長年の計画がこの度やっと完成しました。
2007年、新築する時にオール電化を選択。2012年、EVのリーフを購入した時に電力の時給自足と
災害対策を考える様になりました。
2013年、太陽光発電開始。ここまでは順調でしたが、
最後の切り札V2H導入までには時間が掛かりました。
実はV2H取り付けの事前調査だったわけです。

リーフのオドメーターが88888kmを表示した次の日、リーフを活用したV2Hの取り付け工事となりました。

本日朝から業者が設置作業に来てくれます。
V2H本体はこの場所に設置する予定です。
V2Hとは、ビークルtoホームのこと。つまり、EVの大容量バッテリーを蓄電池として貯まった電気を家に戻す事が出来るんです。

例えば、深夜の安い電気をリーフに貯めて、電気料金が高い昼間に使う事で 電気料金を節約出来ます。勿論、晴れた昼は太陽光パネルで発電した電気を
家で使う訳ですが、余った電気は今までは電力会社に買い取って貰っていました。
しかし、来年3月で太陽光パネル設置から10年。売電価格が大幅に安くなる
(卒FIT)ので、太陽光のメリットを享受出来なくなるところでした。

そこで、V2Hの登場です。
余った電気を二足三文で電力会社に売るのではなく リーフに貯める事が出来るので、まさしく電気の自給自足と言う訳です。

とは言え、この機械がなかなかな金額なので二の足を踏んでいたのですが、 今年からV2H購入に対して国から補助金が支給されるようになりました。
申請出来るタイミングで直ぐに契約をしましたが、昨今の半導体不足の影響で
商品が出来ず、契約から半年もかかってしまいました。

同じタイミングで購入した人はまだ納期未定と言っていたので、 それでも私はまだ早い方ですね。
台風シーズン前に取り付けたかったんですが、幸い今年は私の住む地域は
台風の直撃は無かったので停電する事は有りませんでした。
来年の卒FITには間に合ったので良かったです。

今までは万一の停電に備えて正弦波インバーターを準備していました。 これは車の12Vバッテリーから電力を取り出せる機械。
ハイブリッドのセレナe-POWERに接続すればガソリンがある限り
家の冷蔵庫だけでも守れます。
まあ、無いよりマシってヤツですが、幸い出番は有りませんでした。
ただ、今までたまたま無かっただけで、これからも無いとは限りません。

そこで最後の切り札V2Hって訳です。本体がこの様に設置されました。
朝の9時から作業されて16時前に完成しました!

卒FIT対策(売電価格下落への対策)
災害・停電対策(せめて冷蔵庫は守りたい)
電気代高騰対策(深夜料金を昼間に使う)
移動のコスト対策(EV充電の自給自足)

EVバッテリーの充放電はスマホのアプリで簡単。
リーフのバッテリーが30%になったら給電を終了する設定にしたので リーフでの移動も安心です。

長年の計画が達成されました。
万一の災害の時に助けてくれるでしょうが、万が一はない事を願います。

室内分電盤はここに設置されました。

避難リュックも家族の人数分用意してあります。
何度も言いますが、災害は無いに越した事は有りません。 しかし万一のリスクへの備えはしておいた方が良いと思います。
我が家は10年掛けてゆっくり対策しました。
皆さんも今からでも遅くないので、まだ災害対策をしていないなら
少しずつでもされた方がイイと思いますよ。
Posted at 2022/11/30 10:43:34 | |
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