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2023年11月04日 イイね!

墓仕舞いならぬ、車仕舞い?

昔住んでいた街で、いつも気になっていた場所があり、それはシングルナンバーの瀟洒な輸入車が完全に放置されている割に、お屋敷自体はとてもきれいという何だかアンバランスな家がある場所でした。

その車がとてもかっこよかったので、近くを通るとつい足が止まったのですが、ある日そこのお屋敷に住んでいる方に話しかけられました。

とても品の良い女性(相当高齢ながら、非常に身だしなみと姿勢がきちんとされている)は「お車がお好きなのでしょう、私の主人も生前はとても車が好きで、、、」

どうやら、結構前に先立たれて、想い出のクルマなのでそのままにしてある、という感じでした。ただ、本人は免許もないし、税金だけ払うがままの状態というのが現状のようで、しかしながらご本人と亡くなったご主人の間の事と思いが詰まっているであろう空間ですから、それ以上コメントも出来ませんでした。

話の上で解ったのは、お身内がいないとのことで、何時かお屋敷ごと何とかしないとならない、というような雰囲気だったので、それはそれで大変だろうな・・・と思いました。

墓仕舞いという話をよく聞くようになりましたが、仮に自分に身内が居なければ墓仕舞いというのはいわゆるお墓だけに限った話ではないんだよな、と思う事があります。

身内が居たとしても、例えば家もそうですが、後々残された人たちが、使わないものを維持するには大変苦労があるわけで、処理も考えないといけないわけです。

知っている人でも、子供が家庭を持っているので申し訳ないと、相談の後不動産から何から一切合切処分し、車や他のかさばるものを処分、自分たちはサービス付きのマンションと有料老人ホームの契約まで済ませ、挙句に生前葬までやってしまい「後は頼んだ」と元気に今でも暮らしている人がいます。

こういう人はレアケースで、殆ど何もできずに大なり小なり困るケースの方が多い気がします。

まぁでも、墓なんぞそうですが、、、あんなもん、システム的にこれから先を考えたら無理ですよ、、、アメリカみたいに墓が一個人のものならまだしも、家族で入るとか、どうにもこうにも維持不可能です。

車もそうなんですよね、、、

60代70代で多いのは「今のクルマは息子(または娘)が使えばいい」とか言うケース、多いんですが、、、大体乗らないOR要らない。

大体ニーズが合わないし、まぁ、、、よほどの仲良し親子でもない限り、受けつぐことは少ないです。まぁ、、、自動車雑誌には結構「親から子に引き継がれるスープラ」とかありますが、あれ自動車雑誌ですし一般社会においてはあんなの超レアケースです。

自分の人生は、設計上自分の経済力の範疇で何もかもが処理可能且つその日が来る前に迷惑にならないように処分出来るように一応考えているのですが、まぁ・・・こればっかりは解らないです。

いや、、、一番解らんのがアストンマーティン。

これ、財産というよりも負債なんじゃ、、、自分のクルマ人生って意外と安く買って相応の経費で乗り切るとか、買ったものの価値が上がる、この2ケースがほぼ全てなのですが、アストンマーティンだけは純損益を必ず計上し、しかもそれが相場の上昇で対応できる金額を必ず超えてきます、笑。

20年とか30年経つときちんと価値として存在し、価格も上がる、というのがよく言われる?アストンマーティンの価値観みたいですが、、、、その間に会社はオーナーが数度変わり、挙句下手すると倒産するし、それ今でいう日本株(旧来日本の株価もそんな感じのことを言ってました、長期保有してればいいじゃん的な)みたいな不透明さがあるように思えます。

とりあえず、価値ゼロになっても生きていけますが、持っているだけでヴァルキリーほどでないにせよ、莫大な金額を必要とした場合、やばくない?と今更にになって思うのです。ゼロベースからマイナスベースへの落下、笑。

まぁ、別に後の事気にする人生でもないのですが、それでも何となくDB9を見ていると、こいつ色々な意味で俺を殺そうとしてないか?と思う事があります。

うーん、、、ガレージで朽ちるとか、あり得るのかなぁ、苦笑。
Posted at 2023/11/04 23:26:28 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2023年11月03日 イイね!

貴族の乗り物

アストンマーティン乗って驚いたのは、点検費用高いな、でした。

一年点検、何もしないで見るだけ約9万円。これなんだ?と思ったのです。さすがにポルシェだってオイル交換入れてそんなもんだったので、てっきり「そっか、オイル交換入れてこれならアストン良心的」と思ったのですが、甘かった。

というか、平民立ち入り禁止区域だったわけです。

そんな部分に何の疑問を抱くの?というレベルの方々の乗り物であって、いくらアンダーカバー外してなにゆーても、テスター当ててはい9万円てなんですの?と1ミリでも思ってしまったら、少なくとも正規ディーラーのお客から外れていくのです。多分。

ちなみに、ヴァルキリーは半年で500万、一年で1500万、車検は3000万、という噂があります。

これはフェラーリより高く、ブガッティよりちょい安いくらいのレンジな気がします。フェラーリもFXXとかラ・フェラーリみたいなのとか、果てはクリエンティになるとまた違う数字が出てきそうですが、、、

そもそも、そこらにいる人らが数字を見るかどうかも疑問ではあります、笑。

そう思うと、当初、なんて高い!と思ったポルシェの整備費用が明朗でリーズナブルにさえ感じてきます。

なんだかんだ、ポルシェっていいもんですよねぇ・・・

PS
レクサスはもっといいもんですよねぇ・・・思考停止するくらい。
Posted at 2023/11/03 23:47:23 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2023年11月01日 イイね!

ジウジアーロさんを、見る

ジウジアーロさんを、見るというわけで、自動車業界のレジェンドであり、まさに巨匠と呼ぶべきジョルジュエット・ジウジアーロさんが来日して話す機会があるというので、応募して早速行ってきました。

当日はこれまた日本人のデザイナー界における伝説、蓮池槇郎さんまで来て、挙句二人が同時に対談するみたいな雰囲気だったので、もはや三日前くらいから興奮状態でした。

当日は無茶苦茶に和やかなシンポジウムで、持ち時間のほぼ全てをジウジアーロさんが独演で使う、という甚大なトラブルが発生、蓮池さんは「え?ボクは2分?」とおどけていましたが、やや延長され、非常に面白いお話をされていました。

しかしジウジアーロさん、興味のある分野が多すぎて驚きでした。もしかすると、ここだけは似ているかも。

なんでも、車のデザイナーになったのは偶然で、特に車に拘ってなかったそうで、、、

うん、、、そうなんだよな、、、

ボクも車は好きだし、今まで、冗談半分ですが命を削って車に時間も金も投資したわけですが、その結果として金銭面で多大な損傷を被り未だ経済復興の最中(といっても復興する見込みはない)です。が、代わりにかけがえのない経験と出会いを得られました。

これは本当にプライスレス。くるま、ありがとう。

ただ、ここ最近、、、2~3年で感じるのは、その比重をもっともっと他にも移したら、もっと楽しいだろうなぁ、という事です。

これまでの人生は車に全てをつぎ込むがごとく、でしたが、少し力を抜いて、他の興味ある分野に時間とお金をつぎ込むほうが幸せになれる気がします。

ここ最近、車関連の日記が「クルマどうでもいい」感が出ているのはそんなところです。どうでもいい、というよりも、もうそこまで考えない風にしよう、というある種の結論めいた考えといいますか、、、

だって、これから出るクルマなんて、、、いちいち用もないのに新車見に行って試乗するのもなぁ、、、

ほぼ乗りたいのも乗ったし、次あるとすればクラシックカーくらいがそそられる範疇ですが、それはなかなか難しいし、それよりも建物や植栽や食べ物や陶器とか、、、カメラもスピーカーもガラスも、、、そういうモノまで楽しめるようなリソースの分配をしないとなぁと思います。

まぁ高性能な方はリソースにあふれているので、こういう悩みはないかもしれません。

ジウジアーロさん、基本的に物凄いおもしろおじさんでした。

面白いって、やっぱり凄いんだな、凄いって自然で素直だな、そう思いました。うーん、、、なんて言ったらいいか解らないんですが、、、とりあえず凄く良かったです。
Posted at 2023/11/01 00:20:39 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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