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イイね!
2020年01月22日

GTウィング加工

GTウィング加工 さて、年末に言っていた「アレ」の話をしたいと思います。

純正ウィングを外した理由な訳ですが・・・

お察しの通り、新たなウィングを搭載予定です。



用意したのはGTウィング。

クーペの86(穹)にはやはりGTウィングが似合うでしょう。





トランクの後ろにステーを付けるバーチカルマウントタイプです。

ウェットカーボン仕様で海外製なので思いのほか安かったです。(まぁ作りもそれなりですが)

USパーツという事で、海外倉庫から直輸入だったのでどこから来るかと思ったら中国から来ました。まぁ安く作るならそうよね。





日本の車検なんてカンケーねー。っていうサイズで後ろは出るわ、幅は1590mmもあるわで普通に付けたら車検NGです。

ワイドボディキットで車幅1920mmまで拡大すればワンチャンある・・・?

って、片側72.5mmも拡大するのはちょっと・・・(笑)


という事でオーバーサイズなのでこれを車検対応にして86(穹)に載せます。

合わせるのではなく、車合わせます。加工前提の購入です。

で、失敗した時痛いから安い海外製を選んだ訳です(爆)
※どうせ付属ステ-は使用しないので高いヤツは無駄というのもある。


まず、車検の基準を確認しておきましょう。GTウィングはエアスポイラ扱いなので、エアスポイラの基準を見ます。

で、必要な所を抜き取り。
①エアスポイラは最後端になってはいけない
②高さが20mm以上の場合、付近のボディより165mm内側でないといけない。(車幅よりtotal-330mm)


大事なのはこの2つ。って事で、そのままだと見事にアウトな訳です。

まず最後端にならないようにステーを新規作成してステーの幅を短くする & ウィングを前へオフセットさせる必要がある。

次に86(穹)の車幅は1775mm。一番広いのは後輪の辺りなのでエアスポイラの付近=車両全幅と認識する。1775 - 330 =1445mm なので余裕を加味し1440mmを目標にウィングを切り詰め加工をする必要がある。




さて、結論を言うとまだ取付けまで行ってません。あくまで途中経過です。

大体の所まで進み、ミスって企画倒れになる可能性が低くなったので経過をUPしておきます(笑)





ウィングの左右を切って幅を調整します。翼端板の厚さも考慮してサイズを決定します。

プラスチックや塩ビを切るパイプソーで切っていきます。

CFRPの切断面を綺麗に切るときは目の細かいノコギリを使用しましょう。

強度的にはただのGFRPと一緒ですので手ノコで簡単に切れました。





左右とも切り落としたら、切断面を翼端板とピタッと合わさるように微調整します。

調整が終わったら、切断面の止水処置をします。
※切断面をそのままにしてると繊維に水が毛細管現象で染み込んで見た目が悪くなります。

止水処置として、低粘度の瞬間接着剤を染み込ませます。切断面にノズルをあてて塗布すると繊維にスッと染み込んで硬化し、水の浸入を防いでくれます。(※カーボン柄に影響はありません。)





両端を切り落としてしまい、縦方向の支えが無くなりますので代わりの補強を入れます

バックアップ材(固めのスポンジ状)を接着剤で固定します。





透明塩ビ板を切り出してバックアップ材に固定し、周囲をシリコンシーラントで防水します。

これでウィング内の空洞に水が入る事を防止します。




翼端板を取り付ける為の金具を作ります。

アルミアングルを切り出し、ブラインドナットでM6のボルトを取り付けられるようにします。





金具をボルトで固定します。これで翼端板が取り付けられる。





こんな感じで付く。まだ翼端板を付けておく必要はないので外しておきます。

勘違いして翼端板の向きを前後逆方向に付けてしまったが、まぁどっちでもいいでしょう(爆)





ステーをMDF板で試作します。

写真は試作2号。試作1号はちょっとオフセット量が足りなく感じたので少しオフセットを増やした試作2号の形状をベ-スにします。





左が試作2号、右が試作1号。こうしてみると違いは分かりませんけどね。

ステーはアルミで作ります。(付属のステーもアルミ製)

が、強度が必要なので結構な肉厚のアルミ板、それも大きいヤツが必要。





これは一体どんな層が買うんだ?っていうサイズのアルミ板を注文したら。届くまで1ヶ月近く待たされました(爆)

厚さ6mm、500mm x 500mm。というそこら辺の店には置いてないサイズ・・・価格も結構な・・・。

ここからステーを型取りして切り出して行きます。





ジグソーでざくざく切っていきます。

厚さ6mmとはいえアルミなので、結構簡単に切れますね。





ジグソーでは切れない細かい部分はリューター(超硬カッター)で削って形を出します。

2枚同じ物を作成。これがウィングのステーになる訳です。かなり形が見えてきましたね。

とりあえず今はココまで。




まだ切りっぱなしの状態なのでこれから切断面を綺麗に仕上げて、ボルト穴を開ける。そこから塗装へと進めます。

あとはステーと車体を繋ぐ部品の穴あけと車体への穴あけ。からの取付け・・・ですね。


チマチマと進めていましたが、完成が見えてきました。あとはよほどの事がない限り失敗はしないでしょう。

とはいえ目測で進めている部分もあるので、実際に車体に取り付けてから必要に応じて各部の調整も必要になってくると思っているので、もう暫く完成まで掛かりそうです。(ステーの塗装も冬なのでちょっと時間掛かりそう)


ブログ一覧 | 86(穹) | 日記
Posted at 2020/01/22 21:04:32

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