
多分、知り合いに誘われなければ行かなかったであろう今年の東京モーターショー、不安ばかり的中で案の定楽しいものでは無かったです(反面、知り合いと久しぶりに会えたのは倍掛けで楽しかったです)。
今回は青海会場とビックサイトを股にかけての大会場ぷりでしたが、ビックサイトの東側?は不使用であったり、実は飾るものが大してないというのは公然の秘密。そりゃそうです、輸入車がメルセデス以外来ないんですから。ルノー?日産ですよね。アルピナは出展ではなく「出店」であって、商談会でもあるのでwww
メルセデスにしても、新型のGLEやGLSが見当たらなかったし、ヴィジョンEQSくらいしかモックアップもない。良く出してくれました!という以外、実際問題として日本市場に対してのスタンスははっきりしたものが見えました。
要するに、市場規模も縮小しているし、市場が成熟していてこれまで通りの出展方法に費用対効果が見込めないということなんです。アジア諸国にはまだまだ「カメラ小僧」的なものもあれば、まだまだこれから波及していく途中なのでショーをすることは大きな意味があると思うのですが、日本でわざわざ数億円も掛けて出展しても別に売れないんですよね。
そこに来て、会場をゆりかもめ二駅分まで広げて、子供向けの施設も作って、バンドも呼んでイベントをする・・・
うーん、でも子供来ても面白くないだろうなぁ・・・キッザニアゆーても、、、、豊洲のキッザニア行ったほうが親もらくちんじゃないかなぁ。あんな移動距離じゃぁ子供は疲れちゃうし、シャトルバスは不便だし、そもそも明確なゾーン配置も出来ていないから回り方が解らない。
所詮、業界人目線の運営でしかないんですよね。
車のイベントとしては幕張で行うオートサロンの方が色々な意味で上を行っている気がしますし、オートモービルカウンシルみたいなイベントも増えてきて、東京モーターショーは地位の低下以前にコンテンツとして「面白くない」事になっている気がします。
R35GT-Rが出た時の熱気はどこにもないし、かといってカップルや子連れが楽しそうな風景があるわけでもない、そんなショーに存在意義があるのか解りません。惰性走行に見えちゃいます。
隔年開催とかビックサイトがちょっとふむきとか、景気後退や車離れやら、あまりにも不利な要素が一気に襲い掛かってどうにもイベントを上手に作れないところまで追いつめられている気がします。
まぁでも、一番の問題は見に行きたくなるような国産車の展示出展がない、に思えちゃいます。R35GT-Rは賛否あれど大騒ぎだったし、、、景気や時代の変化で仕方ないって言い方は言い訳にも思えて、何だか色々と残念です。レクサスなんて、もう作ってないLF-Aを引っ張り出してますし、、、
おいおい、昔の栄光に頼るみたいな事は良くないよ。
どうせなら子供向けイベントに刷新してコンパクトにしちゃうとか(お台場冒険王みたいな)、逆にサプライヤー展示を超がんばってまだまだ凄いぞ日本の部品分野!とマニアックにやるとか、どっちみち振り切れないと思ったような動員もないし、ただの予算無駄使いになる気がします。
そんなことを考えつつ、結論とすれば、多分やるだけで意味があることで、それによる受益構造が成り立っているだろうから、とりあえずやってさえすりゃ良いんだろうなぁ・・・と思ってしまいました。
オチ
XD4はカタチが微妙だけど
興味津々、クアッドターボディーゼルって♪
Posted at 2019/10/29 16:42:12 | |
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