バイクで走っていると、時折ふわりと金木犀の香りが漂ってくるようになりました。
まだまだ暑い日もありますが、秋になりつつあるんですね。
さて、導入が完全にバイクで何処かに行くような雰囲気ですが、ちまちまと工作をしていました。
まずはくたびれたミニキャビネット様のリフレッシュ。
車/バイク弄りの為の工具を満載してヘビー級な重さになっているミニキャビネットですが、購入したのが2014年7月。…7年も使っていれば、真っ赤なカラーもくすんでしまうもの。
赤で再塗装しようかと思います。
取付けている付属品はミニキャビネット本体よりも塗装の質が悪いですね。
所々塗装が割れて浮いてて、コンコンと叩いていくとかなり剥離してしまいました。
下地処理が悪く、塗装の内側から錆びた感じですね。
今回は折角なので一緒に塗装してしまいますが、これらは買い直した方が手っ取り早いでしょうね。
そこまで本気で塗装しないつもりなので、足付けして旧塗装の上に塗ります。
ナイロンサンダーで足付けしていきますが、クリア塗装されていないので研ぎ水が血色に…。
使う塗装はスバルのピュアレッド(M7Y)です。
メタリックではないソリッドの赤色が欲しいな~。と思ったら86/BRZに設定あるじゃん。という採用理由。
ソリッドのレッドなんて近年あまり使われないカラーだと思いますが、それを採用しているのは素晴らしいですね。
86/BRZ以外にもWRX、インプレッサ、レヴォーグなどにも採用されていますね。86/BRZ以外で見た事ないですけど。
横着して引き出しの中身をそのままで塗装してます…。※引き出しの内側とかは色褪せず綺麗なので、外側だけの塗装です。
ピュアレッドを塗ってクリアも塗ります。
塗り終わりました。
新品同然の赤々しさになりました。むしろクリア層がある分、新品より綺麗かも?
というか、ピュアレッドの違和感の無さ!?
キャビネットレッドとかに改名した方がいいのでは??
※新品の頃のお姿…
お次は金物工作です。
セローの後輪用にセンタースタンドドーリーを使用しているので、サイドスタンド用を自作して使っているのですが。
鉄プレートにキャスターを付けただけのものなので、動かすとき背が高くて転ぶんですよね…。
って事で使い勝手が良いように背の低いバージョンを作ろうかと。
今は溶接機があるので、金具の組み合わせだけではできないようなものでも作れます。
ホームセンターで金物とキャスターを調達。
溶接する都合、表面処理がされていない金物の方が都合が良いのですが、そういうのって安いんですよね。
L字を少し切断&穴あけ加工したら、ベースに点付け溶接します。
点付けで位置を決めたら本溶接。こんな感じの形に。
溶接機を使い始めたばかりの素人でもそれなりに溶接できるので、半自動溶接機って優秀ですね。
とはいえ、ホントにくっ付いているだけできれいさは無いですが(爆)
綺麗なビードを作るプロはすごい。
超テキトーに色を塗って(笑)。
キャスターをつけます&スタンドが乗る部分にゴム板を敷いておきます。
どうでしょう?良い感じの低さになりました。
ボルトナットでもこの構造にしようと思えばできない事は無いですが、溶接だからこそのシンプルな作りになったと思います。
サイドスタンドを乗せれば後輪のドーリーと合わせて、セローの向きを簡単に動かせます。
壁に向かって後輪をえいっと押し込んで駐車するのに活躍します(セローの真後ろにはR6(蒼)があるので)
今までの背高仕様と比べて、今回作った背低仕様はかなり安定感があります。
さて、最後のネタは…
86(穹)のGTウィング翼端の止水処置の変更です。
この前クリアを再塗装したときに翼端のシールを更新しましたが、その後やっぱり水の侵入が見られたのでシール材の変更テストをしてました。
・エプトシーラー(柔らかい) → 戸当たりテープ(硬め)
今まで使用していたエプトシーラーは真っ黒なので、GTウィングに使っても目立たなかったのですが、止水に使うにはかなり密着(圧着)しないといけません。
なので密着が強くなるように硬めのテープに変更してみたのですが、色がグレーなので目立ってしまってダメだなと。…止水性は良かったですが。
単なる材質変更ではあまり有効打にならないので、思い切ってシール方法を変更しました。
0.5mm塩ビ板(黒)を翼端の断面形状にカットします。
で、それを両面テープで翼端断面に貼り付けます。
※ボルトを通す穴にはエプトシーラーでシールを。
今まで隙間テープで埋めていた隙間を両面テープでの貼り付けに変更する訳です。
更にぐるっとエプトシーラーで囲います。
ここまでやって翼端板を取付けます。
シールの工程は増えましたが、一番重要な部分は両面テープによる止水なので今までよりも確実な筈。
反対側も同じように施工。
ウィング本体>両面テープ>エンビ板>エプトシーラー>翼端板 という構成ですが厚さも殆どなく色も黒なので目立ちません。
この状態で洗車をしてみましたが、水の侵入は無し。勝った!!
GTウィングの幅を切り詰めるのは翼端の処理が一番厄介かもしれません(爆)
ということで、工作色々でした。涼しくなってくると作業が捗ります。