ここ2、3日、ミゾレ、アラレ、氷雨、で吹雪いている。
傘をさせない車いすユーザーにとってはキツイ季節が始まる。
スタッドレスタイヤに交換した。これは故障関係なしに規定路線。
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問題は新調したばかりのミシュラン・プライマシー3 205 55 R16 の処分。
車を替えるとなると、このタイヤとホイールが不要となる。どうしたものか。
まあ、オークションに出すのが一番効率的なんだろうけれど、荷造りがめんどい。
というか、間違いなく股関節が痛い。
車いすで出荷用の準備をするのは大変だ。
ミシュラン プライマシー3 四本
205 55 R16
15年31周製 ドイツ製!
走行距離は1000キロほど。先月に導入したばかり orz
ホイールは BMW純正
エリプソイドスタイリング 16インチ
ガリ傷多少あり。
(画像は15インチ)
・・・はて、どうしたものか。
まあ、春までにオクに流すのが一番効率的なんだろうけれど、
タイヤとホイールは切り離したほうが良いのかな?その場合は作業依頼しないとな。
そのまま売るのとどっちが得かな?
一番良いのは直に引き取ってくれる方を探す、かな。
それなら僕の身体的負担ははるかに軽いわけで。
欲しい方はご一報くださいまし。
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・・・それにしても、冬タイヤ用として1サイズ落としたわけだが195 65 R15 やっぱ軽快なのは良い。走行抵抗も減るせいか、よく転がってくれる。
おかげでアクセル開度も減ってエンジンの負荷も下がるせいか、燃焼ガスの混入の量も減っているようで、「このまま乗れそうだな」とか思っちゃったりする。
まあ、廃車確定なんですけどね。うーむ、微妙な気分だ。
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修理に関して言えば、
(1)
そもそもとして、10万キロ超えのBMWのエンジンは、ヘッドガスケットの抜けはちらほらある症状らしい。オーバーヒート経験無しでも、ぶん回さなくてもなるときはなるそうな。(・・・意外に脆弱なのね。)
オーバーヒートを抜きにして考えるに、もしかしたら、環境対策重視の一般モデルのほうがガスケット周りは弱いのかも?高回転、高圧縮に耐える仕様になっているMエンジンの方がそのあたりは頑丈に作ってあるかもしれない。
ガスケットの話から逸れるけれど、最近のエンジンは、バルブタイミング可変、直噴、ダウンサイジングターボ、その他もろもろの電子制御等・・・構造が複雑で潜在的なリスクは上がっていると思う。
(2)
今回のようにクーラントに燃焼ガスが混入し続ける場合、ヘッドをおろしてガスケット交換は最低限必須。
で、メーカーが定めた交換作業時間がほぼ修理費になるわけだが(ガスケット自体はそんなに高くないし)国産中心の工場のメカさん曰く「日本車なら作業時間は8時間くらいが多い」そうで。
残念、構造が複雑なN42エンジンは作業時間11時間でした(驚)。はい、工賃ほぼ1.5倍。BMWはパッケージング重視でエンジンがバルクヘッドにめり込んでいるし、これ、たぶんエンジンを下ろさないと作業できないんじゃないかな。
・・・ここまでのガスケット交換だけで20万円以上かかるかも。
(3)
で、次にヘッドの状態が問題。ガスケット交換だけで済むなら良いのだが、大抵この手の燃焼ガス漏れはヘッドの歪みやクラックも付随してくる例が多いそうで、特に夏にオーバーヒート気味になった経験がある以上、ヘッドにはなんらかの異常があると見たほうが妥当。
希望的観測になるけれど、ネット検索して症状をいろいろ見た感じとしては、ヘッドの歪み>面研で済みそうではないかなあとは思うんだけれど、それはそれでコストが上乗せになるわけで。燃焼室やバルブ周りのチェック・テストもしていく必要があるだろうし、
ここまでいくと、おそらく30万円強ってところか。
(4)
さらに、もしヘッドのクラックやバルブクラッシュ(今回の件ではありえないが)、バルブ周りの劣化などでさらに整備が必要となると・・・。最悪、ヘッドを新調する必要がでてくるわけで、そうなると価格がさらに上乗せ。
15万キロ走ったN42仕様に新品のヘッド一式をあつらえるのはさすがに過剰。しかし、中古のヘッドを載せるのもそれはそれでリスキー。難しいところ。
・・・と、ヘッドの交換まで考えると、やがて100万円(新品調達なら)に近づいてくる。
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もしこれがMシリーズなら頑張って直す価値は見出せるけれど・・?
(Mだともっともっと高くなりそうだが)
ふむ・・・・(ガクブル)
Posted at 2015/12/05 21:03:06 | |
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E46メンテナンス | 日記