セローのエキパイの取付け部がかなりみすぼらしくなっているので何とかしたいと思います。
もはやナットが外れるか?って見た目ですが…。
※R6(紅)に乗っていた時はナットを回そうとしてスタッドボルトを折った経験があります…。
折ると大変になるので、スムーズに緩む事を祈ります。
スタッドボルトとナットも部品は確保済。
・スタッドボルト:90116-082023
・ナット:095704-08500
可能ならスタッドボルトの打ち替えをしたいところですが…。
思いのほかあっさりナットが外れました。
固着もしてなくて、締め付けトルクもそんなにかかってなかった。
そういえば外装リフレッシュ(2021年再塗装)した時にエキパイも外して磨いたのですが、その時に外せなくならないように…と軽く締める程度にしておいた気がします。それが効いてましたね。
エキパイを外していきますが、マフラースプリングも錆びてきてます。
亜鉛メッキの白錆びがほとんどですが、一部赤さびも見えますね。
エキパイ一式取り外しました。
うん。汚い(笑)
ダブルナットを噛ませてスタッドボルトが外せるか試してみるも…
ボルトが伸びる感じはするのですが、回る気配はなし。。。
破断しそうなので、諦めてネジ山整備に切り替えです。
M8のダイスでネジ山をさらっておきます。ダイスを回す工具が入らないので手で少しづつねじ込んでいきました。
見た目は綺麗になりましたね。
ガスケットを外すのですが、これがもう難敵で(爆)
外すのが困難そうで今まで交換してこなかったのですが、意を決してやってみると案の定。
マイナスドライバーとペンチで壊しながら外します。
ようやく外れたガスケット。
金属被覆付きの圧縮ワイヤなので、壊すのも大変。がっつり張り付いているからちょっとやそっと引っ張っても外れないし…。
あとは、排気管に隠れていたエンジンフィンが土で茶色く汚れてます。
見える範囲は以前磨いていたのですが、エキパイ外してなかったので陰になっているこの辺りは残ってました。
磨きました。見えなくなりますけど、綺麗になると気分が良いですね。
スタッドボルトは耐熱塗料で保護しておきます。
エキパイのフランジもかなり錆びが進んでますが、エキパイの前面がくすんでます。
タイヤからの汚れのハネ上げだったり、エンジン直近で高温だったりで表面がやられていきます。
汚い所は磨いて綺麗に。
酸化被膜がとれて銀色になってますが、熱が掛かったらまた金色っぽくなります。
詳しくは「ステンレス テンパーカラー」で調べてね。
フランジ部分は腐食多めで、錆びを取ると凹部ができてしまってます。
フランジも耐熱塗料で誤魔化します(笑)
あとは戻して完成です。
殆ど見えないところですが綺麗になり満足です。
スタッドボルトは外さないで済むように維持していきましょう。ホントに外さなきゃないときは折れるの覚悟でやるしか…。
Posted at 2023/06/11 19:08:11 |
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セロー250S | 日記