• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

葵 由埜のブログ一覧

2023年07月01日 イイね!

クラッチ異音予防グリスアップ

クラッチ異音予防グリスアップ
86/BRZではあるあるネタと言われるクラッチ異音についての予防対応です。

クラッチを切るためのレリーズフォークのピボット部のグリス切れによりクラッチペダルを踏むとギコギコと異音が出るケースがあるようです。



とはいえ後期型では対策されたのか、あまり異音発生は聞かない気がします。

しかし部品が変わっている訳でもない(フォークもピボットも部品品番は同じ)ので、グリス塗布量を増やした。…とかだと思いますが。

まぁ、機械的に考えてみれば定期的にグリスアップは必要な部分ですので、異音が出る前にグリスアップしてみようかという訳です。




部品はこれ。

上側はレリーズシリンダーの先端(プッシュロッド)が当たります。

下側はクラッチハウジング内部のピボットが当たります。異音がでるのはココのケースが多いようです。




実車でどこにあるのかというと。ココにあります。




近づいて。ココです。

広いエンジンルーム。何処からアクセスしても最も遠い所です(爆)

真上には退かせないホースもあって作業性は非常に悪い




レリーズシリンダーを外してみるとグリス自体は結構盛ってあったっぽい。

ここはグリスアップが簡単な所ですね。




ダストブーツをはずして中の確認準備です。




鏡で中のピボット部を確認。(レリーズフォークは遊び分動かしてピボットとは少し隙間が空いた状態です)

黒いモコモコが古いグリスですね。

で、ここにグリスを塗りたいわけですが、今古いグリスがあるピボットの外側に塗っても意味がありません。

ピボットとフォークの当たり部分に塗布しないと。


指とか棒とかの先端にグリスを乗せて塗ろうとしても、奥に入っていかないのであまり意味ないんですよね。

ピボットとフォークは殆ど隙間ができないので、グリスを詰める。ってのが難しいクリアランスです。

一応、指と棒の両方試しましたが、場所も作業性も悪くイマイチでした。



どうやろうか考えた結果、プラスチックシリンジで注入することに。

これが大正解。そもそも目視できない所なので指とか棒だと目的の場所に触れるのも大変ですが、シリンジならレリーズフォークに沿って突っ込むだけ。

簡単かつ無駄なく目的の場所にグリスを注入できました。




レリーズシリンダー側もグリスをたっぷりと付けて復旧しました。

※使ったグリスはWAKOSのハイマルチグリースNo2。


これで作動確認してみると、動きがよくなった(滑らかに)感じです。

異音は有りませんでしたが、3年半で新車時のグリスも効果を失いつつありました。

ここは定期的にグリスアップした方が良い所ですね。



しかし、こんな作業でも場所が悪すぎですね。

どこからアクセスしても遠い、狭い、目視できない、と素晴らしい環境(笑)

※インプレッサも似たようなところ(インタークーラーを外してアクセス)にありましたが、レリーズフォークの上に何も無い状態になる事と、車幅が少し狭いのでアクセスはもう少し楽でしたね。

ミラー、ライトで両手が塞がると「どうやってグリスを…」って状態。手が2本では足りません。

なので、ミラーを固定してライトとグリスに集中しましたが、そもそも手を伸ばすとミラーが自分の手で見えない…(爆)

シリンジでいけるじゃん。ってなったらミラーで見る意味もなくなりましたが。


ということで、クラッチレリーズフォークのピボット部のグリスアップでした。




<おまけ>


インプレッサ(GDB-F)のやつ。

レリーズフォークの支点はそもそもピボットではなく、しっかりシャフトが通ってます。

クラッチ容量が大きかった事もありますが、やはり力のかかる所は一点集中になるピボットではなくシャフトが良いですよね。

ちなみにインプレッサはプル式、86はプッシュ式なのでレリーズシリンダーの向きが逆についているのが大きな違いですね。

※プッシュ式が多数派、プル式は一部ハイパワー車が採用する事が多いです。

Posted at 2023/07/01 19:59:07 | トラックバック(0) | 86(穹) | 日記
2023年04月15日 イイね!

86(穹)オイル交換

86(穹)オイル交換
86(穹)の定期エンジンオイル交換です。

ガレージハウスに来て走行距離が減ったので今年から3回/年→2回/年の交換サイクルに変更です。

で、2023年1回目の交換です。



オイルを抜いて。

前回交換が2022年10月。距離は1200km程しか走ってませんが、廃油の色はまぁ真っ黒ですね。

以前までは過走行気味なくらい走ってましたが、今度は走らな過ぎでシビアコンディションになりつつある…前は1200kmなんて1ヵ月あれば走っていたのに。

というか年間3000kmに届かない走行距離になるのか。。。




赤いオイルを投入。

オイルフィルターも交換します。最近はFirstGridのFGP-06を使ってます。オイルフィルターも値上がりしてて嫌になりますね~…。

走行距離的には1回/年でも良い感じですが、コンディション的にはやっぱり半年毎には替えた方が安心ですね。




20Lペール缶が空いたので洗浄してフタを用意。

物入れとして使用できるように。これはA師匠に進呈予定です。


オイル交換頻度を2回/年にすると、1缶使用しきるのにも時間が掛かるようになりますね。

今までは車とバイクに丁度1年で使い切ってましたが、1年半かかるようになるかな。




~おまけ~



エンジンルームにちょっと一手間加えてます。

分かりますかね?




黄色だったキャップ類を赤色に塗装しました。

塗装中、車が動かせなくなるのもアレなのでキャップ類は一式購入です。

-品番-
・ブレーキマスターリザーバーキャップ SU003-04244
・ラジエーターリザーバーキャップ SU003-01187
・ウォッシャータンクキャップ SU003-02690


材質がPPなのでミッチャクロンを吹いてから、タッチペンのレッドメタリック→2液ウレタンクリアを塗ってます。

中々良い感じになったのではないでしょうか。

まぁ、黄色キャップに見慣れてたので若干の違和感を感じますが(爆)

エンジンルーム内が赤だらけになってきましたね。いや統一感が出てきたと解釈しましょう。(笑)

しかしなぜあのキャップ類は黄色なんでしょうね。

補給や点検用という意味で黄色なのでしょうか…でも黒いキャップの車もあるよね。というか86(穹)だってクラッチリザーバーキャップは黒だし。

黄色じゃないと分からないような人はそもそもボンネット開けて自分でメンテなんてしないでしょうし、自分でメンテできる人は色じゃなく表示で判断できる…。あまり黄色い意味はない気がしますけどね~。

Posted at 2023/04/15 20:43:45 | トラックバック(0) | 86(穹) | 日記
2023年03月21日 イイね!

タイヤ交換(冬→夏)しました。

タイヤ交換(冬→夏)しました。
86(穹)の春準備です。

今年は暖かくなるのが早く、例年よりちょっと早めのタイヤ交換(冬→夏)です。






黒から白ホイールへ換装していきます。




換装完了です。

黒ホイールもカッコイイのですが、やっぱり白ホイールですね。




外した黒ホイールは洗って保管です。

次の冬まで壁でオブジェとして待機してもらいます。

残り溝は1.40mm/1.60mm/1.65mm/1.80mmでした。(プラットフォームまで)


しかし、急に暖かくなったからか花粉の飛散量がすごいですね。外に車を止めるとあっという間にまっ黄色になります…。

Posted at 2023/03/21 18:33:45 | トラックバック(0) | 86(穹) | 日記
2023年01月15日 イイね!

オイルレベルゲージのドレスアップ?

オイルレベルゲージのドレスアップ?
自分にしか見えないエンジンルーム内のドレスアップネタです。

黄色い樹脂のオイルレベルゲージをカッコよくしてみます。

で、用意したのが汎用品の赤いアルミレベルゲージ


取っ手のみなので、棒本体は純正部品を用意して取っ手と合体させます。




汎用品なので、ぴったり同じサイズではない…。

Oリングもサイズが合わないので、別途準備することに。




純正のレベルゲージの黄色い樹脂部分を破壊して棒の部分だけを取り出し、アルミ取っ手に入る幅に削りました。




こんな感じで刺さるように。

固定用の穴は2段階あるので、元の位置と近い穴を使います。

結果として元より2~3mmくらい棒が短くなりますが、誤差範囲という事で。

これを付属のSUSロールピンで固定するのですが…

穴とロールピンのサイズが合っていなくて、ロールピンが入りません。※穴が小さい

ハンマーで叩いても固いロールピンでアルミが削られるだけで意味がありません(爆)




話にならないので、ネジ山を切ってイモネジで固定するように加工しました。




で、イモネジ通しただけだとガタガタ動くので空洞はパテで埋めました。




パテ埋めした所は赤メタで塗装し、Oリングを取付け。

Oリングは内径8mmx線径2.5mmのものを用意しました。

<Oリングのサイズ>
・純正のヤツ    :内径9mmx線径1.8mm。
・アルミ付属のヤツ:内径8mmx線径1.8mm

なのでアルミ付属のOリングは外径が足らず、純正Oリングも使えない。内外径を合わせるように線径を太くして対応です。




純正と今回加工品の比較。

加工品の方がちょっと短いけど気にならない程度です。





車両に取付け…って言うほどでもなくただ差し替えるだけですが。

黄色だったレベルゲージが赤色になってかなり落ち着いた感じになりました。

黄色いと目立つし周りから浮いてるんですよね。なんで黄色なんでしょうか。

こうなると、他の黄色いヤツも気になってきます…。

ブレーキリザーバー、ラジエーターリザーバー、ウォッシャータンクのフタが黄色ですね(クラッチリザーバーはなぜか黒)。こっちは塗装を検討しましょうか。



ということで、性能には一切影響しない、外からは全く見えないドレスアップネタでした。

Posted at 2023/01/15 21:18:46 | トラックバック(0) | 86(穹) | 日記
2023年01月07日 イイね!

86(穹)のブレーキメンテ

86(穹)のブレーキメンテ
車検の時の制動力の検査結果で後輪の左右差が大きめだったので、一旦キャリパーを外してピストンのメンテをしたいと思います。

フルードは抜かずにピストンを動かして作動確認と清掃が今回の作業内容です。



<車検時の計測値>
右前:2730N
左前:2480N
右後:2040N
左後:1620N

前左右差:250N→0.34N/kg
後左右差:420N→0.77N/kg
※左右差の基準値≧0.78n/kg

マスターシリンダーから遠くなるごとに値が下がっているので、まぁそんなもんか。って部分もあるのですがそれにしても後ろの差が基準値ギリギリですからね。




後ろのキャリパーです。ホイールを外して、パッドを抜いてキャリパーを外します。




ピストン周辺の汚れは相応程度。特にひどいとかもなく、オイルシールからの漏れなども見当たりません。




ブレーキピストンプライヤーでピストンをグリグリ動かしてやると、最初の動きが結構硬かったですね。

一度動いてしまえばもう問題なし。




ピストンをある程度引き出して(完全に抜かないように)、ピストンを清掃。

ピストンにはグリスは塗らずに、このままピストンを奥まで押し込んで復旧します。


ちなみにグリスを塗らない理由はグリスを塗るとオイルシールが滑るから。滑るとピストンの戻り方向の力が無くなる(※1)のでブレーキの引きずりの原因になったり、すぐにまた固着したりする可能性があるからです。

※1)ピストンを押すのはフルードの力、ピストンが戻るのはオイルシールの弾性による為。
※2)ピストンにグリスを塗るのは最初の組み付け時にオイルシールを傷つけないようにする為。




こちらはフロントキャリパー。

ピストンを引き出した状態ですが、汚れは前後4キャリパーとも同じ程度ですね。

後キャリパーと比べて前キャリパーの方が固着はなく、スルっとピストンが動きました。




綺麗にしました。2年少々の使用期間ですし、軽く汚れを取るだけでピカピカになりますね。

ピストンの表面処理も良いのかな?

とはいえ、ダストブーツがピストン摺動部を覆い隠すタイプではないのでピストン表面の汚れや劣化は早いかもしれませんね。




ピストンは力ずくで戻してもいいけどツールがあると楽できます。




キャリパー4つともすべてピストンの作動確認と清掃を実施

前2つは最初から作動良好で、後ろ2つが固めでしたね。前ばかり動いて後ろ2つは動き難い状態になっていたのであの測定結果になったのでしょう。まぁそうだろうなという予想通りの結果で一安心です。

ブレーキテスターは流石に持って無いのでメンテ後の数値は出しませんが、これでブレーキバランスも元に戻った事でしょう。

普通に乗っていてもブレーキバランスは体感で分からないので、たまには今回のように作動確認と清掃をしたほうが良いのでしょうね。

という事で、86(穹)のブレーキメンテでした。

Posted at 2023/01/07 20:38:02 | トラックバック(0) | 86(穹) | 日記

プロフィール

「お知らせ:ブログカテゴリーに便利なリンク集あります。」
何シテル?   04/17 20:48
はじめまして、葵 由埜(あおい ゆの)です。 ★YouTubeとTwitter始めました。 ★できるだけ面白可笑しくをモットーに日々のクルマやバイク...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/9 >>

 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    

愛車一覧

トヨタ 86 86(穹) (トヨタ 86)
2019年冬から乗り始め。[超低重心FRパッケージ]が売りの2+2シーターFRクーペ。 ...
ヤマハ YZF-R6 R6(蒼) (ヤマハ YZF-R6)
2018年春から乗り始め。尖った性能の600ccスーパースポーツ。 2017年式(BN ...
ヤマハ セロー250 セロー (ヤマハ セロー250)
2012年春から乗り始め。オフロード車の定番。二輪二足コンセプトのトレール車。 200 ...
ヤマハ YZF-R6 R6(紅) (ヤマハ YZF-R6)
※過去所有車です ※2018/03/21 2017年式YZF-R6(BN6)との入れ替え ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation