え~・・・検証してきました。
気になる結果ですが
・
・
・
・
・
・
・
もう少し読んでのお楽しみに(^ ^)v
まずは検証状況ですが、
外気温 8℃
湿度 分かりません♪
天候 曇り
路面状態 乾燥
タイヤ空気圧 F220kPa R180kPa
使用タイヤ ポテンザRE-050
車両総重量 およそ1510kg
エアフィルター BLITZ SUS POWER AIR FILTER LM
I/Cスプレー 使用せず
ガソリン量 80~90%給油状態
と、日によって変化する条件等はこんな所でしょうか。
*ちなみにタービンやインジェクターは純正です。
最近の走行状況と
大きな変化はありません。
検証にはもってこい♪
ではいざ検証へ♪
早速車庫から車を発進させますが、
この時点で変化が・・・
若干ですが
車が軽いような?
発進し易い感じです。
えぇ、予想の範囲内です。
吸気抵抗の低減により
低速トルクが上がりました。
若干ですけどね。
少し分かりやすく言うと、今までエンジンが空気を吸い込もうとしていた力をタイヤを回す力に振り分けた訳です。
*吸気はピストンの上下運動によって引っ張られるので、吸気抵抗が減ればピストンの負荷が減り、その減った分の力はタイヤへ行くのです。
さて、しばらくはエンジンを温める為のんびり街乗りモードです。
レゾネーターを外したので吸気音がどれくらい増えるかと思いましたが、
2000~2500rpmくらいまでの回転数なら、音量の変化は感じません。純正エアクリBOXの遮音効果で、分かりません。
街乗りモードですが、変化したものが・・・
アクセルのツキが良いです(^ ^)v
コレはレゾネーター外した事が大きいでしょう。
ツイン吸気による配管抵抗減少も効いてるか?
街乗りモードでは判断できません(笑
さて、エンジンも温まったので飛ばします(笑
注:危なくない所でやってますからね?
エンジンの回転数を上げていくと・・・
・
・
・
・
・
・
・
・
とんでもないです!!!
まず、
アクセルレスポンスがかなり上がってます。
そしてブーストの掛かりも若干早い感じです。
いつもの感じでヒールアンドトゥすると、回転数が
300~500rpmくらい余計に回ります(汗
さて、これらの現象の理由ですが、
アクセルレスポンスは上記でも少し書きましたが、
まずレゾ外しですね。
吸気の脈動がなくなり、アクセルを開
けたらすぐに空気が入るようになった為でしょう。
*空気は
圧縮性流体なので、伸び縮みします。吸気ラインが長いと(レゾ含む)アクセルを開けても空気がすぐに100入らず、80→90→100といったように入ります。例えば、水は
非圧縮性流体ですので、100引っぱればすぐ100入ります(空気はそうは行かないのです。)
そして、今回の目玉のツイン吸気です。
レゾ外しただけでは、ここまで変わらないなと、言う程に
レスポンスが上がったので、
ツイン吸気による配管抵抗の減少は間違いなくあるでしょう。
あとは、
ブーストの掛かりですが、これもやはりツイン吸気の効果だと思います。
タービンは云わば圧縮機です。圧縮機というのは、
仕事量が一定の場合、入口圧が上がると出口圧も同じ量上がります。
例) 100kPa→圧縮機→200kPa
110kPa→圧縮機→210kPa
これと同じ事が起こっていると思われます。
通常タービンでは、空気を
引っ張って、
圧縮し、送り出しています。
この
「空気を引っ張る」事に配管抵抗が絡んでくるのでしょう。
インプレッサはノーマルでMAX240kPaまで加圧されます。
つまり
101kPa(大気圧)→タービン→240kPa です。
タービンが101kPaの空気を引っ張る際に
配管抵抗が大きいとタービン手前の吸気ラインの
圧力は下がっていきます。
例)98kPa→タービン→240Kpa
こうなるとタービンの
仕事量を増やさないと240kPaに加圧できません。=ブースト掛かりが悪い
では、
配管抵抗が少ないと・・・
どんどん空気を引っ張れるのでタービン手前の吸気ラインの
圧力が下がりません。
つまり、
タービンの効率が上がるのですよ。
98kPaを240kPaにするより
101kPaを240Kpaにするほうが、
少ない仕事量で昇圧できます。
ツイン吸気化によるタービン効率アップは考えていませんでしたが、嬉しい誤算でした♪
おそらくダクトによる走行風の取り込みも絡んでいるでしょう。(走行風圧で吸気しやすくなる)
さて、まだ走ります。
回転数を上げるとやはり
吸気音の増加を感じます。
今まで聞こえなかった音が聞こえます(笑
ヒュィィィ~~~
回転数が上がるほどうるさいです。これは好みの問題ですが私は
全然OKです(笑
そして音に関して一番「おわっ!?」と思ったのが、2速の4000~5000rpm以上で聞こえる
ヒィィィィーーーーーン という音・・・。
上記の吸気音をかき消して聞こえる壮大?な音です(笑
どうやらタービンの音のようです。
レゾネーターが無くなり、吸気が2本になったので、タービンの
空気を切る音が
吸気ラインから漏れているようです(笑
2速以外でもいくらか聞こえます。
ま、良いでしょう(笑
あとは、ブーストの掛かりがよくなった所為だと思いますが、
パワーが上がってます。
いつも通りにシフトアップすると、クラッチ繋いだときにグンっと押されます。
シフトショックレスに繋いでるつもりなのですが、アクセルのツキとパワーアップ(ブースト掛かり)のせいで、
機敏に反応するようになったのでしょう。
あとは全体的な事ですがパワーアップに関しては、
吸気温度の低下が効果あるのでしょう。
感覚ですが、2~5℃位は吸気温度下がったのではないでしょうか。
なにか測る手段を考えますか・・・(- -)
とまぁ、こんな感じでした。
まとめると
低速トルクUP
アクセルレスポンスUP
タービン効率UP
パワーUP
吸気音増加
タービン音増加
強弱はありますが、こういった変化が見られました。
あくまで、体感なので、正確な数字は出せませんし、プラシーボ効果もあるでしょう(意識して除外したつもりですが)
車種差、個体差もあるので、一概には言えないでしょう。
毒キノコ等、他の吸気方法と実際に比べた訳ではない(あくまで理屈)ので、これらとの差も正確ではありません。
しかし、
試しにやってみる価値はあるかもです。そんなに高く¥付きませんしね。
必要なのはバンパー外したりする気合と、ある程度のDIY知識!!
さぁ!気になった方はお試しあれ!?
そして、意見(感想)を聞かせて下さい(オイ
Posted at 2010/11/16 19:56:51 |
トラックバック(0) |
[過去所有]インプレッサWRX STI | クルマ