2013年06月27日
日本時間の本日詳細がいよいよ公開されました。
(1)エクステリア概観
エクステリアはパッと見でAクラスやジュリエッタを想わせるエキサイティングなデザイン。
クォーターガラスをやめただけで印象がガラっと変わってしまいます。6ライトキャビンであるV40とは一線を画しています。
(2)フロント
ナンバープレートがアッパーグリルに付きます。これにはドッヒャーというのが第一印象。
グリルのド真ん中にナンバープレートを付けた、50年前のボンネットトラックを連想してしまいました。
CR-Zもこれに共通するものがありますが、こちらはグリルレスデザインなので余り抵抗はないのですが。
そのうちブログ記事で日本のナンバープレートを付けた合成写真をアップする方が出てくることでしょう。
(3)ボディサイズ
全幅が1790mmに一気に拡大され、この数値だけで一気に敷居が上がってしまった印象です。
Cセグメントと言えど、”アッパーCセグメント”と言っていいでしょう。
ホイールベースも2700mmに達しています。これはフルSKYACTIV化に伴って前輪を前出ししたのだと思います。後席の足元空間は現行モデルレベルと予想。
(4)インパネ
中央に1眼と、その両側に角型のハウジングということでV40と同じ。マツダにとっては初のチャレンジでしょう。
しかも中央は指針式タコメーターで、スピードメーターは片隅にデジタル表示というRX-8方式。1500ccグレードを含め、全車でコレをやったら凄いこと。もう1500ccは普及グレードではないし、ハイブリッドは単なるエコカーではない!
シフトレバーとサイドブレーキレバーにはブーツが付いて上級感高し。
写真にはオンダッシュモニターが映っていますが、日本では2DINスペースが無いとやっていけないはず。
CX-5やアテンザと同様、一番上に2DINスペースを設けたインパネにすると予想。
インフォテインメントシステム用のコマンダーが付いていますが、日本では多様なニーズに対応するために省かれ、アテンザのように2DINの両端に押しボタンが付くようになるのでは。
(5)パワートレーン
SKYACTIV-G1.5の最高出力は99PSだそうで、既出の1.3と同様にダウンスピード型のようです。型式は恐らく「P5-VPS」でしょう。発生回転数は5000rpmそこそこか?
期待のディーゼルはアテンザとの差別化を計るために出力をデチューンして燃費に振った仕様となるのではないでしょうか。
SKYACTIV-G2.0はアテンザと同一でしょう。
トランスミッションは2.0とディーゼルが6ATなのは当然として、1.5はデミオの例からしてCVTのマニュアルモード付きとなるでしょう。メーカーはアイシンを踏襲か。
マニュアル車はディーゼルへの設定は確実と思いますが、出来れば全車への展開を希望。
(6)グレードと価格勝手に予想
今回の商品性には「4WDが欲しければどうぞ他社へ」という強いメッセージを感じるので、4WDは設定なしと予想。
①「15S」CVT 190万円 JC08モード燃費19~20km/L 75%減税
●カーテン&サイドエアバッグ●DSC&TCS●左右独立フルオートエアコン●アドバンストキーレスエントリー&プッシュスタート●205/55R16タイヤ+アルミホイール●バックカメラ●オーディオレス●フォグランプ●オートライト&オートワイパー
【OP】HID&AFS、本革巻シフトノブ&ブレーキレバー、SCBS、SBS、MRCC、RVM、HBC、LDWS
②「20S」6AT 220万円 JC08モード燃費19.0km/L 免税(車重を1320kgにうまく調整して免税を勝ち取る)
<15Sに加えて>●205/50R17タイヤ&アルミホイール●i-ELOOP●本革巻シフトノブ&ブレーキレバー●クルーズコントロール
【OP】HID&AFS、SCBS、SBS、MRCC、RVM、HBC、LDWS、BOSEサウンド、本革シート、ヘッドアップディスプレイ
③「20S L Package」6AT 240万円 JC08モード燃費19.0km/L 免税
<20Sに加えて>●HID&AFS●運転席パワーシート●運転席&助手席シートヒーター
【OP】SCBS、SBS、MRCC、RVM、HBC、LDWS、BOSEサウンド、本革シート、ヘッドアップディスプレイ
④「XD」6AT/6MT 260万円 JC08モード燃費21km/L(6AT)、23km/L(6MT) 免税
装備は20Sと同じ
⑤「XD L Package」6AT/6MT 280万円 JC08モード燃費21km/L(6AT)、23km/L(6MT) 免税
装備は20S L Packageと同じ
⑥「HYBRID」6AT 260万円 JC08モード燃費25km/L 免税
装備は20Sと同じ
トランスミッションはマツダのことなので電子制御無断変速でなく6ATにこだわるはず。いくつかのメディアではハイブリッドの燃費は30km/Lを超えるのではないかと言っていますが、車体の重さやマツダの現有HV技術を考慮すると、インサイト並がいいところでしょう。もちろん、期待を超えてくれたら嬉しいですが。
ハイブリッドはセダンのみですが、その他はセダンとハッチバック同額となるはずです。何の根拠もありませんがお許しを。
【参考文献】
http://www.autoexpress.co.uk/mazda/3/64709/new-mazda-3-pictures-revealed
http://www.motorauthority.com/news/1085051_2014-mazda3-ditches-the-smile-adds-new-technology
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2013.6.28 22:50追記
新型MAZDA3のより詳細な情報が分かってきました。
6MTは1.5にも設定有り。国内仕様にも是非!!
1.5は1.3に対してボアとストロークをほぼ5%ずつ拡大しています。
ボア:71.0mm→74.5mm
ストローク:82.0mm→85.8mm
2.0が95RONで165PSで、かたやレギュラーガソリンの日本版アテンザでは6%ダウンの155PSです。
1.5の最高出力はハイオクガソリン相当の95RONで100PSなので、1.5のレギュラーガソリンは最高94PSとなりそうです。目下、国産1.5Lの最低となるでしょう。
車輌重量は1.5の6MTで1190kg。現行のハッチバックのCVT車より60kgも軽くなっています。
デミオは5MTがCVTになると20kg増なため、1.5のCVT車は1210kg程度でしょう。
燃費は上記のように20km/L行くかどうかのレベルと見ているので、減税率は75%となります。
タイヤサイズは205/60R16と215/45R18の2種類とのこと。
最小回転半径は全車5.3mです。18インチで達成できるなら16インチは切れ角変更で5.0mくらいにするのは技術的に可能と思います。
【参考文献】
http://www.autoforum.cz/predstaveni/nova-mazda-3-2014-uniklo-uplne-vse-o-nove-generaci-trojky/
Posted at 2013/06/27 23:48:47 | |
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