ふと思うと染めQってまともに使った事ありませんでした。
ここ最近は2液ウレタン塗装とかを当たり前のようにやっていながら、こんなメジャー商品を使っていなかったとは。
…まぁそもそも染めるものが無かったんですけど。
しかし、染めるのに良い実験台がある事に気が付きました。
セローのハンドルに括りつけている、トレックフィールドの空気入れ入れ。
元は黒に近いグレーだった筈ですが、5年の月日を経てなぜか薄茶色に変身を遂げています(笑)
縫い糸や縁取り、取付けベルトは黒いままなのですが、本体の素材だけ色が変わっていく…
染めQでどこまで変わるかやってみようではないですか。
さーっと吹いて、乾燥させて、また次を…
何回重ねたか数えてませんでしたが(5~6回くらい?)、目的の色になるまで重ねてここまで黒く。
取付けベルトはそのままの元の色ですが、遜色ない黒さになりました。
セローに戻しました。
しかし、綺麗に真っ黒になりましたね。
退色した薄茶色の状態だとくたびれ感がすごかったですが、黒くなってシャキっとしました。
染めQを塗布した事で素材が固くなるような事もなく、フタを開閉したりしても黒色が剥離したりすることもなく。
文字通り「染まっている」という状態ですね。
ムラもなく染められましたし、難しいという事もなく簡単に施工できました。(隠蔽率が高い黒というのもありますが)
あとは耐久性がどの程度のものか?という所ですが、それはこのままセローに取付けておく事でじっくり見ていきましょうか。
さて、退色した布やナイロン製品を復活させるのには中々の効果アリな染めQですが、少々¥高めなのがネックですね。
小物だと、染め直すくらいなら新しいの買った方がいいや。ってケースも多そうです。
しかし、まだ使いたい。替えが無い。色を変えたい…etc というニーズに対する選択肢としては十分アリな商品でしょう。
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セロー250S | 日記
Posted at
2021/09/24 20:45:43