②から、かなり間が空いてしまいましたが、
「これが、この後の悲劇の始まりか・・・???」の続きです。
タワーボード取り付けボルトが4本錆び、雨水がトランク内に侵入した形跡がありましたので、
取り付け穴周辺をブチルゴムで囲うようにして取り付けたのですが、
ゴムの潰れで、ボルトの締め代が分かりづらくなり、結局ボルトを破断してしまいました。
左が破断したボルト、右が正常なボルトです。(先端が錆びています)
折れたボルトが残ってしまいました。
ボルト除去はいろいろな方法があるようでしたが、素人が確実に作業できるよう、
専用ツールを購入することにしました。
スナップオンのエクストラクターです。
ドリルとドリルガイド、エクストラクターシャフトとそれに掛けるナットで構成されています。
まず初めに、ボルトセンターに穴を開けます。
エクストラクターシャフトを打ち込みます。
ナットを掛け、スパナで廻していきます。
が、錆で摺動抵抗が大きく、途中でシャフトが空回り!
幸い、ボルトが数㎜出ていましたので、ネジザウルスで回して、取り除くことができました。
さて、復旧は錆の予防とトランク内への雨水の浸入防止も考慮しました。
ボルトの防錆処理はいろいろある中で、ダクロ処理を選択。
いろいろな防錆処理の中でも、防錆効果が高く、強度低下につながる水素脆性も無いとのこと。
ついでに2度と折れないよう、強度区分10.9の高張力ボルトにしました。
ネットで発注しましたが、最小ロットでもボルト100本、ナット500個となりました。
4本使っただけですので、あと96本あります。
欲しい方には無償でお渡ししますので、R's Meeting前にご連絡ください。(笑)
雨水の浸入防止には、水道管のシールテープを巻き付けました。
タワーボード取り付け完了です。下部の4本だけボルトの色が異なっています。
さて、折角タワーボードを外したので、オプティマ取り付けの際心残りだった追加作業を行いました。
バッテリーのマイナス端子からボディへのアースプレートは、広い面でボディに接していますが、
外してみるとボディ側の塗装が残っており、取り付けボルト2箇所の接点だけになっています。
面接触すべきと考え、ボディの塗装を剥がしました。
また、バッテリー各端子、 スプリットファイア・グラウンドワイヤー(アーシング)各端子を、
WAKO’Sの接点復活剤で処理しました。
ドライは短期的な表面改質用、ウエットは長期的な表面保護用です。
結果MFD表示値は、前回オプティマ取り付け直後のパワーオンで12.1Vのところ、
今回12.3Vにアップしました。
エンジンの始動性の差は感じられませんでしたが・・・
Posted at 2012/08/18 21:18:45 | |
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