良大手企業に就職し、今は経営者として頑張ってます。

そんな彼とバーで呑んでいた時に、昔の話になり「そういえば、君の良く言う、金持ちなら緑色の新車のベンツって話・・・あんま関係ないけど、篠竹さんも緑のフルサイズベンツ乗ってたよ」なんて話になりました。

なんで緑色だったのかは知りませんが、前日大フェニックス監督はずっとフルサイズのベンツだったそうです(多分SかSEL)。

篠竹監督に関しては、いろいろと賛否がありますが、ボクの知り合いから聞く話では「とんでもない理不尽な人だったけど、筋は通っていたし、根底はスポーツマンシップに則った、優秀な人だった」という話でした。

後半生は、病気になってチームの成績も落ちてしまいましたが、それ以前の戦績は半端ないレベル(87%の勝率)。多分、アンチの人もいるのでしょうけど、それ以上にオヤジと慕う人のほうが多いようでした。

時代背景として、理不尽を救える器量や多少のアウトロー感覚が認められていた、教える側も教わる側も今より心などに余裕があった等々、今とは違う事情があったと思いますが、それでも篠竹さんと今話題になっている内田氏を並べるのは違和感があります。

当事者しかわからないので、事の是非を語るつもりはないのですが、例えば篠竹監督であれば、同じような事があってもこんな騒ぎにはならないし、そもそも篠竹監督は反則技を出すよりも、自分の考案した作戦をきれいに実現させることに美学を見出していたと聞いているので、あんなクソみたいなプレイは望みもしなかったでしょう。

アメリカンフットボールはルールブックがスポーツの中でも特筆して分厚く、非常に頭脳的な面が強い、コンタクトスポーツなので恐ろしい格闘技ではない面が強いので、それこそ選手一個人がアラインを守らず勝手な行動をするなんてのは、それこそ芸術性の欠片もないダメな話です。

まぁ・・・日大の内田氏はトップの田中理事長の子飼いですし、後手後手の対応もなんかしらの意図があっての事なんでしょう。直接的にみていると、馬鹿な日大・・・という感じですが・・・

さすがにあの共同通信の記者上がり広報部員だって、何らかの意図がないとあんな対応しないでしょうし、内田氏の意味不明な会見だっておかしな話ですし、仮にあれが日大スタンダードだとすれば・・・それは年間で2000億円近いお金が予算として存在する超巨大組織が、組織ごと世間ずれした、という事なんでしょう。

ま、さっぱり分かりませんが、緑色のベンツに乗った篠竹監督は、なんていうんでしょうね、これ見たら。
Posted at 2018/05/25 00:45:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2018年05月22日 イイね!

気が付いたら高騰してた

ランチアデルタインテグラーレ、昔の友達が持っていて乗っけてもらったら、走行中にオルタネーターが落ちて山の中で完全死亡しました。

ろくな車じゃないな・・・そう思いました。

でも、寒い冬・・・つまりオーバーヒートしそうにない時期に調子がいいと、意外と曲がるしなんだか楽しい車の印象もあって、変な形というのもあって今でも自分の中での評価が難しい車です。

あの頃・・・確か95年くらいだったと思うのですが、年式によっては100万円切っていた気がします。友達のは確かHFインテグラーレ・・・8vのエンジンだったと思うのですが、これは90万円とかで買ってきたはずです。

ふと、そんなことを思い出してデルタの中古車を検索したらびっくり!なんと最終年式の走行少な目な個体は800万円とかするじゃないですか!

おいおい!新車より高いから!

なんでも、海外ではもっと高いとかで、日本から安めの個体がどんどん流出しているんだとか。ほんとかい・・・。

全くノーマークでしたが、そういえばこういう出来事ってチョイチョイあるんですよね。もっと昔に、まったく見たこともない小さいレーシングカーみたいな車がさもない中古車に放置してあって、なんだこれ、150万円?要らねえなぁと思ったのですが、その後その車がチシタリアであることが分かり、気が付いた時にはもっと高い値段に跳ね上がっていたのでした。

73カレラとか、上がるよね、上がるよね、あーやっぱり上がった、みたいなのもあれば、人知れず勝手に値上がりしてしまうとか、罪です。

逆に人知れず値下がりしていたりすると、あー買わないでよかった、とか買えもしないのに思います、笑。

冷や汗ものとしては、ポルシェの911Rとかでしょうか。1億とかで買った人はどうするんだろうか。GT3RSも値が下がりましたし、ポルシェのプレミア伝説も終焉を迎えているのかもしれません。

今更ですが、高すぎず、普通の人が楽しめる範囲の性能で、これから先はどう転んでも出てこないであろう車は、価格帯が違えどどれも高騰するのかもしれません。逆を言えば、先々、それより良いのが出るよね、という車に関してはどんどん価値が落ちるのでしょう。

個人的にはノンターボ多気筒クーペがどうしてもほしいです。
Posted at 2018/05/23 00:12:31 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2018年05月19日 イイね!

コーティングメンテナンス

コーティングメンテナンス年間で相当な距離を乗るので、毎年メンテナンスに入れています。

洗車をしても、落ちない汚れが堆積し続けるので、一年も経てば何となく顔がぼやけるというか、うっすら汚くなります。ホイールなんかは顕著で、何となく汚かったのが洗った後だとよくわかります。

すでに8万キロ近い距離を走っているので、当然新車同様にはなりませんが、部分的には新車以上にきれいになっているところもあり、やはり磨きに関してはショップをちゃんと選ばないとなぁと感じます。

というか、磨きに関しては今のショップ以外で満足だったところは無くて、結論として現在あるコーティング屋の大多数は「新しい薬剤をうまく使える」ところが多い気がします。

磨きに関しては、下手をすれば塗装の下地を出しかねないし、かといって何もしないのは傷も消えない。傷が見えにくくなる薬剤を上手に使い、クレームが来ないような磨きに徹するのが経営としては安全に思えます。

多分、ボクでもそうするだろうなぁ・・・この世知辛い時代に、ちょっとでもしくじればとんでもない事を言われそうですし。

なので、自分が出しているショップは、いろいろな面を考えても、大したもんだなぁ・・・と感心してしまいます。

そういえば、磨いた後によく言われたのが6シリーズグランクーペと間違われる、ということです。もちろん、そもそもの形が似ているのはあると思うのですが、磨くことで陰影とクッキリしたラインが出ることで、ここ最近のセダンにありがちなボッテリ感が減ったのかな、と解釈しています。

当然、磨きだけでなく、ケミカルにも精通しているわけで、一年三万キロレベルの酷使にもきちんとコーティング層が耐えているのもさすがです。

もはやG30が出て一年近くですから、立派な型遅れなわけで、バッチク乗るわけにはいきません。無論、フルノーマルで。妙に明るいLEDナンバー灯とか、変な社外ホイールに安いタイヤとか、そういう個体にはしたくないです。

ただ、リフレッシュプランとしては、どこまで乗るか?というのもありますが、ブッシュとアブソーバー等の足回りや、エンジンマウントの交換はどこかのタイミングで考えないといけない気もします。まぁ・・・エンジンが馬鹿熱いので、そもそも過走行にどこまで耐えるかが見物ですが、クソぼっこいまま乗るのは癪ですから。

それにしても、次に乗る車がちっとも思い浮かびません。なんか候補、出るのかなぁ・・・。
Posted at 2018/05/19 14:13:39 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2018年05月13日 イイね!

やすーい456GT「A」

昔々、とってもきれいなワインレッドのフェラーリ456GTを「くれる」と言われました。

おお、くれるなら乗りたい・・・当時、456はMになったばかりで、まだ前期型とはいえ456に乗れれば結構かっこいい感じでした。

奇麗ながら、ドアガラスはドアから外側に飛び出ていて、なるほどここは調整が必要だなぁとすぐにわかり、座ってみるとスイッチ類はベタベタだったので、これも変えなきゃなぁ・・・いろいろやって200万円くらいかなぁとニコニコしていたのですが、ふと右側に目を落とすとシフトレバーが棒に〇がついた「なんだこれ?」みたいなもの・・・

オートマかぁ・・・。

数字を見ると4速・・・。

当時すでに欧州車のオートマは5ATが多くなっていたので、フェラーリのV12エンジンが4速ねぇ・・・と思ったものでした。その前の412なんかは3ATだったので「おい一段増えたから文句言うな」ということなんだろう、と思ったものです。

で、記憶をたどると412はGM製のオートマチックだった気がしたので、そうか456も同じGM製か、ぶっ壊れても大丈夫だな、と予測をしたのです。

よーしもらおうと思ったら、たまたまバッテリーが上がって動かず、しかも、バッテリーを何とかするだけでなぜか40万円掛かるとか聞いて、なんで???バッテリーだけで???と疑問符だらけになり、そこかしこに蔓延るECUのリセットが大変とか、いろいろ聞いて不安になり止めました。

その後、全然縁のない生活でしたが、なんとなく調べモノをしていたら、456のオートマチックはGM製じゃないのを知りました。

なんとまぁイギリスのリカルドにトランスアクスル用のトルコンATを作らせていた・・・結果乗せ換えすると600万円かかるというすっとぼけたミッションであることが判明。

中身はフランス製の部品も多いとか・・・なんでフランス製?フランス製トルコンATと言えば、一時期のフランス車がこぞって積んでいたAL4を思い出しますが、もうそれってダメダメじゃないか・・・と。

もらわなくてよかった・・・まぁ部品にバラして売れば利益は出たんでしょうけど、456ってのは見た目が美しいのに、その代償たるやマラネロや355をぶっちぎって超えている、安い理由はそういうことか、という実に「いい車」なのでした。

タイベル交換済みとかで油断して買ったら破滅の道が待っていそうで、、、、

しかも、リセール無い。

最近では400やらモンディアルでさえ値上がり傾向でバリューもついてきた中、一番怪しい456GT、その中でもオートマは「もっとも冒険的なフェラーリ」であることはまちがいなさ・・・

いや・・・オチ幅はF12やFFのがデカいかも?

とりあえず、デイトナばりにきれいなボディデザインの456、機会があれば借りてみたいです(買わない)。
Posted at 2018/05/13 01:05:05 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「阪急百貨店。通路が広い。関西方面はやはり何か違いがある。大好き。」
何シテル?   07/24 10:57
ほぼ寝てる
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2018/5 >>

  12 345
6 789101112
131415161718 19
2021 222324 2526
27282930 31  

リンク・クリップ

白 蛇さんのフェラーリ 328GTB/GTS 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/10/26 12:18:25
未来をみつめてー新登場。 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/01/26 07:22:09
ランクル250多分誰も注目しないお話 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/08/05 21:00:42

愛車一覧

レクサス LSハイブリッド レクサス LSハイブリッド
もう次はない、AWDのV8ハイブリッド。マークレビンソンは前期より遥かに良い音。
BMWアルピナ B10 BMWアルピナ B10
私は常に最良を求める オスカーワイルド
ポルシェ ボクスター (オープン) ポルシェ ボクスター (オープン)
マニュアル、オプション僅少、まさにベーシックなボクスターのS。ジーンズ感覚でも良し、ちょ ...
スバル レガシィツーリングワゴン スバル レガシィツーリングワゴン
レガシー マイファースト
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation