2010/8/4 ヒューズ「SBF No5」 が飛ぶ現象
1)上り坂、左コーナー(約90度)でエンスト
(約30km/h 、 3速、 約1700±200rpm)
2)ヒューズを確認、飛んでいる。
3)ヒューズを再接続して飛ぶか確認。
(瞬時のオーバーアンペアか、継続のものか)
4)キー ONの時点で飛ぶ。
5)タイヤハウスをめくってフェンダー内を通っている配線を確認。目視問題なし。
6)ECU周りの配線も確認。目視問題なし。
7)配線を揺すってみて変化があるか見る。
8)30Aヒューズを挿してキー ONするも飛ぶ。
9)50Aヒューズを挿して再度トライ。
キー ON → OK
エンジン始動 → OK
10)これでしばらく自走可能になったが。
約15km程走行後、停車→発進時に再度エンスト。
50Aヒューズが飛んでいる。
11)60Aヒューズで再度トライ。問題なくエンジンかかる。
12)100m程走ったところでエンジンチェックランプが点いたり消えたりしている事を確認。
13)その後数百メートル走った所でエンスト。
エンスト前にガス欠のようなガフガフ症状あり(2速で十字路を左折中でした、そして十字路抜けてすぐエンスト)
今度はヒューズが切れていない。
14)ヒューズが切れていないが、エンジンかからず。
15)山形 寒河江スバルにお預け。
以上の現象、及び以前の点検結果を見るとヒューズ~ECUまでの配線には問題は無さそう。
となると、ヒューズが飛ぶのは配線接触ではないのか?
30Aの箇所に対し60Aでも飛ぶ事を確認。
最終的には60Aヒューズが切れていないのにエンジンがかからない。
これに似た事例を探してみました
↓
①BGレガシィの件
加速しようとしたら突然エンスト。
セルは回るがエンジンかからず。
エンジンルームのヒューズが飛んでた。(どのヒューズかは分かりません)
JAFの人が持ってたヒューズを挿したらエンジンかかった。
しかし50mほどでまたエンスト。
点検の結果、燃料ポンプへ繋がる配線が劣化して断裂、ショートしてヒューズが飛んでいた。
が、その後ノッキングが発生。
自己診断したらエラーがある。
そのうち勝手にエンジン停止。
エアフロをばらして組みなおしたらチェックエンジンが消灯。
しかしエンジンはかからず。ヒューズも飛んでない。
なぜ?→ 燃料ポンプが動いていなかったようです。
②GC8インプレッサ
走行中突然エンスト
ヒューズボックス内30A(SBF)が切れている。
結果、燃料ポンプ系のハーネスが原因だった。
③GDB丸目インプレッサ 少し意味が違う内容ですが。
サーキット走行中にエンストした。
振動でSBF No5ヒューズが切れて燃料ポンプが動かなくなった。
④その他
他社の車でも、ヒューズが飛びエンスト。
燃料ポンプが不良で過電圧がかかったのが原因と言う例がいくつか有る。
・燃料ポンプが不良だと内部でショートしたりする事もあるようだ
・インプレッサはキーONで燃料ポンプをかける仕様になっているので、
今回の症状と近いと思われる。
・ダイレクトイグニッションだとかプラグだとか点火系には、キー Onでは電気は行ってないはず。
・このヒューズからECUまでは点検して問題なしなので、配線ショートではない可能性が高い。
(ただしターボタイマー、3連メータなどについては不明。)
・今回、最終的に60Aヒューズが飛ばないがエンジンかからなくなったのは、
燃料ポンプが不良気味で、アンペアがハンチングしており、30Aを超えたり超えなかったりを繰り
返した挙句、限界が来た(ほんの一瞬30Aを超えてもヒューズが切れない為) 又は、 30Aを大幅に
超える電流が流れたせいで、30Aヒューズが飛んだ。
・その後ヒューズを高いもの(50~60A)に変えてしばらく走れたのはアンペアのハンチング幅以内に収まっていたからか?
・それでも60Aヒューズが飛ぶのは、根本的な燃料ポンプ等の不良が限界に達したのか?
途中のガフガフ症状は燃料ポンプの不調による症状か?それともリレーがおかしい?
・60Aと言う高電流を元々30Aの所に流し続けたせいで、燃料ポンプ等が完全に壊れた 又は、配線が溶けたり
した為、エンジンかからないのか?
・これまでに発生したヒューズ飛びですが、比較的低速走行の時に起こりやすい気がします。
①雪道低速時 3月10日
②コンビニをバックで出るとき 3月27日
③4月の原因究明中に移動させようとしたとき(発進時でしたよね?) 4月?日
④今回(登りのコーナー時&発進時&十字路左折時) 8月4日
例外として、②のコンビニに入る少し前に5速巡航時にガフガフ症状あり
④十字路でのガフガフ症状あり
といった所でしょうか。 ギアがどれとかは関係ないようです。(1速、2速、3速、5速、バックで発生)
振動についても①の件以外振動は絡んでないです。
・回転数や負荷に応じて燃圧をコントロールしているのなら、
低速時に飛ぶ→その負荷時の燃圧にうまく調整が出来ていない→燃料ポンプ等の不調 なのではないか?
・エンジンチェックランプについては分かりません。
○追記です。関係無いかもしれませんが。
・3/27と8/4の件ですが、両者ともオイル交換をした直後の発生です。
具体的には↓
3/26にエンジンオイル交換 10W-30 → 10W-50
7/30にエンジンオイル交換 10W-50 → 10W-50
ミッションオイル(Fデフと共用) 75W-90 → 80W-140
Rデフオイル 75W-90 → 80W-140
・オイル交換により、オイル劣化による粘度低下していた分と、交換したオイルの粘度上昇分を考えると、
エンジンの負荷は多少なり上がっている?
・エンジン負荷が上がるとECUでの燃調は濃くなる?(発進時なども燃調は濃くなる?)
・燃調が濃くなるということは、燃料を多く噴射する為に燃圧を上げる必要がある?
・低速時や発進時に症状が多いのは燃圧の調整がうまくいってないせいでは?
・走行中のガフガフ症状は、燃圧が足りずガス欠状態になっているのでは?
・仮にイグニッション系が過電流になっても、このようなガフガフ症状はでないのでは?
(過電流で爆発が不安定になる事はあるのでしょうか?電流足らずなら、爆発不全になりそうですが・・・)
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