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2014年08月29日

新型WRX STI(VAB)試乗

新型WRX STI(VAB)試乗 8/25に発売となりました新型WRX STI(Type S)に試乗してきました。

といってもちょっと想定外の試乗で、写真もスマホで撮った1枚のみ(笑)



そもそも試乗目的でスバルに行ったのではなく、タイミングベルトの交換を予約しに行ったんです。

そしたら、青い新型が停まってるぢゃあありませんか。

カタログラックに新型WRXSTIのカタログが置いてなかったので、展示車かと思って聞いてみたら普通に試乗車でした。
※試乗後カタログは貰いました

そしたらほら、まぁ当然乗るよね☆


外観に関してはスバルらしく(?)賛否の分かれる所・・・でしょうか?

スバルに毒されている私は無条件に「カッコイイ」と思いますが(爆)

私は好きですよ新型の顔。



GRBの頃からですが、ボンネットのエアインテークは控えめ。

なので、運転席からは全然見えませんので普通のボンネットみたい。

サイドビューはフロント/リアウインドウが寝かせ気味になっているので室内は広め(に見える)ですが、外観としてはちょっと大きく見えるかも?

GDBに乗ってる私はいいですが、フロントがロングノーズなので最近のショートノーズ車に乗ってる人は見切りが悪いので注意かな。

リアは相変わらずデカイウイング付きです。ですが後方視界は本棚に比べて全く気になりません。


ちなみにエンジンはEJ20続投「最高出力308ps/6400rpm、最大トルク43.0kgm/4400rpm」です。スペック値的には据え置きですね。
※WRX S4はFA20搭載

ボンネットの支えは棒じゃなくてダンパー仕様でした。高級路線へシフトしていっているのが見て取れる瞬間です。


タイヤは標準でダンロップのSP SPORT MAXX TTで245/40R18。

ポテンザはヤメちゃったそうです・・・。


ま、外観についてはこの辺で。


ドアを開けると内装は気にしてるんだな~って感じ。ピラーやルーフの内張りまで黒色で車内は「黒+のテイストになってます。

ダッシュボードもソフト素材を使用していてプラスチッキーさはないです。

ま、私は割と内装はどうでも良い派なのでプラスチッキーでも構いませんが。それで10万安いですってんならそれでも良くない?

シートもアルカンターラ使用で高そうですが、電動シートです。STIに重くなる電動シートが必要か?って言うとなんともコメントし難い所です・・・。

あとはSTIにあるまじき(?)点はメーター。

回転数計と速度計が同格置き。

そこは回転数計を真ん中に置いてほしかった。

あとはブースト計を液晶パネルに表示できるようになってましたが、動きが滑らかじゃないのでなんだか見難かったです。



走りに関してはまず、6MTです。

これも今までの6MTを小手直しして載せてるそうです。

なのでGDBユーザーからしてみれば、全く違和感の無いシフトフィールです。

クラッチペダルは当然ながらGDBより軽い。ですが軽すぎる事もなく適度な重さがありました。

86/BRZはスカスカで驚きましたが、こちらは違和感なく操作できました。

レリーズシリンダーとか移植したら私のインプレッサもこの重さにならないかしら(爆)


そしてハンドル。ステアリングギア比は13:1とGDB準拠です。全く違和感ない切れ角でした。

ただ、タイヤがGDBは235/45R17に対し、新型は245/40R18と大きいせいか、ハンドル操作は少し重かったです。

最近のひたすら軽いだけのスカスカハンドルとは真逆のセッティングで大変感心しました(笑)


加速性能に関しては試乗なので程度が知れますが、下のトルクがGDBの比じゃないくらいある。

ブーストが掛かってない(掛かりにくい)回転数でのトルクが強いです。(GRV/GVBの頃からそういう傾向でしたが)

3速で4500rpmくらいまで回しましたが滑らかに加速します。(フルアクセルじゃないのであれですが)

GDBみたいな突然グワッとした加速はしないですね。


なんでしょう?GVBに試乗した時にも同じこと書いた気がしますが・・・

速いけど速さを感じない。

そんな感じ。

GDBはブーストが掛かるとグワっと加速するので、”速い感”があるのですが、新型は変動無くサーっと加速していくのですよ。

たぶんGDBの加速の仕方に慣れてるからそう感じるだけで、普通は速いと感じるんでしょうが。


足回りについてはフロントストラット。リアダブルウィッシュボーン。Type Sはビルシュタインダンパー仕様です。

GDBに比べてソフトです。でも決して弱い感じではなく、「しなやか」といった感じ。

足は固めろっていうGDBまでとは違いGRB以降はソフト路線です。

やはり乗り心地にも気を配っているそうです。購入層が「走り屋(死語?)」ではなく「走り好きのおじさん」がメインですからね。

段差でも突き上げ感は大した事なかったです(注:GDB比)

GDBだと「ダンっダンッ」ってなるところが「タン、タン」て感じ?(これじゃわかりませんねwww)

高い旋回Gを掛けた時にどういった動きをするのか是非試してみたい足回りでした。

偏平率が40のタイヤにしては良いスポーティさと乗り心地のバランスなのではないでしょうか。


ブレーキについては、恒例のブレンボ(スミンボ)搭載でブレーキタッチはGDBと同じ。重めの車体を止めるに十分すぎる性能です。

ブレーキブースターの効きもGDB準拠のようでほんとに違和感ないタッチです。

ただ、一点つっこむとすれば、アクセルペダルとブレーキペダルの位置。

誤操作防止の為にアクセルが奥、ブレーキが手前に配置されているのですが、これが結構極端に振ってあって・・・。
※ブレーキをアクセルより手前に置くことでブレーキング時にアクセルが誤って踏まれないようにしてある。

アクセルが遠い(ブレーキが近い)です。

なので、ヒールアンドトゥしようとしたら出来ませんでした(爆)

ブレーキを爪先で踏んで踵でアクセル煽ろうとしたら届きませんでしたよ・・・。

※低速で試したのでブレーキを浅くしか踏んでなかったという面もありますが


という事で、細かい所はそんなところでしょうか。

全体を通しての印象は、マイルドになっている(GDB比)といった感じ。(加速感、足回り)

マイルドになったとは言いましたが遅くなった訳では無いですからね。

たぶん新型の方が速いと思います。


営業さんも、「GDBを本気で走らせられる人は新型のほうが楽に(速く)走れると思います」って言ってましたよ(笑)

一理あるどころか核心ですね。GVBが出た時も同じこと思いました。

良くも悪くも時代遅れのマシンなんですよねGDBも。

まぁ、好きなんでまだ乗りますが。

部品が豊富にあって弄りやすいんですよねGDBは。そこが私にとっては魅力的なのです。


でも、今の車を壊したら次は・・・な~んて考えさせられる一台でした。新型WRX STIは。

お世辞抜きに欲しいと思える車です。エンジンもEJ20なんで弄れますし(爆)

最近は、もし壊したら程度の良い同型(GDB-F)を探してパーツ移植かな~なんて考えでいましたので、乗り換え先の候補が出来るのは嬉しいですね。

MYインプレッサは色々弄りすぎてて勿体無くて乗り換えに踏み切れないと言うのもあるんですけどねwww


あ、そういえばアクティブトルクベクタリングの事に全く触れてない。

というか今日は試乗するつもりではなかったので試乗した段階でも全く忘れてました(オイ)


まずは一言言います。


普通に街乗りしてたらわかりません。


システム的にはVDCと一緒で内輪側をブレーキしてやるみたいです。その分、外輪側が多く回るというモノ。

どうやら速く曲がる為のトルクベクタリングではなく、安全に曲がるためのトルクベクタリングっぽいですね。

ランエボのAYCみたいなのとは全然違うみたいですね。(AYCはデフの作動制限を制御してる)

※当然、従来通りにDCCD、フロントヘリカルLSD、リアトルセンLSDが搭載されてます。

新型WRX STIの場合は内輪にブレーキを掛けるので内容としてはVDCそのものです。

VDCは滑り防止に働くようになってますが、それをコーナリング中も使うといったイメージでしょうか。


ざっくり斬ります


サーキット走行やスポーツ走行では絶対に[OFF]にされると思います。


なぜかって?VDCは”減速させる”制御だからですよ。

内輪にブレーキをかけたらアンダーステアは消せますが、加速できません。

アクセルを踏んでいてもブレーキによって加速を殺される(阻害される)為、コーナーの脱出加速のジャマになるでしょう。

VDCも登場してから結構経ちますが、スポーツ走行に転用されないのは加速させたいスポーツ走行において減速させる制御だからです。

曲がりやすくなるなら速く走れるようにも思えますがね。ブレーキしてる以上それはない。

→内輪ブレーキされ失速するためアクセルを踏む
→内輪ブレーキにより外輪に回転が多く行く
→LSDがそれを抑制しにいく(ロックしにいく)
→LSDロック方向により直進しようとするため更に内輪ブレーキ
→もっとアクセル踏む。
→繰り返し


となる訳です。なので、ある程度のところで内輪ブレーキを諦める訳です。

でないと停まるまでブレーキしてしまいますから。

このどこに速く走れる要素がありますか?という。

VDCが速く走る為に使えない事がわかると思います。

新型のトルクベクタリングはVDCの利用なのでスポーツシーンでは絶対邪魔になるでしょう。

なのでVDC共々OFFにされる筈。


WRX STIに新装備されるトルクベクタリングという事で速く走るための装備と勘違いしそうですが、違います。

カタログにも走行性能関係の所ではなく、「アクティブセーフティ」としてトルクベクタリングが載ってます。


まぁ、私もあまり気にしてませんでしたが。きちんと読めばそれらが読み取れる筈。


さて最後がVDCの話みたいになりましたが、そろそろ終わりにしましょう(笑)

新型WRX STI(VAB)良い車だと思いますよ。
是非試乗してみてください。
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Posted at 2014/08/29 22:11:51

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