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2017年06月01日

レリーズシリンダー交換しました

レリーズシリンダー交換しました さて、純正なのにクソ重いGDBインプレッサのクラッチペダル様。

重い代わりにスパっと切れてスパッと繋がる、スポーツ走行には最高?なフィーリングな訳ですが・・・とにかく重い。



8年乗ってもう慣れた・・・と言ってしまえばそうなのですけど(爆)

この重いクラッチペダルを軽くする方法が何かないかな??

となった時に参考にするのが、GDBより後モデルのWRX STI。

かれこれ7年くらい前になりますかGVBに試乗したときに感じた、「あれ?GDBと比べてクラッチめっちゃ軽いじゃん!!」という感想。
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直近のモデルではVABも同様に軽かったですね。

で、考えてみます。コイツらとGDBは何が違うのか?と。

馬力もトルクも基本据え置き(むしろちょっと上がってる280→308PS)なので、クラッチのダイアフラムスプリングが弱いのになってる。って事もないでしょう。

ペダルの取り付け具合(レイアウト)でも多少変わりますが、そこまで大きく変わらないでしょう。

あとはエンジンルームにある油圧シリンダー関係が怪しい訳ですが・・・。

クラッチマスターシリンダーはリザーバータンクの取り付け位置(延長具合)が違うだけで、同じっぽい。※シリンダー径は11/16インチ。

レリーズシリンダーも見た感じ同じですが・・・もしかしてこれが違うのかも?

GDB用が[30620AA150]GRB以降が[30620AA151]という品番で違うみたい。調べてみるとGRB以降はシリンダー径が13/16インチ見たいです。

GDB用が調べきれなかったのですが、11/16インチの可能性も・・・少しあるたぶん13/16っぽいですけど。

このレリーズシリンダー径が違うと、パスカルの原理(※)によりクラッチの踏力が変わります。

※[ピストンにかかる力の大きさは面積に比例する」












シリンダー径が11/16→13/16になるとなんと、18%も踏力が軽減される計算。(ストロークは18%減)

GDBとそれ以降の違いは・・・これか??


ちなみにレリーズフォークの構造(テコの原理)が変わるとやはり踏力が変わりますが、ミッションは同じTY85(違いはオイルポンプの有無くらいのはず)なのでたぶん変わってない。

さて、情報が調べきれませんでしたが、レリーズシリンダーを交換すればGRB以降の軽いクラッチが手に入るかも!?


っていうのを、GVBに試乗した7年くらい前からず~っと片隅に考えてました(爆)

優先順位の低い内容だったので手をつけてませんでした。(なにせ[クラッチが軽くなる]ってだけしか効果がないですから)

しかし、インプレッサも走行距離が15万kmとなり、私自身も年を取ってきました(爆)ので酷使しているレリーズシリンダーのリフレッシュも兼ねて手を付けようかなと。

※ちなみにレリーズシリンダーのオーバーホールキットは無く、やるならASSY交換になるようです。





ということで、GRB用のレリーズシリンダーを購入。

GDB用のレリーズシリンダー径は自分の車についているヤツを確認すればわかるんですが、面倒なので未確認(笑)

とりあえずGRB用を買って交換して、結果としてシリンダー径が変われば良し。変わらなければ単にO/H代わりの部品交換って寸法。





交換する前に、確認しておくことがコレ(笑)

クラッチペダルの重さを体重計で測定してみます。

いつも白い体重計を使っているのですが、横向きで機能しなかった(人が乗ると自動ONになるもので横向きでゼロ点がでなかった)

なので、ONスイッチが付いてる青い体重計を引っ張り出してきました。・・・ただし計量単位が0.5kg刻み(涙)

というか、なんで最近売ってるのは自動ONの体重計ばかりなのか。ONスイッチをつけろやボケが。使いにくいんじゃ!!自動ONだと風袋重量も計れんし。軽いものに反応しない。※私の使用用途が特殊なだけ。


話が脱線していくので軌道修正。

GDB純正の何も弄ってないクラッチペダル(12年・15万km選手。クラッチ交換過去1回。2回目ももうじき?)のペダル踏力は4.5kgでした。


ペダル踏むのに4.5kg必要って。アホですね・・・。


ちなみに同じように計ってアクセルが0.5kg、ブレーキが1.5kgでした。
※ブレーキはアテになりませんが





現状確認が済んだので、レリーズシリンダー交換に入りましょう。

インプレッサのレリーズシリンダーはインタークーラーの真下、ミッションの真上にあります。







この黒いのがレリーズシリンダー。クラッチペダルを踏むとシリンダーが伸びてレリーズフォークを作動させます。

交換前後で健全性を確認する為にクラッチペダルを踏んだときにレリーズが動く量を確認しときます。ペダル全踏みでの作動はここからここまで。





狭いボルト2本を外してレリーズシリンダーを摘出。隣にあるセルモーターを外して作業するのがたぶん正解です。(外さずにやりましたけど。)





摘出したヤツのシリンダー径は・・・13/16インチでした。残念GRBと一緒でした。

クラッチペダルの重さの違いはシリンダー径の違いによるものではなかったか・・・。





レリーズシリンダーの比較。
左:GRB用
右:GDB用

見た目も、シリンダー径も一緒・・・。ではなぜ品番が違うのか・・・???





ちなみにレリーズシリンダーの中身はこんなんで構成されてます。簡単ですね。
※写真は新品のGRB用

シリンダー径は13/16インチ→20.63mm





外したGDBレリーズシリンダーはピストンが渋かったです。引っかかりのある動きでなんというか・・・潤滑油のきれたゴムパッキンの動きです(そのまんまですけど)

ダストブーツに隠れていたピストントップは結構汚れてた。





ピストンを抜くと若干の汚れ具合。ゴムパッキンでシールしているところなので、ピストン自体の汚れやキズは漏れにはつながりません。





新しいGRB用レリーズシリンダーを取り付けていきます。





エア抜きをして、インタークーラーを戻したら完成。

シリンダー径は一緒でしたが、一応新品になった事だしペダル踏力の測定。


結果は?

なんと3.5kg
(最初は4.5kg)


なんで軽くなんねん!!


なにも変わってないじゃん!!


いや若干ピストンの動きは悪かったけどさ。

でもピストンの動きが渋くてもペダルの重さが重くなる訳ではないのですよ。

測定方法は[ペダルの戻る力]を測定しているので、たとえピストンの動きが渋くても重くも軽くもならない筈。

というか、この前クラッチフルードの交換しましたけどエア抜きのときにスカスカ動きましたよ(※ペダルがね。)
レリーズシリンダーが多少渋くても、ペダルに影響はほとんど無いんですよ。その程度の力関係です。

※訂正:エア抜きでペダルを動かした時はレリーズシリンダーは動かないので関係ないですね。どのみちペダルの戻る力が変わる要因ではないですけど。



・・・・・・・・やはり品番が違うだけあって、何かが違うんですかね。GDB用とGRB用のレリーズシリンダーって。

う~~ん。でもシリンダー径が変わってないなら軽くなる理由はないんですけどねぇ。


ちなみに、ペダル踏力が4.5→3.5kgになるとかなり軽くなったと感じます。

※そりゃ重さが78%に軽減されればそう感じますわ。



なんだかぱっとしませんが、う~ん。まぁ・・・結果オーライ??

軽くなったし、新品になったし。これであと10年はイケる!?





- - - オマケ - - -



外したGDB用のレリーズを清掃して整備しました。

清掃したらピストンなんかも新品みたいにピカピカ。

組んでみたら新品みたいにスカスカ動くようになりました。

これを取り付けてみたら、GDB用とGRB用でホントに重さが変わるのか?ってのがハッキリしそうですが・・・。

面倒なのでやりませ~ん(笑)
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Posted at 2017/06/01 22:14:38

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