
数日分をまとめて小物から大物まで。
手の掛かる大物を片付けられたので、かなり進みました。
レゾネーターを外して純正ラインとのツイン吸気化してましたが、
レゾネーターに戻します。
ダクトを外して戻すだけ。って書くと簡単ですけどね。
アクセスするためにバンパー外しが必要です。
カバーも穴なしに戻します。
レゾネーターとは反対側のスペース。
ココは本来
ウィンドウォッシャータンクがあります。
タワーバーの影にあるのは本体は
インタークーラースプレータンク。私はコレをウォッシャータンクに転用してました。
※I/Cスプレータンクはトランクに移設。
両方とも正規の仕様に戻します。
これが正規の位置。
スポーツカーなのにフロントオーバーハングの最先端に重量物を配置する謎仕様。
このタンク5Lくらい入ります(=満液で5kg)。液量が目視できないので簡易なレベルゲージがキャップについている。
量の管理が難いので最低限の量を入れておく・・・って小技がやりにくい。
I/Cスプレータンクのキャップは青です。
モーターの配線も入れ替えていたのでICスプレーとウォッシャーを正規の配線の戻しました。
軽量化で
リーンフォースを外していたので戻します。
画像では撤去済みですが、自作の牽引フック(赤色)はリーンフォース復旧に伴い撤去。
ホーンも変えてるのですが、これはこのままにします。
さて、ここまではジャブみたいなもんです。ここから
大物を消化していきます。
下回りです。
見える範囲で、
エキマニ/サブフレーム/マフラーがあります。
まずはエキマニを戻しますが・・・。
これが鬼の連鎖です(爆)
まず、着脱に際して
タービン交換とほぼ同じ作業が発生します(タービンに繋がってますので)
※ついでなのでタービンもVF42(S204)→VF37(GDBノーマル)に一緒に戻します。
更にタービンを外すために、触媒を外す必要があるので、交換はしませんが一旦外します。
触媒は単品で外せないので、センターパイプからマフラーまで全部外します。マフラーは戻すのでそのまま交換します。
エキマニ・・・っていうと単品で外せても良いようなもんですが、何から何まで外さないといけないのは設計ミスなのでは・・・。
タービンアウトレットに
排気温度計(奥のやつ)を付けてますが、コレも取外し。穴はプラグ打ちします。
後ろから外していきます。センターパイプからマフラーまで丸ごと摘出。
触媒をタービンから切り離し。
これをやらないと、エキマニとタービンの接合部にアクセスできません。
タービンサポートパイプを残してエキマニ本体を外します。
サポートパイプはフランジ部分がつっかえて引き抜けないので、ジャッキで
エンジンを持ち上げてスペースを作って抜きます。
純正サポートパイプを入れます。
あとは純正エキマニを取り付ける。これでエキマニはほぼ終わり。
タービン周りの復旧に進みます。
タービンの排気側のIN/OUTはエキマニ外すために分解できているので、吸気ラインと冷却水とオイルラインが繋がっているだけ。
冷却水ラインを抜くとLLCがだばだば出てきます。それはしょうがないとして。
タービン交換で一番イヤな工程はここ → 冷却水INのホースがありえない所にあるんですよね・・・。
手に持っているのはマグネットキャッチなのですが、
この先にホースバンドがあるんですよ。
しかもドライバーで緩めるヤツじゃなくてペンチで挟んで外すヤツ。
なんとか手ははいりますが、指ではホースバンドが外せない。
まともな工具のスペースが無く、なんとかバンドを挟んだと思っても位置をずらせないというお馬鹿仕様。
ちなみに
オイルOUTに至ってはタービンの真下にあるので目視すらできません。
完全な設計ミスだと思います。
工場製造過程では、エンジン単体の状態でタービン組んで最後に触媒とドッキング。って工程なんでしょうね。でもそれだと後からの作業ではタービンの為にエンジン降ろすの?っていう事になる。
オイルOUTラインは重力落下でオイルパンに戻っていくので仕方がないかも知れませんが、冷却水INラインはちょっとパイプを上に伸ばせば手の届く範囲で作業できるのに。
そんなこんなで
イライラしながら(爆)、VF42→VF37に交換しました。
STIゲノムマフラーに戻します。
チタンマフラーを持った後だとすごく重く感じますね。
音量対策の
ECV(排気バルブ)も御役御免なのでチタンマフラーと一緒に外しました。
レイルの
サブフレームも純正に戻します。
一連のエキマニ交換作業の後だとサブフレーム交換が非常に簡単な作業に思える・・・。
インタークーラーを外したついでに、
ブローオフも純正に戻します。
BLITZのブローオフは使用期間短めで役目を終えました。
着脱の面倒な純正ブローオフになったので、
もうインタークーラーは外しません!!
もう外さなくて良い・・・筈。
これで排気系諸々が純正に戻りました。他の部分も大分純正に戻ったので、
ECUもノーマルに戻します。
OpenECUで自分で書き換えてるので、ノーマルのデータを再書き込みするだけ。
余談ですが、86もECU弄れそうなんですよね・・・。(OpenECUはスバル/三菱に対応してるのでBRZとして弄れる)
さて、あとは足回りもいっちゃいます。
HKSサスと
プロμブレーキローターを戻します。
純正ブレーキローターがすごい錆びてる・・・。
当たり面じゃなくて、ベンチレーテッドの中から大量のサビが!!(爆)
まぁ、大丈夫でしょう。倉庫保管してたので、実走行してた場合よりは錆びてない筈だ。
サスとブレーキローターが純正になると寂しいですね。
ブレーキパッドはこのままMX72を付けときます。
ちなみにサス交換する場合は左右輪同時作業です。なぜかって?
スタビで左右が繋がっているから、片輪だけ上げて作業すると復旧出来なくなります。
※スタビでアームが持ち上げられてしまうため、サスとナックルが接合できない位置になる。
久々の純正サス、すっごい隙間。こんなに車高あったんですね。
リアも同じく純正に戻します。
リアサスの着脱はリアシート一式取外しが必要なのでなんとなく面倒に感じます。
過酷な足回りという環境で支えてくれた部品達。
とりあえずHKSハイパーマックスⅣ SP は
街乗りにはオススメしない(爆)
ホントに速く走る為だけのセッティングですので。。。
プロμローターはディスクだけ交換できる2ピースなのですが、まだ交換した事無いです。スリットの1本も消えてません。
街乗りメインならあまり減らないみたい。これなら1ピースでもよかったですね。
ちなみにGDBインプレッサ用フロントはBRZフロントと同品番です。ってことは86にもポン付けできるんですね。
※リアはBRZが設定なしなので付かないっぽい。
色々と大物を片付けられたので、かなりノーマル然としてきました。
って言っても車高くらいですね。目で見えるのは。
ブログに書いてない細々としたものもやってますが省略します。
さてと。まだまだ色々と残っているので順次進めていきます。
流石に10年掛けて弄ってきただけに、戻すのも時間掛かりますね(笑)
=OMAKE=
色々触ったので問題ないかテストランします。
エンジンを掛けると、
アイドリングでややハンチングがあります。
排気系をまるっと交換してるので、ECUの補正が追いついてないだけかな?
でもECU純正に戻したから補正も標準値にリセットされてるはずなのだけど・・・。
なんとなく
空燃比がおかしい挙動にみえますが、まぁストールしないからとりあえず走ってみる。
走行開始から5分ほどでエンジンチェックランク点灯しました(笑)
エンジン停止はせず、ランプ点灯だけで普通に走れます。
戻ってきて、確認です。
一つ整備中に気になった・・・というか
ちょっとやらかしたかも?って思っていた所。
触媒の下流にあるO2センサーですが、触媒外す時に触媒は完全には外さないのでセンサーも繋いだままにしてました。
触媒の前後を切り離して、下に置こうとしたときに触媒が意図しない落ち方をしまして・・・(笑)
このセンサーの配線が”ピーーン”ってなっちゃったので、もしかしたら断線気味になったかも?っていう(爆)
ECUのO2電圧は信号が来てるので問題ないと思うのですが、一応予備品を使って確認します。
センサーにカプラを抜いたらO2電圧の信号が途絶えるのでセンサーは死んでないですね。
予備品と差し替えてもエンジンチェックランプもハンチングも変わりなし。
O2センサーは問題なしでした。
となると、症状から逆算して原因を探すしかないですね。
なんとなくエアフロセンサーを通らないで結構な量のエアを吸っている気がするんですよ。
そうなるとホースの緩みとかではなく、どこかが抜けている可能性が高いですね。
今回触った所で吸気系に繋がっているところは何処かというと、タービンとインタークーラーの何処かです。
で、ブローオフに注目・・・。
じゃ~~ん!!(ピンボケですが)
インマニからのホースが抜けてます(笑)
インタークーラーをずらしてホースを接続。。
恐らくインタークーラーとブローオフを取り付けている時に抜けたのでしょう。
この位置(スロットル下流)からエア吸ってたら空燃比計算が狂うわけだ。
エンジン掛けてアイドリングが安定している事を確認。ほどなくしてエンジンチェックランプも消灯しました。
エンジンチェックランプが直ぐに点灯せず時間差で点灯したのは、空燃比が大きく狂っているわけではなかったからでしょう。
で、実走行でもその狂いが継続し、それを補正しようとしてしきれなかった為にチェックランプ点灯になった。と。
→アイドリングが安定しない
→安定させるために、空燃比補正値を調整しにいく
→補正値の限界値まで到達
→補正しきれないという事はセンサー不良等の可能性がある
→エンジンチェックランプ点灯
というシナリオか。
まぁ一言で言ったら「整備ミス」ですね(爆)
暑さで集中力が無いんですよ。という言い訳・・・。
最初の段階で空燃比おかしいかも?って気付いてるのに、その段階で点検せずにテストランに行くのはやめましょう(笑)