セローリフレッシュ計画の1stステップ。まずは外装の割れから直していきましょう。
フロントフェンダーとリアフェンダーに割れがあるので、一旦取り外して個別に補修を行います。
で、外した前後フェンダー。
外装で他に割れている所はないので、大きく補修が必要な所はこの2つ。
特にリアフェンダーの割れが激しいですね…。
で、この割れをどう直すか??
普通に考えたら、パテで…とかガラスクロスを用いて…とかなんですが。
それだと強度も出ないし、そもそも材質がPP(ポリプロピレン)という…。パテやFRPとは相性が良くない材質。
なので溶接にします。初挑戦ですが。
PPは半田ゴテで溶かす事ができる。で、溶接棒替わりのPP素材があれば溶接が出来る。…と
100円ショップなどによくある半透明な容器とかの材質がPPなのでそれを切って溶接棒代わりにするのがメジャーなようですが…。
PPといったらクリアファイルもPPじゃん。
ってことでクリアファイルを使いやすいサイズに切って、半田ゴテで割れの部分とクリアファイル片(PP)を溶かして溶接。
穴が空いていた所もクリアファイル片(PP)を溶かして盛っていき、塞ぐ事ができました。
割れの酷かったリアフェンダーの溶接が完了。
パテや接着剤ではなく、溶接なのでかなり頑丈になりました。
フロントフェンダーも取付部分の根元が左右とも割れていたので、溶接していきます。
※左が溶接実施で、右が未実施。
前側の割れは以前、裏から補強しているのですが…。
方法がガラスクロス+プラリペアという組み合わせ。プラリペアはアクリル樹脂の為PPにはくっつかないのですが、塗装を挟んでるのでそれなりの固定が出来ています。
今回PP溶接してみて強度的に良いと思ったのでこちらもPP溶接にしたいのですが、このFRP状態を外すのも大変なので裏はこのままで表からやります。
かなり余計目にPP溶接しました。
半透明のクリアファイルを溶接棒に使用しているので、溶かすと凹凸が見えなくて作業し難いです(笑)
完全に冷えて固まると写真のように白い半透明になるのですが、熱して溶けている時は完全な透明で…。
色付きのファイルを準備してそちらを使用した方がよかったかもしれません。
で、余分を落とすと綺麗に溶接できている事を確認。
均す為にPP用のパテを盛ります。
リアフェンダーの表は割れ目がそのままなので、表はパテで埋めました。
とりあえず今回はここまで。
リアフェンダーはほとんど見えなくなる場所なので割とテキトーに済ますつもりですが、フロントフェンダーはキレイに成形してあげないといけません。
どうせ再塗装するので、塗装の下地作りも兼ねてペーパー掛けしていく形ですね。
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セロー250S | 日記
Posted at
2021/01/11 20:39:26