
インプレッサのルーフにカーボンシートを貼ってから早5年・・・。
(※2013年5月貼り)
流石の
3Mダイノックフィルムでも劣化が酷くなってきました。
遠めでは何ともない雰囲気ですけど・・・
少し近づくと、
な~んか白ボケしてない??
間近でみたらこの通り。
フィルム表面が白く斑点状になり、紫外線硬化でいたる所がひび割れだらけに。これは流石に替え時でしょう。
と、前々から思っていたけど、やる気になれなくて絶賛放置中でした(笑)
流石に酷くなってきたし、そろそろ重い腰を上げて作業に入りたいと思います。
しかし、同じタイミングに貼ったルーフベーンはこのような劣化をしていないのがちょっと不思議。
やっぱりルーフは
水滴が溜まるのが悪いんですかね。単純な紫外線ではなくレンズ効果の影響か・・・。
さて、貼り替える為には
剥がさないといけません。
ひび割れだらけに劣化しているので、剥がそうとすると細切れになって千切れてしまうのですごいチマチマとしか剥がせない・・・。
でも糊残りは大してないのが救いですかね。
ヒートガンで加熱しながらだと多少剥がしやすいですけど・・・熱いわっ!!
半分進めるだけでもかなりの時間がかかります。
盛大に時間をかけながら、全部剥がし終えました。
残った糊はシリコンオフで拭くとスッキリキレイになります。
思っていたよりは早く剥がせたような、そうでもないような・・・。
※6時間掛かりました(爆)
5年ぶりの青いルーフ姿。
うんやっぱり黒いほうが良いかな。
あとは貼り作業です。で、何を貼るか??
少し前はカーボンシートっていったら今まで貼っていたようなドライカーボン調のものだけでしたけど、ここ最近は表面がグロス使用(ウェットカーボン調)のカーボンシートの販売も増えてきました。
3D→4D→5Dとグロス度が上がっていき、今は6Dまである??
そして、購入したのは
タロウワークスの5Dカーボンシート。
ヘッドライトのイエローフィルムもタロウワークスなのでなんとなく揃えてみただけですが(笑)
ボンネットがウェットカーボンなので、風合いを合わせてグロスの5Dを試してみることに。
表面はカーボン調シートの上にクリアシートが合わせてあるような感じ。
本物のウェットカーボンと比べるとクリア層が平坦ではない為、光を反射すると
若干モヤモヤした感じに見えます。
裏はエア抜きのミゾがあります。
霧吹きでよく塗らして、シートを乗せます。
ちなみに外気温は25℃、曇り。
本当はもっと暑い日に施工(※)しようかと思ってましたけど最近雨続きなので、もういいやと決行。
(※シートをドライヤーで暖める手間を省くため)
中央から前後方向へ貼り進めてます。
しかし、このシート・・・。
ダイノックシートよりめちゃめちゃ貼りやすいんだけど。。。
ドライヤーなしでもスイスイ貼れる。貼り進めていってもシワ寄せがこない・・・エアもかなり抜けやすい。
前半分終了です。ここまで一切ドライヤーの使用なし。
なにこのシート(笑)
5年前にダイノック貼ったときは、こんなんじゃなかったけど。
ひたすらシワとの戦いで、ドライヤーで伸ばして・・・他にシワ寄せが行って、また伸ばして・・・って延々やってたのに・・・。
シートの厚さ的には今回のヤツの方がちょっと厚いかな?ってくらいなので寧ろ貼りにくいんじゃ?って思ってたのにさ。
後半戦もスイスイ進んでしまう。
軽くスキージで撫でるだけでも殆どエアが抜けるもんだから、細かいエア抜き作業がホント少なくて済みます。
ドライヤー不使用で後半戦も終了・・・。
まじなんなのこのシート。最高なんですけど??
余分をカットして、前後はウェザーストリップ(ゴム)の隙間にIN。両サイドはルーフモールの下まで貼りこめば完成。
※この時だけはドライヤー使いました
ルーフベーンはダイノックのままにしてます。(そのうちコッチもやるかも?)
グロスとマッドなので質感は全然違います。
という事で完成図。
多少の質感の違いはあれど、全体を通してみれば本物(ボンネット)と比べても遜色ない雰囲気のウェットカーボンに見えますね。
しかし、前述の通りクリア層が塗装面のような平面さは持っていないため、近づいて見比べてしまうとシートであることは分かりますね。
とはいえ、従来のドライカーボン調シートよりも
「本物っぽさ」は格段に上。
あとは
耐久性がどの程度のものか?ってのが重要な所(爆)
3Mのダイノックですら5年でギブアップする環境で、グロスシートという劣化の目立ちそうなシートがどこまで頑張れるのか・・・。
まぁ、経過観察ですね(笑)
ダイノックはそもそも車用ではないと言う事も影響してそうですが、ダイノックよりもタロウワークス製の方が圧倒的に貼りやすかったです。
5年前のあの苦労はなんだったの?ってくらい簡単、大して気も使わずスイスイ貼れてしまいました。
気温も高くなく、日差しもなく、ドライヤーもほぼ使わず、シートが柔らかくなる要因がないのにきちんとルーフ曲面に追従してくれました。
非常に優秀な子でした。