日産純正とオプティマの仕様を比較してみます。
5時間率容量(Ah)は、 純正が17、 オプティマが44
CCA(Cold Cranking Ampere)は、 純正が210、オプティマが730 です。
CCAとは、-18℃でバッテリーを30秒後に7.2Vとなるよう放電させた場合の、流せる電流です。
オプティマの特徴は、CCAが大きいと言うこと。
これはエンジン始動のしやすさを示す値で、純正の3倍以上の性能と言うことになります。
ただし、重量だけは大幅増です。純正が6.5㎏、オプティマが14.5㎏!
純正
オプティマ
オプティマはドライバッテリーなので、軽量だと思っていたのですが・・・
なお、販売店の管理用シールも貼られていて、万一の修理等の際も履歴管理がされるようです。
さて、取り付けのレポートです。
まずは、トランク内の内張りを外します。
タワーバー・タワーボードを外します。ボルト・ナットが多数のため、電動ドライバーは必須です。
バッテリー部のリレーは、フューエルポンプをバッテリー直結にしたものです。
純正バッテリーを外す前に、別のバッテリーを接続し時計等をバックアップします。
万一のショート防止のため、バッテリー周囲をクッションシートで覆います。
工具も簡単に絶縁処理をします。
バッテリー搭載部の板金がオプティマの底面に当たり、若干浮き気味になる為、
オプティマ底部のリブをカッターナイフでカットして、板金との干渉を防ぎます。
クッションシートを敷いて、オプティマを搭載します。
オプティマに交換完了です。
ターミナルの径が異なるため、変換アダプターを使っています。
交換後の電圧は、エンジン始動前12.1Vを示しています。
エンジン始動後は、14Vです。
エンジン始動時の比較です。
純正:2年5ヶ月使用(VAIO内蔵カメラで撮影)
オプティマ(新規購入したLUMIXで撮影)
オプティマの方が、セルの回転が速く、短時間で初爆しています。
セルはかなり勢いよく回っている感じなので、寿命が心配になるくらいです。
さて、今回ショッキングな事実が・・・
タワーボードの裏側に錆を発見。下部を固定しているボルト4本が錆びており、
そこから錆がタワーボード側に広がったようです。
しかも、ボルトを伝わって水がトランク内に侵入した形跡も。
水の浸入防止のため、ブチルゴムで堤防?を作ってみました。
が・・・、これが、この後の悲劇の始まりか・・・???
Posted at 2012/07/21 14:52:13 | |
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