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葵 由埜のブログ一覧

2025年05月03日 イイね!

86(白)のヘッドライトレンズ交換

86(白)のヘッドライトレンズ交換
今回は86(白)のメンテです。

86(白)様はB型なので12年選手になり、ヘッドライトが黄ばみ無数のひび割れという年式の洗礼を受けています(笑)

黄ばみだけなら磨いて塗装という選択もできますが、ひび割れがあるので塗装しても解決しません。

ディーラーに頼むとレンズ交換不可で、ライトユニット丸ごと交換になり結構なお値段になるので、ネットでリペアレンズを購入して自前で交換します。

2025年2月に86(穹)のヘッドライトインナーブラック化でほぼ同じ作業してるので、今度は少しはスピーディに出来る筈。




黄ばみ&ひび割れヘッドライト。画像でわかりますかね…。

日光の当たる上面側が酷いです。




フロントバンパーを落として、




ヘッドライトを摘出。




加熱して殻割り。

2回目ともなると加熱の具合とか感触が分かるのですんなり開きました。




新品レンズと比べてこんなに黄ばんでました(笑)




ユニット側の溝のシール材を全部摘出して、新たなシール材はトヨタ他車種の[81132-30A60]を使用。




新しいレンズにメッキパーツを移植して、殻閉じ。

コピー品レンズなので、ネジ穴の数が足りなかったり、ネジ穴の土台だけで穴が空いてなかったり(爆)と流石のクオリティを披露されました




車体に取り付けていきます。






取付け完了。

レンズが透明になりシャキっとしました。まるで新車のようです(笑)

やっぱりレンズが黄ばんでいると古く見えますね。ヘッドライトはクリアな状態を保たないといけません。

ポリカレンズは年数が経つとどうしても黄ばんで来るのでどこかのタイミングで交換したい所ですが、レンズ交換は基本やってない。かと言って高額なユニット交換はね…というジレンマ。

DIYユーザーでもヘッドライトの殻割りというとやっぱり二の足を踏む作業なので、もっとリペアレンズ(と作業)の普及をしてほしい所ですね。

整備する側としては大変なのでユニット交換で済ませたい気持ちも分かるのですが、ユーザー側としてはリーズナブルな選択肢も欲しいところですよね。

まずはメーカーさん。もっとレンズ交換がしやすい構造に変えてくれません??

Posted at 2025/05/03 19:19:55 | トラックバック(0) | クルマ関係 | 日記
2024年12月15日 イイね!

デリカ デフオイル交換リベンジ+色々手直し

デリカ デフオイル交換リベンジ+色々手直し
デリカの再入庫です。

前回断念したリアデフオイルの交換リベンジです。




あとは色々と手直しをしていきます
・ドアミラーガタつき直し
・プラグ交換
・ヘッドライト配線手直し+ソケット埋め
・バンパー浮き直し



まずはリアデフオイル交換から。

替えのフィラーボルトとドレンプラグを用意してもらったので、力業で外しにかかります。

パイプレンチ+やといパイプでフィラーを撃破。




ドレンボルトもとんでもトルクで締まってましたが、こちらもロングブレーカーバーで撃破して、ようやくデフオイルを抜く事ができました。




抜けたオイルはこんな色。

金属粉もなく、着色もそこそこ。ドレンボルトのパッキンも変わっていたので、少なくとも1回は交換した事はあるようですね。




オイルサクションガンで新油を入れて完了。

各プラグは新品にして、規定トルクを守って締めます。


替えの部品を用意しておくと力業で解決できるので間違いありません(笑)




あとは時間の許す限り小物の手直しをしていきます。





まずはドアミラーのガタつき対処です。

ドアミラーの下側にカバーがあって、外すとモーターユニットの取付けネジ(トルクス)が3本あります。

これが緩むとネジと穴の隙間分ガタが発生します。

ダメ元で増し締めして見たら…


ガタつきなくなりました!!


あからさまに緩んでいたという訳ではなかったですが、ちょっと緩むとダメなんですね~…。

いや~簡単な所の増し締めで解決してよかったです。ここじゃなかったら内部のユニットのネジ緩みか、ギア損耗を疑う事になっていました。




お次はプラグ交換。

水平対向エンジンだと気合い入れてやる作業ですが、デリカは普通の直4エンジン。カバーを外すと直ぐ目の前にプラグああります(笑)




外したプラグ。

特に問題はないですが、若干焼け過ぎ傾向に近いですかね。




交換はNGK PremiumRX




プラグ外したついでにファイバースコープで中覗いてみましたが、カーボン堆積等はなさそうでした。若干錆びのある所が見られたので、販売待ちの長期保管中に錆びたかガソリンタンクにドレン(水)があったかもしれませんね。






続いてヘッドライトの配線関係。

カスタムヘッドライトなのですが、各配線はゴチャゴチャだし、箱モノはタイラップ1本で変な所に縛ってあったり…。

ちょっと見るに堪えないので手直しします。



あと純正ポジション球ソケットも電源取りに使ってそのまま球無しで刺さってるので、これも対応します。

イカリングが両目で計4つ付いているので、純正ポジション球があるとポジションの総数が6灯になり車検NGとなります。

なので球を外した状態にして4灯です。って車検を通したようですが、球を抜いただけでは車検通りません。

使用できるソケットが存在していて球がない状態は「球切れ扱い」されるので総数は6灯であるとカウントされます。6灯はNGなうえに2灯は球切れ状態というダブルNGです。

このままだと次の車検でNG食らうハメになるので、このソケットは使用できないように加工します。





ヘッドライトの各配線はコルゲートチューブでの被覆仕様とし、カニさん(エレクトロタップ)はギボシ接続へ変更しました。





左右とも手直ししてヘッドライトを戻した状態。

箱モノもまとめて強力両面テープでいい塩梅の所へ固定しておきます。

だいぶスッキリしたと思います。




ポジションソケットは配線切断&パテで先端を埋めてブラック塗装してただの蓋状態にして復旧。

これで車検時にNG食らう事もないでしょう。




次はヘッドライト下部分のバンパーの浮き修整。

A先輩、買った店からは「ヘッドライトの防水(外側防水してる…)のせいでツメが掛からないんだ」と説明を受けていましたが、そんなことなくね??ってしか思えなかったので、ヘッドライト外したついでに確認してみるとやっぱり関係ないじゃん…。

バンパーの歪みと端っこのツメの損耗で固定できない状態なので、バンパーをちょっと前方へテンション掛ける(試しに白いPP板を噛ませてます)とだいぶ端っこは引っ込む動きを見せます。





最終的にテンション掛ける用の白いPP板をアルミ板に置き換え(PP板2枚→アルミ板1枚)て、ツメの部分には穴を空けて、針金で内側と縛って引っ張るようにしました。

左右とも同じ状態へ加工実施。




これでバンパーの浮きが完全解消されました。




これで本日の作業予定は完遂。

デフオイル交換のリベンジというより各所手直しの方が手間かかりました(笑)

こうして少しずつ気になる所を直していきたいですね。

Posted at 2024/12/15 20:57:00 | トラックバック(0) | クルマ関係 | 日記
2024年11月24日 イイね!

デリカ ギアオイル交換+α

デリカ ギアオイル交換+α
早くもデリカ整備第2回です。

前回はエンジンオイルを交換しましたが、今回はトランスファー/デフオイルの交換です。

が、その前にA先輩、先週出先でバッテリートラブル(爆)



端子の腐食大で接点不良となり、エンジン始動できず。JAFを呼んで対応(磨いて)してもらったそうで…。

全体的に錆び多めの車両ではあるのですが端子までやられていたとは。カバーのされている+端子側が酷かったようで、前回みた時は気が付きませんでしたね。




バッテリーを外してますが、このバッテリーを掴む〇端子が腐食大だったという事でこちらの交換もしたい。

自分でトライしてみたら端子を繋いでいるナットが固着で緩められなかったとの事で救援要請。




二人がかりで何とか外した端子様。と新品端子。

ナットを緩めようとしても端子が固定されていない(バッテリーに繋いでも端子が回ってしまう)ので一人が工具で固定、もう一人がナットを緩めるという。

なんとかバキーッンと緩みました。




+-両方の端子を何とか交換できました。

滅多に交換する所ではありませんがこれで懸念もなくなるでしょう。




あとは光軸が左が低くて、右が高い感じがする。ってことでちょっと壁が近いので正確ではないですが、ざっくりと調整も。

見たら左は正常位置で右がほぼ水平状態だったので、右を左と同じ高さまで下げました。




さて、あとは本件のトランスファーオイル交換から…

と思って下回りに潜って「錆びてんな~…」と一通り眺めていたら、とんでもない錆びを見つけてしまう…。




なんじゃこりゃ~!!これ何のライン??

追いかけてみるとパワステの油圧ライン(ポンプOUT側)です。

これは放置しとくとじきに穴空きますね~…。

元々はスチールに亜鉛防食されている作りですが、亜鉛がやられきって地金のスチールが錆びっ錆びになってます。

放置できないので、錆び転換塗料りたくって防食しておきます。これはその内ライン交換ですね…。





そして肝心のトランスファーオイル交換。

フィラーもドレンもガチガチに硬く締まってました。

出てきたオイルもご覧の通り…。

14年前の車ですが、1度もオイル交換されてませんねこれは…。

せめて新車数千kmの時点で一回交換しておいてほしいです。ギアの潤滑なので新車時点で金属粉が結構でます。それを排出しておいて貰わないと延々金属個入りオイルでギアの潤滑をすることになります。

エンジンオイルのように燃料油で汚染されないギアオイルがこんなに真っ黒になるまで使われるのは勘弁してほしいですね。




オイルはTAKUMIのギアオイル。




次はリアデフ。

ジャッキアップして下回りを眺めると、こちらもすごいですね~…。






ナックルやキャリパー周辺もすごい錆び。

フロア下もアンダーコートしてないので錆が点々と。

デフの固定部分なんて溶接されている取付ステーが剥離するんじゃないかというくらい錆びてきてます。




で肝心のデフ。

まずは上のフィラーを開けられるか?

…あかん!?

とんでもなく固着してます。フィラーの角を舐めるくらい力を掛けても緩みません。

浸透液掛けたりバーナーで炙ってみたりしましたが、正攻法では外せません。

力技で外す手段もありますが、それだとフィラーボルトが死ぬので今回は一旦断念しました。

次回に持ち越し、フィラーボルトを新調して今付いているフィラーは力技で外す事にします。


年式も年式なんですが、それにしても下回りの状態が良くない車両です。基本メンテもされてない様子ですし。

ぱっと見、ユーザーからは見えない所だからなのか、これをそのまま売っちゃうお店のクオリティの低さが残念ですね…。

これ、今回こうして色々見てるから気付けてますけど、知らずに乗ってたら絶対トラブル続出ですよ。(すでにバッテリートラブル起こしてますし)

他にもナンバー灯やリフレクターの固定ツメが折れててグラグラしてたり、タイラップ固定を多用してたり、ホントぱっと見だけ体裁整えました感がすごい。

しかもそれらを言うと逆切れされるわ無視されるわ、のとんでも対応…。

レベル低すぎ(笑)



不遇のデリカ様。なんとか少しずつメンテして正常化していきたいですね~。

Posted at 2024/11/24 19:56:22 | トラックバック(0) | クルマ関係 | 日記
2024年11月09日 イイね!

デリカ入庫しました。

デリカ入庫しました。
また新しい入庫車両が増えました。

最近車を乗り換えたA先輩のデリカD5(CV5W)です。

サンドベージュ(ジムニーの色→カラーコード聞いたらトヨタの4V6だそうです)にオールペンした再塗装車です。



ヘッドライトの球型調べようと球の着脱したら球固定用ツメを折ってしまったとの事で、その補修依頼エンジンオイル交換です。




ぱっと見は綺麗な仕上がりですが、要所要所に施工者のレベルの低さが目立つ仕上がりでした。

・ヘッドライトの防水が外側からブチルテープ(カスタム品の為殻割りあり)
・ランプ下部のバンパーがツメ刺さらず浮いている
・マスキング不足でブラックがベージュ側にはみ出している(フロントバンパー)
・黒塗装の液垂れ(ドアハンドル部分)
・純正っぽいバンパーガードが実は中華コピー品?(ナンバー取付け部分が異様にペラペラで薄い)
・塗装ミスト飛散あり(フォグランプ周辺、三角窓、フロントガラス等)
・黒の塗装が見るからに薄い(クリア塗装もしてない)
・クリア泡立ちあり(フロントバンパー角部)
・折り返しの内側がざらざらなまま。
・サイドミラーがガタガタしてる(内部ギア損耗か?)

 ~~等々

ざ~っと眺めていっただけでもこれはちょっとプロの仕事ではないな…って感じ。

塗装の腕自体が低い感じですが、そもそもマスキングも甘いし手抜きが多い。

こんな業者もいるんですね…。




H22製14年落ちの車なので、それなりの状態か…って部分は仕方がないですが、中間マフラーの錆びも酷いし。

排気漏れしてないから大丈夫と言われたそうですが、どうやら排気漏れしてるっぽいですし…。




ヘッドライトの配線も御覧の通り。これプロの仕事か…?

エレクトロタップ使うわ、固定がタイラップ一本だわ、配線宙ぶらりんでそのままだわ…。もうちょい綺麗に纏めて下さい。




とりあえずヘッドライトの折れたツメを直す為にヘッドライトを取り外します。

ヘッドライト外すのにグリルを外す必要があるので、グリルを取り外し。

グリルは簡単に外れますが、外した先がまた……。

フロントバンパーガードの固定がタイラップなんですが…。

バンパーも両サイドボルト入ってないし…。






真ん中のボルトもやけに錆びの溜まりが…

と思って見てみたらなんじゃこりゃ!?

固定用のステーに切った跡しかも切りっぱなしで防錆してない。

下部も浮いてるように見えるし、これなにした??

なんか別のバンパー取付けててフィッティングの為に切って曲げてた??

それともぶつけたか何かして歪んだから、一部切り取りして元の位置まで曲げ直した??

構造的に多少切ったって問題がある所ではないですが、この仕上げは酷い…。

他にもボルトが錆びっさびで放置されていたり…。

とりあえず今回見えたところは防錆塗料を塗り、タイラップ固定だった所はクイックファスナーに変更、ボルト無しのところはボルト入れました。

見えないところだからと仕上げがひどすぎる。。。





気になる所が多くて作業が進まない…。

本題のヘッドライトですが、固定金具の掛かるべきツメが2本とも折損してます。

年式なりの経年劣化によるものなのでこれは仕方がない所です。

折れたツメは回収できていたので修復方法を考えます。





材質がPPの為、接着剤関係はあまり強度出ないのでハンダゴテでPP(タイラップ)を使って部分溶接して初期強度を出します。

その後プラリペアを盛って補強して完成です。

プラリぺアはPPへの接着は対象外なのでプラリペアだけでの補修ではその内また折れるでしょうから、PP溶接しておく方が安心です。

金具(バネ)のテンションが常に掛かっている部分なので、強度は出来るだけあった方が安心ですね。


あとはヘッドライトとグリルを戻して完成です。

やる事自体は大したことないですが、プラスチック(PP)のツメの補修が出来るかできないかで結構補修金額が大きく変わる案件でしたね。




続いてエンジンオイル交換

デリカは車高があるのでちょっとジャッキアップすると十分なスペースができますね。

アンダーカバーが無かったですが、無いのがデフォルトなのか…?年式やグレードによるものか??

廃油はかなり黒いですね。納車時にオイル交換済でそこから900kmほど走ったそうですが、ちょっとそうは見えない廃油の色です。

エンジンの調子が悪い訳では無いようなので、こんな仕上げをする店の「オイル交換しました」が信用ならないですね…。(ちなみに4.1Lほどしか抜けませんでした。)




フィルターも交換。

下付けフィルターなので、オイルまみれになるヤツです(爆)




下回りを眺めていると、結構錆びてる車両ですね…。

ドラシャもかなり錆びてるし、他も各部錆びが出てます。

この年代の三菱車両のクオリティが良く分かりませんがこれが普通なのか、それともそういう環境で使用されていた車両だったのか。

下回りに防錆塗装された跡もなく、降雪地帯で塩害受けてそのままノーメンテな車両な気がしますね。

そのうち各部防錆処置はした方がよさそうですね。




フィルター交換時は4.6L指定のため、ゼロスポーツの4.5L缶を投入。

デリカはちょっと奥まったところにオイルフィラーがあるので長めのノズルがないと困るそうです。



という事で、本日ご依頼分の作業は完了。

ちょっと笑っちゃう仕上がりのカスタムデリカでしたね。お店のレベルが低いとこうなるんだ~っていういい例を見た気がします(爆)

見えないところは徹底的に手抜きや放置。そもそも見えるところも仕上げきれないずさんな仕上がりでした。

今回エンジンオイル交換しましたが、他の油脂類も絶対交換してないと思うので、早めに交換を進めて行きたい所ですね。

錆びも多くみられるので、その辺りもなんとかしていきたい所です。

まぁある意味弄り甲斐のある車両ではあるので、これからメンテ進めて行きましょう。

Posted at 2024/11/09 18:57:13 | トラックバック(0) | クルマ関係 | 日記
2024年09月19日 イイね!

86(白)のFロアアーム交換お手伝い

86(白)のFロアアーム交換お手伝い
今回は車検を目前に控えたA師匠の86(白)フロントロアアーム交換作業(お手伝い)です。

Fロアアーム(左右)のナックル下部ボールジョイントブーツが破れてしまいグリスが出てきている状態なのでこのままだと車検NGとなります。


ブーツだけ替える?って手もありましたが、ボールジョイントと他ブッシュの交換も一緒に。という事で、ロアアームASSYで手配して丸ごと交換です。

ASSYだとブッシュの圧入作業が不要(圧入済)なのでかなり楽です。

※ボールジョイント部分が単品で部品出てないって問題もありますが…(ブーツだけ交換も社外品になる)
 

<部品>
・ロアアームASSY(RH/LH) SU003-10055/SU003-10056
・キャンバアジャストボルト/ナット SU003-00399/SU003-2870
・ロアアームボルト/ナット SU003-2850/SU003-2871
・ナット/スナップピン SU003-0076/SU003-0056




新品のボールジョイント&ブーツ。瑞々しいです。




ジャッキアップしてアンダーカバーの取り外しから。

ロアアームのボルトナットのアクセスの為、アンダーカバーは外した方が楽です。




ボールジョイントのピンを抜いてナット外します。

あとはボールジョイントプーラーで抜こうと思ったら開き幅がほんのちょっと足らず、使えず(爆)

仕方がないので上から叩いて抜きました(すんなり動いた)。



ロアアームの車体側も前後とも外します。

こちらも固着等なくすんなり緩んでくれました。




摘出したロアアーム。

ブーツが割れてグリスだだ漏れです。12年ものなので当然ですね(笑)




ロアアームレス車両(爆)




あとはロアアーム前側のスタッドボルト。

こちらも部品取っていたので、交換のため取り外し。


全長の中間あたりに対辺15mmの六角が付いているので、使用できる工具が限られます。




クローフットレンチで取外して、新品を取付けようとしたら割れました(爆)

110Nmの締め付けトルクに耐えられず…。

トルクレンチが使える15mm工具がこれしかなかったので、代用を探しにアストロプロダクツにGO。このタイプのクローズドタイプ(オフセットめがねレンチアダプタ)かエクストラディープソケットがあれば…。

しかしそんなマイナー工具&マイナーサイズ(15mm)が都合よく在庫あるはずもなく(爆)




クローフットレンチ×2を買って重ねて溶接して使いました。超パワープレイです(爆)

やっぱりオープンレンチで安いヤツなので耐えられんのですよ。溶接もりもりで口が開かないようにしてやればしっかり耐えてくれました。

あって良かった溶接機(笑)




無事に取付け完了。ピカピカのロアアームです。

同じように反対側も交換しました(反対側も同じようにブーツ割れ)

<締め付けトルク>
・ボールジョイント 51Nm
・ロアアーム前 110Nm
・ロアアーム後 85Nm



あとはアンダーカバーやタイヤを戻して完了。

工具破損からの買い出し&改造に時間を取られましたが、作業自体は2人でやればサクサク終わります。(一人だとアーム取付け時の位置合わせ等ちょっと大変かな)



交換後試走に行きましたが、フロントのしっとり感&安定感向上を体感。

まぁ向上と言っても新車の頃の状態に戻っただけなのですが(笑)

ブーツ割れはあったものの、目に見えてガタがあったりブッシュがグニャグニャだったり。といった感じではなかったのですが、やはり新品は違いますね。

経年の86は折りを見つけてリフレッシュする方が良いのでしょう。(86に限った事ではないですが)




はい。という事で今回は86(白)のフロントロアアーム交換のお手伝いでした。

ウィークポイントはロアアームのスタッドボルト着脱ですね。使える工具が限られるので事前に準備して挑む事をオススメします。まぁスタッドボルトは交換しないって手もありますけどね。

A師匠積極的に潜って作業お疲れ様でした。

Posted at 2024/09/19 18:58:26 | トラックバック(0) | クルマ関係 | 日記

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何シテル?   04/17 20:48
はじめまして、葵 由埜(あおい ゆの)です。 ★YouTubeとTwitter始めました。 ★できるだけ面白可笑しくをモットーに日々のクルマやバイク...
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