
10月18日、ついに納車一周年となりました。
オドメーターは12,412kmです。
主に給油ごとに走行距離をプロットすると図のようになります。
最初の半年で7,000km、残りの半年で5,000km走りました。
記憶を辿っていたら長たらしい読み物になってしまいました。暇つぶしのお時間がある方はしばしお付き合いを。
【納車までの経緯】
2013年9月
転勤のため函館から札幌へ引っ越しました。
いくつかの雑誌やネットの情報では、2011年のマイナーチェンジから2年経過していたデミオの次期型の内容、予想図、発売時期が現れ始め、2014年3月のジュネーブモーターショーで予告モデルが出展されることも想像に難くありませんでした。さらに、この頃デミオだけでなくコンパクトSUVの存在がキャッチされていました。車名は既にCX-3となる見方が多数。コンパクトワゴンたるDYの多機能性の恩恵を存分に受けていた私は、DEの正常進化形では物足りず、SUVの方に興味を持っていたのです。
2014年は当時のマイカーであったDYデミオ(スポルト 4AT 2005年後期型)の中古車購入から丸5年。
最初のマイカーであったDWデミオ(LX-G 5MT 1998年中期型)
を5年で乗り換えていたので乗り換えのタイミングかなーと考えていたので、乗り換え候補はデミオSUVを第1位とするも、国内外の各種ディーラーを回って新型車の味見をするようになりました。
かねてから認識していたのですが、ATは実につまらない。DYスポルトを買った当初はアクティブマチックだったので手動変速も出来ると喜んでいたのですが、ある時職場の社用車だったカローラⅡのMT車に乗ったら余りにも楽しくて、「自分はMT車が好きだ!」との感情を初めて持ったのです。DWがMT車だったのは単に他のデミオの中古車と比べて一番安い個体だったからであり、3速ATでなければ何でも良かったのです。
2013年11月
4日 新型アクセラの試乗車が出回り始めたことを機に、次期型デミオおよびSUVの情報収集も兼ねてマツダのディーラーを訪ねます。1店目は塩対応だったのでスポーツ20Sを試乗だけして、ショールームへ一切足を踏み入れることなくあっさり退散。仕切りなおしにマツダ2店目へ。それが今お世話になっている店で、現在の担当者と出会い、スポーツ15Sを試乗したのでした。
ブログ
10日 スズキのディーラーでスイフトスポーツの6MTに試乗することが出来、市街地を1km少々周っただけなのに運転が楽しすぎて「乗り換えるなら何が何でもMT車」と決意を固めました。
ブログ
2013年12月
8日 今お世話になっているマツダを1ヶ月ぶりに再訪。電話でHYBRIDの試乗を勧めてくれたので喜んで出向きました。
ブログ
次期デミオとCX-3のどちらが最初に発売されるかが一番の関心事でしたが、デミオは2014年4月か5月で、CX-3が同年秋の見通しということで、「最初に出る車を最速納車で手に入れる!」と決心し、次期デミオに絞りました。
札幌への引越しの僅か数日前にDYスポルトの左側前後のドアを自損でボコボコにしてしまっていたのですが、これを10万以上かけて修復しても下取りで赤字となるのは予想がついていたので、あと半年だと思って我慢して乗ることにしました。
2014年2月
21日 ついにマツダより、翌月のジュネーブショーでワールドプレミアを果たす「跳(HAZUMI)」の情報がもたらされました。
ブログ
既に雑誌やネットで予想されていた通り、新開発の小型1.5Lディーゼルを搭載するとの情報も。大いに期待。
2014年3月
4日 ジュネーブショーで跳(HAZUMI)が公開され、購入計画が膨らみます。
ブログ
グレードはもちろんMTで車輌本体190万以内ならディーゼルで行こうと計画しました。
9日 アクセラの試乗で知り合ったマツダへ3ヶ月ぶりの訪問。担当者に「パックDEメンテと同じレベルで点検して」と申し込み、DYスポルトの点検を受けました。ここで初めてこの店に支払いが発生し、顧客の仲間入りです。
跳(HAZUMI)について熱く語った挙句、「予約が始まったらすぐ買いにきます!」と高らかに宣言。順調に布石を打っていきました。
ブログ
2014年5月
22日 マツダの担当者から電話で、デミオの発売は8月でガソリン車のみ先行とのこと。
ブログ
「最初に出る車を最速納車で手に入れる!」の夢を貫き、買うのはガソリン車に決定します。
さらにディーゼルにも4WDが用意されるとの情報を聞き、これをみんカラにアップしたところ、即日「頑張れ!三菱自動車応援ブログ」に転載され、一夜で18,000ものアクセスがありぶったまげました。
2014年7月
17日 とうとうマツダから新型デミオの生産開始のニュースと、市販モデルの写真、エンジンスペックが公表されました。
プレスリリース
ボディーカラーは青が選べたので、深く考えずDYの色を踏襲することを決意しました。
ブログ
20日 2日前に商談予約を入れ、マツダ訪問。契約は販社全体で4人目か5人目で、店舗としては私が初とのこと。
ブログ
店長の手厚い待遇を受け、セールスマニュアルでグレード選びとなります。
グレードはDEの13Cレベルを求めていたところ、新型の13CはATのみと判明したため、自ずとMTで一番安い13Sに決定。
CDデッキは無いと困ることがあると考えオプション装着。
LEDヘッドランプも欲しかったですが、これを含むパッケージを付けると乗り出し価格が180万を突破するので断念。
DYスポルトで札幌で一冬過ごした結果、微細な錆が一気に広がってしまったため、下回りはノックスドールを施工。
発売前ということで値引き交渉の回避と引き換えに、冬用品を始めとするディーラーオプションはフロアマットに至るまで全て自前で調達することとし、ディーラーの利益確保に配慮しつつイニシャルコストの低減に努めます。
さらに、DYの下取り額も逆にマイナス査定(廃車処分費用発生のため)を受けたので私自身で処分することにしました。
結果、パックDEメンテ36も付けて174万で仮発注となりました。
9月の発売開始初週末には全国最速納車の仲間入り、と期待していましたが、残念ながら生産は9月中旬で、北海道は船便の輸送期間が長いので納車は生産の1ヶ月後と宣告され、全国トップクラス納車の夢は散りました。
7月17日生産開始とは何だったのか?
2014年8月
9日 大丸で開かれた新型デミオのプレビューイベントで後々自分も手にすることになる車をじっくり観察しました。
ブログ
18日 みんカラの愛車一覧に登録しました。DJデミオの登録は私が世界第3位でした。世界初になりたかったなー・・・。
2014年9月
6日 マツダで正式な契約をしました。
ブログ
ようやく本カタログを受け取りました。が、ディーラーOPカタログは未完成だったので、ディーラーのノートPCでデジタルカタログを拝見したのでした。結局オプションを増やすことはせず、内容は前月と不変です。希望ナンバーを付けたいと申し出たところ、全額ディーラー負担でやってもらえることに。これが唯一の値引きです。
13日 マツダ訪問。書類提出。ディーラーOPカタログをようやく入手。
ブログ
19日 電話で17日に生産ラインに乗った旨の報告がありました。よって納車日も10月18~19の土日となる見込みとなりました。
ブログ
26日 ガソリン車発売。
プレスリリース
27日 13S・Lパッケージを試乗。
ブログ
内装の高い質感に脱帽。本来ならこの日に納車されたかったのに・・・と悔しい気持ちも。
26日 車検証が発行。
本州のみんカラユーザーさんの納車報告がぼちぼち現れてきます。
2014年10月
12日 現金一括で代金を納付すると共に、まだナンバープレートが付いていない状態のデミオ13Sとついに対面しました。
ブログ
18日 9時、納車。
ブログ
どういうわけか49kmも走っていたのは何故?
ディーラーから数時間のドライブへ直行。さらに早速カー用品店で小物を揃えて取り付けを進めていきました。
2014年11月
1日 DYスポルトと永遠の別れ。
DJの納車の数日前に大阪の廃車買取業者にDYスポルトの買取を依頼。ドアがボコボコという情報を伝えなくても買取額の一回目の回答が「10,000円」。頭に来て「地元に切り替える」と言ったら20,000円になりました。
車検証上の所有者が函館時代のディーラーだった関係で抹消の手続きに時間を要し、アパートの車庫には2週間、DYとDJとバイクが同居。無駄に広い車庫を借りていて助かりました。
現在
初めての新車であるDJデミオを自分流に創り上げて早一年。豊かなカーライフが送られていきます。
ロングドライブに出るとカタログ値を軽々と超える燃費。納車直後は遅かったスタートダッシュも1,000kmくらいで解消されDYの1.5L以上に軽やかな加速感。そしてSKYACTIV-MTのフィーリングに魅了され、巷でのナビのクレームを尻目に、書き換え後もなお稀におバカになるマツコネもまあまあ大目に見ていつの間にやら丸一年。
備忘録でしかなかったみんカラも、北海道の都心に住むお陰でDJオーナーとのFace to faceの交流やハイドラでのハイタッチなどの機会に恵まれ、リアルワールドをクロスオーバーさせたコミュニケーションツールとして位置づけがより高いものとなっています。
このまま独りで生きていく限りはこれ以上の車を求めることは無いでしょう。しかしアラサーを自称できる年代も超えてしまい、この先どうなることやら・・・。
今後ともよろしくお願いします!!