
デリカの再入庫です。
前回断念したリアデフオイルの交換リベンジです。
あとは色々と手直しをしていきます
・ドアミラーガタつき直し
・プラグ交換
・ヘッドライト配線手直し+ソケット埋め
・バンパー浮き直し
まずはリアデフオイル交換から。
替えのフィラーボルトとドレンプラグを用意してもらったので、力業で外しにかかります。
パイプレンチ+やといパイプでフィラーを撃破。
ドレンボルトもとんでもトルクで締まってましたが、こちらもロングブレーカーバーで撃破して、ようやくデフオイルを抜く事ができました。
抜けたオイルはこんな色。
金属粉もなく、着色もそこそこ。ドレンボルトのパッキンも変わっていたので、少なくとも1回は交換した事はあるようですね。
オイルサクションガンで新油を入れて完了。
各プラグは新品にして、規定トルクを守って締めます。
替えの部品を用意しておくと力業で解決できるので間違いありません(笑)
あとは時間の許す限り小物の手直しをしていきます。
まずはドアミラーのガタつき対処です。
ドアミラーの下側にカバーがあって、外すとモーターユニットの取付けネジ(トルクス)が3本あります。
これが緩むとネジと穴の隙間分ガタが発生します。
ダメ元で増し締めして見たら…
ガタつきなくなりました!!
あからさまに緩んでいたという訳ではなかったですが、ちょっと緩むとダメなんですね~…。
いや~簡単な所の増し締めで解決してよかったです。ここじゃなかったら内部のユニットのネジ緩みか、ギア損耗を疑う事になっていました。
お次はプラグ交換。
水平対向エンジンだと気合い入れてやる作業ですが、デリカは普通の直4エンジン。カバーを外すと直ぐ目の前にプラグああります(笑)
外したプラグ。
特に問題はないですが、若干焼け過ぎ傾向に近いですかね。
交換はNGK PremiumRX。
プラグ外したついでにファイバースコープで中覗いてみましたが、カーボン堆積等はなさそうでした。若干錆びのある所が見られたので、販売待ちの長期保管中に錆びたかガソリンタンクにドレン(水)があったかもしれませんね。
続いてヘッドライトの配線関係。
カスタムヘッドライトなのですが、各配線はゴチャゴチャだし、箱モノはタイラップ1本で変な所に縛ってあったり…。
ちょっと見るに堪えないので手直しします。
あと純正ポジション球ソケットも電源取りに使ってそのまま球無しで刺さってるので、これも対応します。
イカリングが両目で計4つ付いているので、純正ポジション球があるとポジションの総数が6灯になり車検NGとなります。
なので球を外した状態にして4灯です。って車検を通したようですが、球を抜いただけでは車検通りません。
使用できるソケットが存在していて球がない状態は「球切れ扱い」されるので総数は6灯であるとカウントされます。6灯はNGなうえに2灯は球切れ状態というダブルNGです。
このままだと次の車検でNG食らうハメになるので、このソケットは使用できないように加工します。
ヘッドライトの各配線はコルゲートチューブでの被覆仕様とし、カニさん(エレクトロタップ)はギボシ接続へ変更しました。
左右とも手直ししてヘッドライトを戻した状態。
箱モノもまとめて強力両面テープでいい塩梅の所へ固定しておきます。
だいぶスッキリしたと思います。
ポジションソケットは配線切断&パテで先端を埋めてブラック塗装してただの蓋状態にして復旧。
これで車検時にNG食らう事もないでしょう。
次はヘッドライト下部分のバンパーの浮き修整。
A先輩、買った店からは「ヘッドライトの防水(外側防水してる…)のせいでツメが掛からないんだ」と説明を受けていましたが、そんなことなくね??ってしか思えなかったので、ヘッドライト外したついでに確認してみるとやっぱり関係ないじゃん…。
バンパーの歪みと端っこのツメの損耗で固定できない状態なので、バンパーをちょっと前方へテンション掛ける(試しに白いPP板を噛ませてます)とだいぶ端っこは引っ込む動きを見せます。
最終的にテンション掛ける用の白いPP板をアルミ板に置き換え(PP板2枚→アルミ板1枚)て、ツメの部分には穴を空けて、針金で内側と縛って引っ張るようにしました。
左右とも同じ状態へ加工実施。
これでバンパーの浮きが完全解消されました。
これで本日の作業予定は完遂。
デフオイル交換のリベンジというより各所手直しの方が手間かかりました(笑)
こうして少しずつ気になる所を直していきたいですね。
Posted at 2024/12/15 20:57:00 |
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