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葵 由埜のブログ一覧

2016年12月11日 イイね!

ムシのお話

ムシのお話はい。今回の小話はムシについてです。

ムシと言っても、ではないです。

そういえば虫と言えば、気温が下がってクモが居なくなったなと思ったら、駐車場隅の倉庫にカマドウマが・・・。

カマドウマは結構大きい虫なので不意に出くわすとビビリます。越冬する虫で寿命は2年くらいらしいですね。・・・やつらそんなに生きる虫なのか。

まぁバッタの仲間だと思えば平気平気・・・じゃない、カマドウマはなんか嫌。緑色だったら平気かも?

さて、ホントに虫の話になってしまったので軌道修正しましょう。


今回は、あんまり気にした事がないかもしれませんが、車やバイクに乗っていれば必ずお世話になっているムシ様の話です。

前回のブログでホイールのゴムバルブを交換しました。その中に入っていらっしゃるのがこちら。





バルブコア。通称「ムシ」です。

タイヤの空気が外に出ないように遮断し、かつ空気を入れる事ができる構造を可能にしているのがこのムシ様です。

全長約2cm程度のこの部品がすごく重要な役割をしているわけです。

チューブレスタイヤの補修や、タイヤの組み換えをした事がない人はあまり取外して見た事はないかもしれませんね。

実際に手に取って見ればどういう構造なのかは一目瞭然。そんなに複雑なものではないのですが、簡単に図解してみました。





これがムシの構造図です。(雑ですが)

エアはムシの中を通るようになっており、図のオレンジの部分でシール(密閉)されているため、通常はエアは流れません。





これがエアの流れる状態。

軸先を押すか、供給エア圧(ポンプ等)をかけるとスプリングが縮み流路が開きます。


たったこれだけの構造です。簡単でしょ?

え、イメージがイマイチ湧かない?

じゃあもうちょい絵を足しましょう。





ゴムバルブの部分も描きました。
※茶色がゴム部分で、灰色が金属部分です。

通常はこの状態で、エアが漏れないようにシールされてます。

また、ムシ本体とゴムバルブ内筒はムシの黒い部分がシール材になっており気密が保たれるようになっています。




こちらは、エア流路が開いた状態。

コンプレッサーやエアポンプで圧力をかけると、このような形で流路が開きます。

また、エアゲージでつつくとエアが抜けるのは、ムシの軸先を押してこの状態にしているからです。



という訳で、ムシについての小話でした。

小さいけど大切な部品です。たまには見てあげてくださいね。

腐食でボロボロ・・・とかも結構ある話なので。

ちなみに今回取り上げたムシは真鍮(黄銅)製なので緑色や青色に錆びます。所謂「緑青(ろくしょう)」ってヤツですね。

5円玉や10円玉の錆を想像してもらえば分かりやすいかな。

ちなみに硬貨はほとんど銅合金です。

・500円:ニッケル黄銅
・旧500:白銅
・100円:白銅
・50円:白銅
・10円:青銅
・5円:黄銅
・1円:アルミ


1円以外は銅合金なので錆びると緑青(ろくしょう)がでますね。

仲間はずれ(?)のアルミは白く錆びます。
Posted at 2016/12/11 20:36:23 | トラックバック(0) | 小難しい話とか | 日記
2016年12月10日 イイね!

セローを冬装備へ。

セローを冬装備へ。12月になりました。

雪は振るわ路面の水分は飛んでいかないわで排泥性の悪いツーリストは苦しい時期になります。

なので例年通り冬場は泥に強いGT256へ換装します。リアだけね。





真ん中の列が結構減ってますが、まだまだバリ山。まぁ冬場は大して走りませんからね。





ツーリスト様はかなりくたびれ模様(笑)

春にツーリストに戻す時に新調しようかな。





ホイールは一個しかないので、組み換えます。





ビードを落としたら、レバーで簡単に外せます。

オフ車は楽でいいです。R6と大違い・・・。





実は、R6のゴムバルブが劣化してきてるので、R6冬眠期間中に交換しようかな~と思っていて。

できれば、タイヤをホイールから外さずにゴムバルブ交換したいと思って何かないかな~?

で、アストロにこんな工具が売ってたので試しに買ってみました。

①ゴムバルブの脇にフックを差し込んで引き抜く
②外側から赤い筒をあてがい、バルブを押し込んで取付ける


という手順。普通の作業の向きとは真逆からバルブの抜き差しをします。

ホイール外したついでにセローで使えそうか実験です。





ゴムバルブの首根っこの所から、フックを捻じ込んで引き抜く。

・・・え?ん?

スポークやブレーキが邪魔でフックを真っ直ぐ差し込めません。

まぁ、車用の工具だものね・・・。

バイクはスペース的に工具が使えない事が分かりました。残念。





そもそもゴムバルブを引き抜くことはできるのか?

って思ってバルブインサーターでえいやっと引っこ抜いてみたら、真っ二つになりました(笑)

フックで一番後ろ側から引っ張れば、破断しないで抜けるかもしれません。





新しいゴムバルブをホイールの内側から入れて普通に取り付けます。

フックで引き抜くスペースもなければ、ホイールの外側から差し込むスペースもないので、今回買ったアストロの工具はバイクには微塵も使えません(笑)





そうこうしてたら、雪が振ってきました(爆)

一応気温は7℃くらいあるんですが・・・。

カーポート&追加壁で作業スペースはガードしてるので普通に作業できますけど、暖房が無いのが辛いところ?





バルブ交換したら、GT256を嵌めます。

コンプレッサーでビードを上げますが・・・

このGT256はサイドウォールがへなちょこなので、タイヤが膨らんでいくのになかなかビードが上がらない。

400kpa位入れてやっと上がるので少し恐いです(笑)

使用してる空気圧は100kpa前後なのにね(爆)





換装完了。これで泥道でもイケるセロー様になりました。

※とはいってもフロントはツーリストなので無理は厳禁




今年は雪道に挑めるかどうか分かりませんが。



昨年のシーズンオフあたりでこっそり作っていた秘密兵器様。

車用の非金属チェーンバイアスロンをセロー用に改造してました(笑)

積雪というよりアイスバーン対策ですね。GT256は雪はともかく氷に成す術がない。

昨年は作ったものの使用する機会がなかったのですが、今年は使えるかな??
Posted at 2016/12/10 20:50:17 | トラックバック(0) | セロー250S | 日記

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何シテル?   04/17 20:48
はじめまして、葵 由埜(あおい ゆの)です。 ★YouTubeとTwitter始めました。 ★できるだけ面白可笑しくをモットーに日々のクルマやバイク...
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