
今回は既存物の作り直しネタです。
翼端板と純正スポイラーの取付穴を隠している板ですが、ボディ色に近い空色のステッカーを貼ってあります。
これをですね、ステッカー→塗装に更新しようかと。
で、翼端板は塗装だけではなくワンサイズ大きいものを新しく作ろうと思います。
まずは塩ビ板(1mm)で試作品を作りました。
※左右でボルト穴の位置が若干違うので2枚作ってます。
形はGT300のBRZの翼端版を参考にしてます。
ポリカーボネート(3mm)で本作しました。(仮付け)
保護シートを貼ったままなので曇って見えますが、ポリカ自体は透明です。
最初は硬質塩ビ板で作ろうかと思ってたのですが、耐熱温度の関係でポリカにしました。
塩ビって60℃程度まで上がると歪むんですよね(耐熱温度が低い)。対してポリカは120℃程度まで平気です。
熱源に近い所ではありませんが、真夏の直射日光で歪んでしまうとガッカリするので。
ちなみに低温時にバキンと割れてしまうリスクも塩ビの方が高いです。ポリカは低温でも割れにくいです。
耐候性は塗装してしまうので関係ありませんが、ポリカの方が柔らかい(柔軟性がある)のであまり薄いと風でぐにゃぐにゃバタつくので注意です。
ポリカの板に塗装するにあたり、プライマーはこれを使用。
ポリカ用ではないのですが、多分いけるでしょう。
穴隠しの板がポリプロピレン(PP)なので、PP用プライマーを用意したのがコレでした。
KARプライマーは「プラスチックプライマー」と書いてありますけど、説明書には「PP用」って書いてある。
まぁPPに使えるならポリカにも使えるでしょう。(なんならプライマーなしでも一応塗れますし(※))
※2液ウレタン塗料の場合です。アクリル/ラッカー塗料だと柔軟性が無くて剥がれます
プライマー→カラー→クリア で塗装。
穴隠しは新規作成して塗装です。
あ、翼端版は元々3穴仕様でしたが2穴仕様へ変更してます。真ん中のボルトを無くすことでスッキリした印象にする為です。
既存の穴隠しを取り外し。
PPの板にPP用ではない両面テープでしたが、剥がれる様子もなく今までくっついていてくれました。
剥がした感触はやはりPPへの付きの方が弱いっちゃ弱いですね。両面テープはボディ側に残る。
塗装した新しい板をペタリ。
完全同色なので少し離れると全く目立たなくなりますね。
NEW翼端版。ボルトも塗装してます。
取付け。どうでしょう?
今までよりも大きめになって存在感が増したのではないでしょうか。
大きなウィングなので翼端版がちょっと小さいかな~と思っていたんですよね。
しかし、やってみてちょっと気になる所が。
表裏ともブライトブルーにしたのですが、裏(内側)はブラックの方がよかったかな。
うん。これはブラックのステッカーを貼ってしまおう。
貼ってみた。
手持ちのステッカーがサイズがギリギリ足らず一枚貼り出来なかったので、新しく購入しました。
やぱりここはブラックの方が良いですね。奥側の翼端板は目立たない方が見栄えが良いです。
という事でマイナーチェンジ的な弄りでしたが、結構イメージの変わる結果でした。
まぁやった本人しか気が付かない部分ですが(笑)
収穫としては「KARプライマーを使ってPPとPCを2液ウレタン塗料で塗れる」って実績ができたのが一番ですかね。
Posted at 2022/01/16 17:48:12 |
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