
2025年もあと僅かとなりましたが、R6(蒼)のラジエーターホースとプラグ交換しました。
整備手帳:
R6(蒼)はR6(紅)と9割くらい同じ作りなので欠点も引き継いでます。
高温のエキマニ直後にホースがあるので劣化が早くて漏れます。
ホース自体はまだ漏れてませんが、R6(蒼)も7歳なので予防保全で交換します。(ついでにアッパーホースとロアホースも)
R6(紅)も製造から7年で漏れました(2007年製→2014年に漏れあり)ので妥当な期間でしょう。
で、部品集めていざ交換しようと思ったらホ-スが刺さるジョイントのガスケットが滲んだ跡がある事に気が付くという…
<品番>
・2C0-12577-00:エキマニ後の
・2C0-12578-01:アッパー
・2C0-12579-00:ロア
・4FM-14613-00:ガスケット×4
部品用意してなかったので、今回は清掃して誤魔化します。
外してみたらOリングでした。液ガス塗って誤魔化そうと思ったけど、お祈りしてそっ閉じしました。
様子見してダメそうならOリング交換します…。
R6(紅)の時はここは漏れなかったのでノーチェックでしたね。
LLC抜くのでラジエーターを外してプラグ交換しようと思ったのですが、R6(蒼)はR6(紅)と違ってABSが搭載されています。
もともと取付け想定していないR6(紅)の車体にむりやりABS積んだのがR6(蒼)なんで、設計が終わってます…。
何を思ったかラジエーターにABS配管ステーが固定されており、そのボルトがアクセスできないフレーム側から刺さってます(爆)
このステーはラジエーターを車両に"組み付ける前"にラジエーターに取付けてあります。なのでラジエーターを降ろさないと外せない。
でもラジエーターを降ろす為に外したいというジレンマ…。
じゃあステーそのままに配管だけ外そう。って言うと分配器を止めているボルトが1本あるんですよね。外せばいいと思うじゃないですか。
ボルト抜いても分配器はステーから外せないんだこれが…!?
ステーが四角い分配器を囲うよう檻の形状になっているので外せません(爆)
外すにはブレーキ配管とブレーキホースを外す必要があります。
…
………
………………
………………………え?
ラジエーター降ろすのにブレーキ配管分解が必要なの\(^o^)/
フルード準備してないので却下!!
ってことでラジエーターは今回降ろしません!!
プラグ交換は上からアクセスする方法でやろうと思います。ホントはエキマニ着脱の邪魔でもあるから外したいんですが…
ホース交換のためにエキマニ外す必要があるので、ラジエーター降ろさずに狭いなか何とか外しました。
スタッドボルトとナットはダイスとタップでしっかり整備しておきます。固着するとスタッドボルトをねじ切る超絶面倒な事態になります。(R6(紅)で経験済み)
エキマニなんて普通外さないじゃん。って思う所ですがR6(蒼)は問題のホースがあるのでエキマニ外せなくなるのは大問題に繋がります(爆)
ホントはスタッドボルトも定期的に打ち替えるくらいの勢いが必要かもですが、スタッドボルトを抜くときに折損するリスクも考えると、ナット側の健全性を確保する方が安全です。
スタッドボルトも時間が経つほど抜けなくなるリスクが上がりますので…ほんとは…。
ホースを交換してエキマニの復旧がこれまた大変で…
重いエキマニ一式をラジエーターで見えない&狭いEXホールに差し込みながら固定していくのが超辛い…
EXガスケットもパチっと嵌ってくれるわけじゃないので自重で落ちてくる。手がいくつあっても足りない状態(爆)
ガスケットはグリス塗って貼り付けてなんとかしました(笑)
排気系とLLC充填してカウル復旧でホース交換は終了。
プラグ交換はラジエーター降ろしを断念したので、上からアクセスする方法でやってみます。
一応できるらしいのだけど実際どうなのか…。
色々取り払ってプラグ外す所までいった所ですが、作業する開口広さではないです(爆)
工具がまともに入らない。手もまともに入らない。暗いからライトで照らさないと見えないのに、ライトで照らすと何も作業できないという(爆)
これは色んな工具持ってないと無理ですわ…。
私はメイン使用の工具が9.5mmなんですがそれだときっついです。ありもので何とかしましたが、6.25mmの工具を充実させないときついですね
ダイレクトイグニッションも固くて抜けないし、戻す(挿す)のも力が入らず苦労します。
ちょっと脱線しますが、よく「水平対向のプラグ交換は大変だ」なんて言われますが、YZF-R6というバイクのプラグ交換に比べたら、「え?なにいってんの?」ってレベルです。※水平対向のプラグ交換自分でやってる人の発言です
R6(紅)はラジエーター降ろしてプラグ交換したので、まぁ作業負荷はあるけどスペース的にはまだなんとかなるレベルでした。
R6(蒼)は上からアクセスすると外すもの自体に大物はないけど、狭すぎ問題がヤバイです。
かと言ってラジエーター降ろすのにブレーキ配管分解とか…何いってんの?レベルなんですが…
無理やりABS載せたにしてももうちょっとやりようあったでしょう、ヤマハさん…。
オマケの燃焼室ファイバースコープ写真。
なんというか真っ黒ですね(爆)
プラグの焼けは問題なかったけど明らかに燃料濃いでしょ。パワーの為に燃料ばかすか吹いてるなコイツ…。600ccで118.4PS出してるだけある…。
4気筒とも同じだったので気筒による不具合ではない。
これもオマケ。
エアフィルター側から見たラムエアダクト。
奥に外が見えますね。
フレームや樹脂板などの遮蔽物を介しているのが分かります。
しかしやっぱりここの下の板外してプラグ交換しようってのが間違ってる気がします(爆)
なんというか元々R6(紅)の時から整備性が終わってるバイクなんですが、R6(蒼)は拍車をかけてますね。
追加装備についてはABSが付いたとかクイックシフターが付いたとか、そんな所なんですが、元々付ける作りになってない詰め込みSSにさらに詰め込んだ弊害がでかいです…。
ラジエーター前のABSラインについてはステーの固定ボルトの向きを手前にするだけでグッと整備性が上がるのになぜ出来なかったのか…。
今後どうしても外さないと…って時が来たらそのときはやりますが、外したついでにステーだけor分配器だけ外せるように細工したいですね。
↓これは異常でしょう…。
作業手順
<ホース交換 パターン1(推奨)>
①ブレーキ配管着脱(要フルード補充/エア抜き)
②ラジエーター着脱(要LLC交換)
③エキマニ着脱
<ホース交換 パターン2(できるけど狭い)>
①LLC交換
③エキマニ着脱
<プラグ交換 パターン1(推奨)>
①ブレーキ配管着脱(要フルード補充/エア抜き)
②ラジエーター着脱(要LLC交換)
<プラグ交換 パターン2(できるけど激狭)>
①タンク着脱
②エアクリボックス着脱
③エアカットバルブ着脱
これと比べると車の作業が全部簡単に感じるようになります。GDBインプレッサの時は何かにつけてインタークーラー着脱が付いてまわりましたが、その感覚でラジエーターやエキマニの着脱がある感じなのがYZF-R6というバイク(´Д`)